ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ニューヨークタイムズの意見、6ヶ月後「大坂なおみ」は日本人になるか。

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プロテニスの世界女王となった大坂選手の誕生日が半年後の10月に迫ってきている事を受けて、ニューヨーク・タイムズ紙が、「大坂なおみは日本とアメリカ、どちらの国籍を選択するのか?」というタイトルの記事を掲載した。日本の法律では今年10月に彼女が迎える22歳の誕生日までに、日米いずれかの国籍を選択しなくていけないことになっている(法律上多重国籍は認められていないが、罰則規定はない)。記事を読むと日米の有識者が様々な意見を述べており、アメリカのように日本も二重国籍を認めるべきだ、あるいは彼女が有名人過ぎるため日本政府は彼女を二重国籍のままでいいとする事は出来ないだろう、と言った意見もある。このニューヨークタイムスの記事に対してSNS上でも各国からの様々な意見が投稿されている。「当然アメリカ国籍でしょ。だって3歳からアメリカで暮らしてたんだもん」アメリカ人。「彼女のような特別な才能を持った人たちだけ、例外として二重国籍を認めるわけにはいかないのかな」南アフリカ人。「彼女の税金を軍需産業に投入するアメリカじゃなくて、有益に使ってくれる日本を選ぶべきだと思う」アメリカ人。「アジア人はアメリカを選んだ方がいいと言いアメリカ人は日本を選んだ方がいいと言う」オーストラリア人。「日本人のままでいよう。日本人として生きる事で世界中で自慢出来る権利を得るわけだし、世界のどこに行っても敬意を払われることになるのだから」アメリカ人。「僕なら日本国籍を選択する。日本のパスポートは世界最強だから。それに振る舞いを見てると、彼女は完全に日本人だよ」フィリピン人。6ヶ月後、大坂なおみ選手が日本とアメリカどちらの国籍を選択するのか世界中が注目するなか、結局選ぶのは彼女本人だ。来年の東京オリンピックでの金メダル欲しさに日本国籍を彼女に無理強いすることだけは、慎むべきではないだろうか。

IQが低くてもEQ(心の知能指数)が高いと人生はサクセスできる。

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「人生に成功するかどうかは、IQが高いか低いかではない。それを決めるのはEQ(心の知能指数)だ」、と米国の心理学博士ダニエル・ゴールマンが1995年に発表したEQ理論はまたたく間に全世界へと広がり、現在では企業が社員のEQの値を測定する例も出てきていると言う。ゴールドマン博士が唱えるEQを測定する方法とは①自己認識力②自己制御力③意欲④共感⑤社会的能力の5つの能力だという。これをわかりやすく言い換えると①自分が間違っている時すなおに謝れるか(言い訳をせず正直に謝罪して迅速に軌道修正を行えるか)、②不都合な事実も隠さずに話せるか(相手にとって厳しい内容の話でもきちんと伝えられるか)、③聞き上手か(開いた心で相手の言葉に耳を傾けられるか)④オープンマインドか(自分と考えが違うからと他人の考えを否定したりしないか)、⑤批判に冷静に対処できるか(自分の失敗を批判されても感情的になったり動揺したりしないか)、となる。これらの5つの項目について自問自答してみれば自分のEQの値を測定できるというわけだ。高学歴=IQが高い人間だけが必ずしも人生にサクセスできるとは限らないのが世の常だ。人物評価でIQにとってかわってEQが注目されているのは、単に知識の量ではなく「他人とのコミュニケーション」にどれだけ臨機応変に対応できるかという点が求められているからだろう。誰しもがなんとなく気付いている人間らしい「心の知能指数」、さて、あなたのEQ指数はどれ位ですか(笑)

 

 

 

