ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「3連敗かもね」サッカーU-23セルジオ越後氏の確かな予言?


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サッカーU-23アジア選手権で、日本代表がサウジアラビア戦で1-2で敗れたのに続いてシリアにも1-2で敗戦。日本は2連敗でグループリーグ敗退が決定し、同大会史上初めて決勝トーナメント進出を逃す屈辱を味わうこととなった。初戦のサウジアラビアに負けた試合の後、サッカー界の辛口評論家のセルジオ越後氏(⬆上写真左)は、「23歳以下の大会のはずなのに、(日本代表は)まるでベテランチームがやっているようなサッカーだ」と評し、「何かを懸けて戦っているチームとそうでないチームのモチベーションの差が明確に現われていたと思う。すでにホスト国として五輪出場権がある日本に対して、他のチームはこの大会で上位3位以内に入って(オリンピックの)出場権を掴み取らなければいけない。サウジのプレーを見ても、やっぱり勝負どころでは身体を張ったプレーやアグレッシブに仕掛けるプレーが多かった。それに引き換え、日本代表には気迫が無さ過ぎた、この敗戦で気持ちを入れ替えなかったら、3連敗で予選敗退もあり得るかもね」とズバリ予想した。セルジオ氏の予想通りに2連敗目を喫したシリア戦の後、唯一得点を挙げたMF相馬選手が「本当に賭けているものが違うなというのが身に沁みました」と語り、対戦相手の五輪出場に対する「気迫」をひしひしと感じた様子だったが、すでに後の祭りだろう。メンタルで「気迫」に欠けたままのU-23日本代表は、セルジオ氏の予想通り次のカタール戦でも3連敗目を喫しそうな雲行きだ。

 

 

 

井上尚弥が、あの「顔面骨折」ドネアの一撃を振り返る。

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ボクシングの歴史に残るであろう名勝負、井上尚弥(26)対ノニト・ドネア(37)のWBSSバンタム級王者決定戦。井上選手は、自身のキャリア初となる瞼(まぶた)のカット、そして右目眼窩底(がんかてい)と鼻骨の骨折という重傷を負いながらも、4階級制覇のレジェンドであるドネアに圧勝して見せた。しかし、秒殺KOでモンスターと恐れられてきた井上選手が、あれほど深い傷を負ってしまったパンチをドネアからナゼ喰らったのか、試合から2ヵ月経って、井上選手がその真相についてようやく明かした。問題の一発は2R2分、ドネアがボディアッパーからのコンビネーションの最後に放った左フックが井上の右目を直撃した(⬆上の写真)。「あの左フックだけは貰っちゃいけない。そう考えながら準備してきたんですけどね……パンチ自体は見えていたんです。ドネアの目線と肩の軌道から『ボディに来る』と予測して、意識がちょっと下に向いたところに(右目に直撃した)フェイントですよね。一瞬のスキを突かれたというか、キャリアの差というか。プロで18戦闘ってきたなかで、あれほどモロに食らったパンチはなかったですし、一発で2ヵ所も骨が折れるなんて完全に想定外。初めて『ヤバい』と思ったパンチでした。ただ、パンチ自体は見えていたので、倒れることはなかったですね」そして、「『この(ボヤケた)視界じゃ絶対に倒せない』って、冷静になれたんですよ。(次の)3Rからすぐ、ポイントを取りながらジャブを突いて進めていく、本来、自分が得意とするスタイルに切り替えられた。もし、『あの左』を貰わずにラウンドが過ぎて行っていたら、ハイテンションな状態で貰っていたら、違った展開になっていたと思うんです」視界がボヤケるほどの左フックをドネアに不意打ちされたことで、次のラウンドから戦術を変え、11Rで強烈なレバー打ちでドネアをリングに這わせた井上尚弥、モンスターと呼ばれる所以(ゆえん)である。

 

 

 

 

 

