ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

インスタグラムで「肛門日光浴」が流行、百聞は一見にしかず。

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ヨガインストラクターのトロイ・ケイシー氏が「肛門の粘膜に日光を30秒間当てることは、1日中日光浴を行うことと同じ効果がある」と、buttholesunning(肛門日光浴)の有効性を主張。この主張に賛同したmetaphysicalmeaganさんがInstagramで肛門日光浴を実践していることを写真入りで報告したところ、この投稿がTwitterで拡散され、記事作成時点で1万8000件以上のリツイートと8万9000件以上のいいねを集めるほど話題となった。自分の「肛門日光浴」の写真(⬆上の写真)をInstagramに投稿する人々が次々に登場。肛門日光浴専用のハッシュタグ「#buttholesunning」まで誕生しているのだとか。まさに「百聞は一見にしかず」インスタグラムの影響力は何とも凄まじい。ラトガース大学の栄養科学者であるジョシュア・ミラー氏は「太陽にお尻を向けて日光を浴びた方がいいと思うこと自体は奇抜ではありません」と述べ、「手や顔よりも、背中やお尻を太陽に向けた方が日光にさらされる皮膚面積が増え、1分あたりのビタミンD生合成量が増加する可能性があります」と説明している。その一方で、ミラー氏は「体の部位によって、単位面積当たりのビタミンD生合成量が変わることは証明されておらず、肛門日光浴が健康にいいことを示す科学的根拠はありません」と断言。ミラー氏によれば、日光浴の効果は場所や時間、年齢、肌の色、季節など多くの条件で変わってしまうため、「どのように日光浴をすればビタミンDを効率的に生合成できるか」については検証が難しく、はっきりしていないのだとか。寒い季節の到来、ビタミンDを摂取するために日光浴が必要なのはわかっているけれど、太陽に向かって肛門を晒す勇気はあなたにありますか(笑)

 

アメリカの女性脚本家の疑問、日本人の「パリ症候群」とは?

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米人気テレビ番組「Last Week Tonight」の脚本家で絵本作家としても知られるジル・トゥイス(⬆上の写真)が、頭から離れないという日本人にまつわる「パリ症候群」という言葉についてツイートした。「(日本には)パリ症候群という言葉がある。パリが思ったほど良くなくて酷くショックを受けること。パリを訪れる日本人は特に感受性が強いみたい」とつぶやいている。彼女が不思議がる日本人の「パリ症候群」とは一体何なのか。今から28年前の1991年に、精神科の医師太田博昭氏が「パリ症候群」という著書を出版したのがそもそもの始まりだった。流行の発信地」というイメージに憧れてパリで暮らし始めた日本人が、現地の習慣や文化などにうまく適応できずに精神的なバランスを崩し、鬱病に近い症状を訴える状態を指す精神医学用語だった。現代では「パリにやってきてほどなくののちに生気を失った顔で帰国する日本人女性」を指す言葉へと変化している。「街中をファッションモデルのような人たちが歩いている」「みんなルイ・ヴィトンを身に着けている」などテレビ映画などによってつくられたパリのイメージに影響を受けた日本女性が、胸に描いてきた理想のパリと現実のそれとのあまりに落差がある薄汚れたパリの街並などに対する当惑によって混乱してしまう心の状態を「パリ症候群」と呼んでいる。ジル・トゥイスがツイッターで訝(いぶ)かったように、地球がどんどん狭くなっている現代に生きる日本女性は、そろそろ「パリ症候群」から抜け出す時、が来ているのかもしれない(笑)