新1万円札渋沢栄一の肖像は117年前の大韓帝国のお札にすでに使われてた。

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政府は、偽造防止対策などの目的で、紙幣や硬貨のデザインなどを20年振りに一新することを発表した。1万円札は日本における資本主義の父と呼ばれ第一国立銀行や東京証券取引所など多くの企業を設立、経営した実業家、渋沢栄一▽5000円札は女性教育の先駆者だった津田塾大学創始者、津田梅子▽1000円札は「近代日本医学の父」として知られ、ペスト菌を発見するなど医学の発展に貢献した北里柴三郎の肖像画を使用するという。ところで新1万円札の肖像に使われる渋沢栄一は、今から117年前の1902年〜1904年に大韓帝国で発行された1円・5円・10円札にその若かりし頃の肖像が使用されていた(⬆上の写真)ことをご存知だろうか。当時、渋沢栄一がこれらのお札の発行元である第一銀行の経営者であったためだ。しかしこの渋沢栄一の肖像が入ったお札は2年足らずで無くなってしまった。それは、当時の韓国統監だった伊藤博文がこのお札を見て「一国の紙幣が日本の民間銀行の銀行券を使用しているのはいかがなものか」と韓国独自の中央銀行(後の朝鮮銀行)が発行する紙幣に切り替えてしまったからだ。当時の朝鮮半島には無かった中央銀行の役割を民間銀行でありながらいちはやく担っていた第一銀行、渋沢栄一の肖像が入った紙幣の発行から7年後、渋沢栄一と伊藤博文との話し合いによって中央銀行の権限が民間から国へと委譲され大韓帝国初の国立銀行が誕生したのだった。渋沢栄一の「先見の明」、その象徴が117年前の紙幣の「肖像画」に現れていると言えないだろうか。

日本が危険だって!?ゴーン被告夫人「身の危険を感じた」に批判殺到。

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日産元会長カルロス・ゴーン容疑者のキャロル夫人が急ぎフランスへ帰国し、現地メディアに「身の危険を感じた」と話しているという。特捜部は、4月4日にゴーン容疑者を再逮捕した際、妻のキャロル氏の携帯電話やパスポートも押収し、キャロル氏からも事情を聴くことを検討していた。夫人が急遽日本からの出国を決めたのは「身の危険を感じた。レバノンのパスポートを押収されたが、アメリカのものは残っていた」と話し「事情聴取を求める日本語の資料に特捜部からサインするよう要求されたが、断った」と明かした。この報道に対して現地フランスのSNS上では彼女への批判の声が殺到している。「身の危険を感じた?正義から逃げ出したクセに」「日本が危険?違う、日本のような素晴らしい国の司法から逃げたいだけだ」「日本の司法は確かに厳しいのかもしれない、だけど本来司法とはそうあるべきなんだよ。日本はフランスみたいな国とは違うんだ」「フランスでは正義がお金で買えてしまう。日本では権力者も普通に裁かれる事を知って(彼女は)ショックを受けたんだろう」フランスのネット民のこうした声はフランス政府も自覚していて、大っぴらな日本の司法に対する批判の声は出ていない。「正義には勝てない」ことをフランス側もどうやら肌身で感じているように思われる(笑)

 

国際大物スパイ「ゾルゲ」は日本人の「恥の文化」を利用した。

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リヒャルト・ゾルゲは、ソビエトスパイとして1933年昭和8年)から1941年(昭和16年)までの9年間、日本でスパイチームを組織して諜報活動を行い、日本の軍事機密情報をソ連に流し続け、当時の日本を震撼させ続けた歴史的な大物スパイだった。ゾルゲはロシア人とドイツ人の混血だったためロシア人としてではなくドイツの新聞記者とナチス党員になりすまして日本へと入国してきた。ドイツ在日大使館の顧問となりナチスの情報収集を行いながら日本の軍事情報を得るために日本政府に近い人物を次々に諜報活動に利用していった。ゾルゲが日本人の知識階級の人物を取り込むために利用したのは「日本人の恥の文化」だったと言う。ゾルゲは日本人の「恥へのこだわり」をうまく利用することを先ず考えたのだ。「日本人は他人を売るような発言を簡単にはしないが、プライドが高い高学歴の人ほど自らの無知を指摘される(バカにされる)とそれに反論しようとムキになって喋りだすものだ」とゾルゲは語り、日本人から情報を聞き出す手段として「あなたはそんな事も知らないのですか?」と話の水を向けるのが常だったと言う。同じ時代、日本人の行動様式を研究していたアメリカの文化人類学者ルース・ベネディクトは罪の意識を重視する西洋の「罪の文化」に対して日本人の行動様式は恥をかくことを良しとしない「恥の文化」だと指摘しているが、ゾルゲはまさにこの日本人特有の「恥の文化」の弱点を突いてスパイ活動を成功させていったのだ。これほど冷徹な男だったゾルゲも1941年に特高警察に逮捕され1944年のロシア革命記念日に巣鴨拘置所で死刑にされた。最後の言葉は日本語で「これは私の最後の言葉です。『ソビエト赤軍、共産主義バンザイ』」だった。