意外、ゴーンと日本の司法対決に、海外メディアが日本に味方。

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日産元会長カルロス・ゴーン被告が、逃亡先のレバノンで開いた記者会見。世界から駆けつけた100人以上の報道陣の前で、ゴーン被告は日本の司法制度に対する批判を行った。しかし、2時間30分にわたる記者会見で、無罪を示す具体的な証拠や書面を示すことはなかったゴーン被告。ニューヨーク・タイムズは、「もしゴーン被告が真剣に潔白を証明したいのであれば、劇場型記者会見で行ったよりも、はるかに説得力のある主張をする必要がある。日本は、司法制度に根本的な再考が必要かどうか、吟味する必要がある」と述べ、ブルームバーグは、「公平を期して言うならば、少なくともゴーン被告は、記者会見を司法からの逃走をめぐるドラマチックな詳細を披露する場には使わなかった。なぜならば、それがどんなにエキサイティングなものであろうとも、それが本題ではないからだ」とゴーン被告が自らの容疑をめぐる疑問に答えられていないことを指摘。メディアや法廷での説明が必要だとして、次のように記事を結んだ。「いずれにしても、法の裁きは下されなければならない」。つまり、海外のメディアはゴーン被告を擁護するどころか日本の司法制度に従え、と言わんばかりの論調だ。ゴーン被告が、自らの役員報酬額を実際の報酬額よりも少なく見せかけた 有価証券報告書への虚偽記載は、海外の国々でも周知の事実であるため、ゴーン被告が日本の司法制度を批判する事で自らの罪を揉み消そうと企んだ今回の記者会見に、海外メディアの反応は冷ややかだった、と見受けられた。

トヨタ車のネーミング、ISIS(イスラム国)を世界中が笑った。

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Facebookに、「日本の自動車メーカーが車につける名前をどう思う?」というスレッドがたった。それに対する外国人の反応が面白い。「トヨタのISIS(イスラム国)は最高だった」「スズキのハスラー(英語だと賭博師・詐欺師)を見ると少し笑ってしまう」「三菱パジェロは南米では売れないね。スペイン語では性的な単語(自慰)になってしまう」「最悪なのはN-BOX、レヴォーグ、ラピュタみたいな存在すらしない単語のネーミングだ」「モコやタントはいつ聞いても笑える。あとスイフトは全然意味通り俊敏じゃないよね」「男らしい速い車をフェアレディ(美しい女性)と呼ぶのはあり得ない」「問題無いネーミングもあれば奇妙なものもあるね(笑)」。外国人から見て奇妙な日本車のネーミングは、単語の意味を十分に調べないで、日本人として語感の良さだけでネーミングを決めているからだろう。ダイハツのネイキッドは英語で「裸」になり、三菱レグナムは、英語の「legs numb=足が痺れる」という発音に似ている。いすゞのビッグホーンは、英語のスラングで男性器を表し、日産のフーガは英語圏では”腐りかけのマッシュルーム”を連想させるという。外国の若者たちは、日本車のネーミングは困惑するし一貫性が無いとする一方で、「トヨタのレクサス、日産のインフィニティあたりは凄くカッコいい ネーミング」だと高く評価し、結論的には、「(日本のメーカーが)つけたい名前をつければいいよ、車そのものが素晴らしいならネーミングなんて気にならない」とし、ネーミングではなく性能で勝負する日本車への信頼性は、海外でも依然として高いことが伺える(笑)

 