イエスの教えと違った?ローマ教皇の悩み相談の答え。

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先日、東京カテドラル聖マリア大聖堂で開かれた「青年との集い」に出席したフランシスコ・ローマ教皇は。小学4年生の時にフィリピン出身の両親と日本に移住したレオナルドさん(⬆上の写真)が子どもの頃、『外国人だからダメ』『デブ』『キモイ』と、周囲に言われ続けた幼い頃に体験した差別の苦しみを教皇に訴えると、フランシスコ教皇はレオナルドさんに歩み寄り、手を握りしめ耳元でこう語りかけた。「デブと言われたら『君みたいにヤセてる方がかっこ悪いよ』と言ってやりなさい」と。レオナルドさんはこの言葉を聞いて「心がすごく楽になった」と教皇の手のぬくもりやユーモアを込めたその言葉から受けた感動を隠しきれない様子だった。難民申請者も招待されたこの集会で、教皇が強く訴えたのは、誰かを排除し分断や対立をあおるのではなく、人の尊厳を守る寛容さの必要性だった。ところで、フランシスコ教皇の言った差別的発言という言葉の暴力に対して同じように差別的な言葉の暴力を使って返すという方法は、イエス・キリストの教えに背いていないだろうか、とふと思った(笑)「右の頬を殴られたら左の頬を差し出せ」という新約聖書『マタイによる福音書』第5章に登場する、有名なイエスのこの言葉に教皇は背いていないだろうか?イエスが説くキリスト教とは「慈悲と許しの宗教」という非暴力のはずなのに「言葉の暴力には言葉の暴力で返せ」とも取れるこの助言はキリスト教の総本山のローマ教皇の言葉としては「ケアレスミス」と感じたのは私だけなんだろうか(笑)

 

小6少女誘拐、なぜスマホ会社は知らぬフリを決め込むのか?

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大阪の小学6年生の女の子が誘拐された事件、400Km離れた犯人と少女を結びつけたのは、スマホを使った『Twitter』のDM(ダイレクトメッセージ)だと判明した。女の子の両親は「スマートフォンを5年生くらいから持たせており、月に何度かチェックしていた」のにそのチェックが完全ではなかったことがわかった。『Twitter』は13歳未満の利用を禁止しているのにも関わらず少女がTwitter』のDMで誘い出されたのは、使うことを認めた親の責任とされているが、果たしてそうだろうか?親の側のチェックが不十分だったことを責めるより前に小学生誘拐に使われたスマホを販売したメーカーが、購入の際に親に対して「子供が持つことの危険性」を厳重にレクチャーすべきではなかったのか。親が子供のスマホ利用状況を確認するためのアプリ、利用時間の制限や確認、インストールの制御などのできる「スクリーンタイム」や「ファミリーリンク」などの管理機能についてメーカー販売店は親に対して詳細にしっかりと説明をしていたのだろうか。スマホの機能をよく理解せずに子供にスマホを与えている親がほとんどだからこそ、メーカー側は親に対して「子供のリスク管理」を徹底させる責任があるのではないのか。親がいくらチェックしても、子供はそれをすり抜ける能力がある、メーカーはこの手の事件の再発防止のためにも子供にスマホを与える親に対して知らんぷりを決め込まず徹底的に「スマホの管理方法」についてレクチャーする時間を設けるべきだろう。

イモトアヤコが目の前で手紙を読む姿に、彼の心が動いた。

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タレント・イモトアヤコ(33)が生放送された日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ」の番組内で結婚を発表した。お相手は同番組のディレクターの石崎史郎氏(41)。数々の海外ロケを共にし、2年前の南極のヴィンソン・マシフ登山で石崎氏が高山病でリタイアして1人になった時に「この方にすごく支えられてるんじゃないかと気づいた。この人のために頑張りたい」と思ったという。イモトアヤコは海外ではしていたけど日本では一度もしたことのなかった石崎ディレクターを食事に誘い告白することを決意。しかし直接それをいうことは恥ずかしいので手紙に書いて目の前で「石崎さんのことが大好きです、結婚したいと思っています」と読み上げ初デートの日に逆プロポーズした。石崎ディレクターはこれに対して「考えさせてくれ」と返答を保留したが、半年後に石崎氏から正式な返事があり交際をスタートさせたという。ここで肝心なのはイモトアヤコが言葉で結婚したいと伝えるのではなく手紙をしたためて告白した点だ。言葉だと冗談と思われるかもしれない、考えに考え抜いたであろう彼女の手紙による逆プロポーズに石崎氏は思わず心を動かされたに違いない。もちろん、好きな相手と本気でぶつかり合い、お互いの素の部分をさらけ出しあってきた歳月があったからこそイモトアヤコは金的を射止められたのかも知れない。しかし、33歳のイモトと41歳の石崎氏、お互いが現実の結婚へと踏み切る「キッカケ」を掴むのは難しい年齢だ。イモトアヤコは、相手の目の前で手紙を読み上げるというアイデアで、大人同士の2人が結婚へと踏み切る「キッカケ」を演出した、彼女の健気なそのこころに「オメデトウ」と言ってあげたい。