「あと4年で引退」を口にしたダルビッシュとイチローの差。

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昨年メジャーリーグ「シカゴ・カブス」と6年139億円(1年当り23億円)で契約したダルビッシュ有投手。その1年目の昨年は8試合に登板しただけで右肘の故障で1勝3敗でシーズンを終了。勝っても負けても1登板につき3億円弱の収入があった計算になる。2年目の今年は開幕から2試合の登板でまだ勝ち星がない。そのダルビッシュ投手はシーズン開幕前のインタビューでカブスとの契約が切れたあとどうするのかと言う問いに「やらないですよ絶対。37歳で引退しても、あと40~50年くらいしか生きられないし、最後の10~20年は体も思うように動かない。人生そんなに時間はないから、ずっと野球をやってはいられない。現時点だからではなく、そこは(契約が切れる4年後でも)絶対に変わらない。例えば、経済的に良い状況でなかったり、子供がまた生まれて、どうしても見せたいとかなら分からないけど、やる可能性は95%ない」と断言したのだ。たしかにカブスとの契約終了時点で6年間で139億円の収入が約束されているダルビッシュが、それ以上の収入をがむしゃらに求める理由なぞないのは確かなことだろう。では、ダルビッシュを遥かに上回るメジャーで300億円以上の収入を得ながら45歳まで頑張ったイチロー選手はどうなのか。「野球観」の違いといえばそれまでだがダルビッシュ投手にはメジャーリーグの「殿堂入り」の目標なぞどうやら「鼻から無かった」ように思われる。

 

「恨み」による地下鉄落書き、逮捕されたオーストラリア人の心の闇。

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東京メトロ丸ノ内線の車両に落書きをした韓国系オーストラリア人で職業不詳のハン・ポール容疑者(27)が建造物侵入と器物損壊の疑いで逮捕された。捕まったハン容疑者は「全く知らない」と容疑を否認しているという。東京都内では平成29年1月以降、地下鉄や私鉄、JRなどで同様の落書き被害が約30件相次いでおり、警視庁が捜査を進めていた。日本の公共交通機関に対するこれほど執拗な落書き、オーストラリア人であるハン容疑者はナゼ自国で落書きせずに日本で落書きを行ったのか。その理由が彼の顔に書いてある(⬆上の顔写真)。つまり日本に対する「恨(はん)の国」韓国に自分のルーツがあるからだ。だから両親の母国である韓国の地下鉄でもなく日本の地下鉄を狙ったというワケだ。慰安婦問題、徴用工問題と我が国に対して次々とこれでもかという理不尽な要求を出し続けている韓国にルーツがある人物であれば落書きによって住みづらくなる自国オーストラリアや韓国の地下鉄よりも日本で落書きすることの方が「恨みを晴らせる」という実に単純な発想なのだ。いま日本への不当な要求を出し続けて政治的にも経済的にも行き詰まっている韓国、そのタイミングでのハン容疑者の逮捕、日本のマスコミはハン容疑者の日本の公共交通車両への「恨み」による落書きを単なるイタズラだと看過してはいけない、彼の心の奥底にある日本への「妬み」「僻(ひが)み」を防ぐ意味でオリンピックを前にした今、永久に入国禁止の措置を取るべきだ。でなければ「一方的な日本への恨み」によってハン容疑者は再び同じ落書き事件を起こすだろうから。