ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

VAR判定がなければサッカー界の盟主ドイツは韓国に勝てたろうに。

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前回のワールドカップの覇者ドイツが、韓国に敗れてグループリーグ敗退が決まった。試合前の予想では、ここまで全敗の韓国が7−0でドイツに負けるだろうと言われていたのに、韓国チームが奇跡を起こしたのだ。というより、このゲームのテレビ中継を見ていて感じたのはドイツの覇気の無さとツキの無さだった。ドイツのシュートはことごとく外れ韓国のカウンターを何度も受ける繰り返し、これはひょっとしてと思える韓国チームの勝機は後半のアディショナルタイムにやってきた。アディショナルタイム3分、韓国のコーナーキックがドイツのMFクロース選手の股をくぐりゴール前に、韓国のDFキム・ヨングォンがそのこぼれ球を打ち抜き先制点をもぎとったのだ。しかしこれはすぐさま「オフサイド判定」に。怒った韓国側がVAR(ビデオアシスタントレフリー)判定を要求しレフェリーはしぶしぶビデオ画面を見直し、ドイツのクロース選手がゴール直前に韓国選手の間にいたことでオフサイド判定が覆えりようやく韓国の先取点が認められたのだ。その3分後の2点目のゴールは気落ちしたドイツの守備の乱れから無人になったゴールへ韓国が流し込んだ得点だった。つまり、アディショナルタイムで起きたドイツが予想もつかなかった韓国によるゴールにドイツ選手全員が呆然自失して安々と2点目も献上してしまったのだ。VAR判定がなければ誰も疑問を持たずに前回のW杯の覇者でありFIFAランク1位のドイツの「オフサイド判定」は受け入れられていたに違いない。韓国は「VAR判定」のおかげでグループリーグ全敗での敗退を免れることができたというわけだ。