 

 

SNSを参加者が次々削除、安倍首相「桜を見る会」アトの祭り。

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安倍首相が主催する「桜を見る会」が炎上している。安倍晋三首相は「税金の無駄遣い」ではという批判を受けて、来年の開催中止を急遽発表して幕引きを図ろうとした。一方で騒ぎが大きくなる中、「桜を見る会」に出席した参加者たちが次々に参加した事実を報告したSNS上の写真やブログを削除した(⬆上の写真)。参議院議員で自民党幹事長の世耕弘成氏も安倍総理「桜を見る会」のブログ部分を消去。理由は「後援会メンバーの顔が写っているから」だと説明。しかし、後援会の方々との他の会合などか、まだアップされたままなのに、「桜を見る会」の部分だけを削除している。安倍首相の選挙区である山口県の友田保県議は自らのブログに「下関市・長門市そして山口県内からの招待客400人による安倍首相夫婦を囲んだ盛大なパーティーが開かれました」などといった記事を掲載していたのを削除した。斯くの如く「桜を見る会」を主催した安倍首相の「来年の開催中止」の発表といい、参加者による「桜を見る会」のSNS上の写真やブログの削除といい、主催者側も参加者側も、この催しが明らかに政治的な意味合いの濃い催しであり、何となく後ろめたさを感じていた催しであったことは明白な事実だろう。来年は中止と決まったが、野党は「これで一件落着にはさせない」と一応息巻いてはいるが、かつて民主党政権時代の「桜を見る会」でも実質的に後援会活動の一環とみられた催しだったことを考えると、この騒動はいつの間にかフェードアウトしてしまうに違いない。

ローマ法王の心を震わせた長崎の少年の1枚の写真。

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長崎の原爆で亡くなった弟を背負い、火葬の順番を待つ1人の少年の写真(⬆)。口を固く結び、息絶えた弟を背負って直立不動の姿勢をとる少年。終戦後に長崎に進駐した米軍の従軍カメラマン故ジョー・オダネル氏が撮影した「焼き場に立つ少年」というタイトルのこの写真を昨年バチカンを訪れた田上長崎市長がフランシスコ法王に直接手渡した。この写真を見た法王は「写真を見て胸を打たれた。このような写真が千の言葉よりも多くを語る。だから分かち合いたいと思った」とこの写真を用いてローマ法王庁のクリスマスカード(上の写真)を作成して昨年末に配布した。法王はカードの裏面に「戦争が生み出したもの」という言葉を記載し、「幼い少年の悲しみはただ、血のにじんだ唇をかみしめるその身ぶりの中にのみ表現されている」という短いキャプションと法王自身の名をサインしている。アメリカCNNのバチカン担当記者ジョン・アレン氏は「フランシスコ法王が年末年始の休暇期間中に特定の画像を配布するよう依頼したのは今回が初めてだ。これは法王が、写真のメッセージがいま特に重要だと考えていることを示唆している」と語った。世界で唯一の被爆国である日本の政府は、核拡散防止条約に出席もせず、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のノーベル平和賞受賞に対しても、何のコメントも発表しなかった。今回来日したローマ法王が被爆地である長崎・広島を巡礼する姿に、我が国の政府要人はどういう想いを抱くのだろうか。