ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「胸に大きなロゴ入れるの止めて」GAPを若者が見放した。

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アメリカ発で、1969年創業の老舗ファストファッションブランドGAP、アメリカ国内での店舗の大量閉鎖や日本では、若者の街、渋谷・原宿からの撤退など、かつての人気ブランドの凋落ぶりが目立ってきている。そんな中、アメリカのCNBCテレビがGAPの凋落ぶりをニュースにすると、アメリカ国内の若者から様々な意見が寄せられた。「セーターやジャケットにいちいちGAPのロゴを入れるのはやめて下さい」「GAPの巨大なロゴが入ってる服なんて誰も着たくないと思います」「デザインがベーシックすぎて無難すぎる。個性がゼロ」「なんていうかすご~く退屈なデザインなんだよね。つまらない」「GAPは品質は下がって値段は上がった。そう最悪のパターンね」「この15年、同じスタイルやロゴの使いまわし!」「GAPってまだあったのか。完全に過去のイメージ」「GAPではもう何年も買ってない。ウォルマートレベルの品質なのに値段は高い」「もう1998年じゃないからね。新しいスタイルのファッションづくりを頑張ってください」などなど、アメリカ国内では、GAPはすでに過去形で語られ始めているようだ。その原因は、GAPがアメリカンカジュアルをベースにあまり変わり映えしないモノ作りを繰り返し、ファッショントレンドがどのように動こうとも消費者に提案するのはいつも同じようなチェックシャツにデニムにチノパンばかり、というワンパターンな考え方が、消費者に飽きられてしまったようなのだ。若者達のGAPへの意見の最後にこういう皮肉な意見があった。「GAPの代わりにsupreme(最高品)っていうロゴを付けたらどう?」(笑)