「胸に大きなロゴ入れるの止めて」GAPを若者が見放した。

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アメリカ発で、1969年創業の老舗ファストファッションブランドGAP、アメリカ国内での店舗の大量閉鎖や日本では、若者の街、渋谷・原宿からの撤退など、かつての人気ブランドの凋落ぶりが目立ってきている。そんな中、アメリカのCNBCテレビがGAPの凋落ぶりをニュースにすると、アメリカ国内の若者から様々な意見が寄せられた。「セーターやジャケットにいちいちGAPのロゴを入れるのはやめて下さい」「GAPの巨大なロゴが入ってる服なんて誰も着たくないと思います」「デザインがベーシックすぎて無難すぎる。個性がゼロ」「なんていうかすご~く退屈なデザインなんだよね。つまらない」「GAPは品質は下がって値段は上がった。そう最悪のパターンね」「この15年、同じスタイルやロゴの使いまわし!」「GAPってまだあったのか。完全に過去のイメージ」「GAPではもう何年も買ってない。ウォルマートレベルの品質なのに値段は高い」「もう1998年じゃないからね。新しいスタイルのファッションづくりを頑張ってください」などなど、アメリカ国内では、GAPはすでに過去形で語られ始めているようだ。その原因は、GAPがアメリカンカジュアルをベースにあまり変わり映えしないモノ作りを繰り返し、ファッショントレンドがどのように動こうとも消費者に提案するのはいつも同じようなチェックシャツにデニムにチノパンばかり、というワンパターンな考え方が、消費者に飽きられてしまったようなのだ。若者達のGAPへの意見の最後にこういう皮肉な意見があった。「GAPの代わりにsupreme(最高品)っていうロゴを付けたらどう?」(笑)

 

「不倫のススメ」寂聴さん97歳からのトッピな遺言。

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100歳まで今年6月にあと2年となる瀬戸内寂聴さんが、最新著書『寂聴 九十七歳の遺言』の中で「不倫でも何でもやったらいい!」と発信している。「若い人だけじゃない。四十代、五十代になると、恋愛なんてもう出来ないと思いこむ人が多いようです。それは、ほんとに好きな人とめぐりあっていないだけ。いくつになっても気になる人がでてきます。恋は雷に打たれたようなものなんです。 不倫だってそう。『結婚している人を好きになっちゃいけない』なんて言われても、ほんとに好きになったら止まりません。昔は、よその旦那や女房と仲よくなったら牢屋に入れられました。姦通罪で警察に捕まって社会的に切られてしまったのです。それでも、不倫は懲りずに人々の人生につきまとっていました。生まれてきた以上は、やはり好きな人にめぐりあって愛しあった方がいいに決まっています。相手に奥さんがあろうが旦那さんがあろうが、そんなのは問題じゃない。年齢だって関係ありません」と不倫についてもおおっぴらに肯定している。寂聴さん自身も、夫の教え子と不倫し、夫と長女を残し家を出て小説家となり、有名作家だった井上光晴氏との不倫にいたるまで豊富な不倫遍歴の持ち主だった。文化勲章受章者であり、僧職にも有る97歳の寂聴さんからの「ススメ」だからといって、一般人がうっかりこれを鵜呑みにしたならば、きっと痛い目にあうに違いない(笑)

お正月、TVで「格付けチェック」見た人は恥の文化人。

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正月に放送されたテレビ番組「芸能人格付けチェック」が史上初の平均視聴率21・2%(ビデオリサーチ調べ)を記録した。正月特番としてはぶっちぎりの1位だったという。その人気の理由は、出演者が“高級品”と“安物”を見分ける問題に挑戦し、正解数に応じて、“一流芸能人”から“映す価値なし”まで芸能人としてのランク付けを行うという単純明快な内容。大御所と言われる芸能人たちが、高級な牛肉と豚肉の区別もつかず、“映す価値なし”とまでレッテルを貼られ、司会の浜ちゃんからこき下ろされる、その芸能人たちが赤っ恥をさらす爽快感がたまらない、ということのようだ。自分は傍観者の立場でいて、他人が失敗に見舞われたのを見聞きした時に生じる、喜び、嬉しさといった感情が沸き起こるのは、日本人特有のモノのようだ。アメリカの女性人類学者ルース・ベネディクト氏が書いた著書「菊と刀」の中で、欧米人の文化は「罪を基調とする文化」なのに対して日本の文化は「恥を基調とする文化」である、と指摘したが、高視聴率を稼いだ「芸能人格付けチェック」の話を聞く限りでは、他人のかいた恥を笑いたがる人たちが日本ではこんなにも多いのかとあらためて認識させられた。「罪の文化」の欧米では人は常に「正しいか正しくないか」が問われるが「恥の文化」の日本人は常に「恥ずかしいか恥ずかしくないか」が問題にされる、だからこそ、芸能人がみんなの前で恥をかく「格付けチェック」が高視聴率を取ったという事だろう(笑)