ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

10人中7人が「ラーメン800円は高い」、それでも消費税は上げるのか。

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FM TOKYOの番組が「ラーメン一杯800円は高いですか?」とリスナーに質問した事がTwitterのトレンドワードになった。リスナーからの回答数は370名で、その内の何と270名が「1杯800円は高い」と回答している。全体に占める割合が73%と圧倒的な数字だった。3年前にインターネット情報サイトJタウンネットが行った「ラーメン1杯に払える値段」はという同じような質問に回答した3015人のうち「800円までなら払える」と答えた人が全体の68%にあたる2050人だった。この2つの結果を比較してみても今回の「ラーメン1杯800円」を否定した73%という数字は3年前の68%より不景気感が増したことを表して居るように思える。なのに来年10月の消費税10%への増税を目指している安倍政権、2%の物価上昇を目論んだ景気対策も失敗に終わった中、国民がたかがラーメン1杯の値段にさえ神経質になっている中で消費税10%を果たして強行できるだろうか?景気対策に何をやっても失敗続きで居る安倍政権、その根本的な原因は「労働力不足」を解消できずにいる事にあるのだが、それすらも有効な解決策をいまだ見いだせずに居る無策ぶりにはあきれかえる。日本国民の大半が「ラーメン1杯800円を高い」と思わなくなる生活を実現するためには、先ずは景気浮揚のために定年65歳を70歳にまで延長して労働力不足をカバーし、さらにはしっかりとした海外からの労働力のあらたな受け入れ策を講ずることで「景気は目に見えて活気を取り戻せる」事に早く気付くべきだろう。

アリもタイソンも怒らせた「最強ボクサー」メイウェザーが大晦日のリングに。

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ボクシングファンにとっては衝撃的なニュースが飛び込んできた。あの天才バッキャオを破りボクシング史上初の5階級制覇を「無敗」のままで成し遂げたフロイド・メイウェザーが大晦日に日本の総合格闘技のリングにあがるという。50戦50勝のボクシング人生からは2年前に引退して現在は総合格闘技への参戦を自ら希望し今回の那須川天心選手との対戦が決まったようだが昨年8月の総合格闘家マクレガーとの対戦ではボクシングルールで戦い10回にTKO勝利をおさめている。大晦日は総合格闘技のルールで戦うのかどうかが注目されるが年収が300億円を超えるメイウェザーが危険な総合格闘技ルールで果たして戦うのかどうか興味津々だ。あのバッキャオとの再戦の前の小手調べの調整試合だという情報も流れているが、いまや伝説のボクサーになりつつあるメイウェザーが日本のリングにあがる事だけでも凄い視聴率が取れるのは間違いないだろう。ボクシング史上最強ボクサーとしてのその戦績に加えて脅迫や暴行での刑務所暮らしや幾多の暴言でも名を売ってきたメイウェザー、「俺はモハメド・アリより優れている」と暴言を吐いたときにはアリ本人から「忘れるな、俺が最も偉大なんだ」と返され、あのマイク・タイソンからは「すごい妄想だな、奴はチンケで臆病な男だ」と罵倒された。そういえば今回の唐突過ぎる日本での格闘技参戦でメイウェザーの暴言のひとつを思い出した。「俺の晩飯はこれさ、俺は札束を食べるんだ、これからも俺の口座には、どんどん金が振り込まれる、もう預金口座は金でいっぱいさ」ネット上には今回のメイウェザーの日本初参戦は「カネ目当てだ」という批判の書き込みも見受けられる。

マイケル・ムーア監督の鋭い疑問「トランプの顔はなぜオレンジ色か?」

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昨年サウスカロライナ州で全身オレンジ色のワニが見つかりFacebookに投稿されるとトランプ大統領の顔の色にソックリだと話題になりトランバゲーター(トランプとアリゲーターの合成語)というあだ名まで付けられた。たしかにテレビに映るトランプ大統領の顔はなぜあんなにオレンジ色をしているのだろうと不思議に思っていたら、近日トランプ批判の映画「華氏119」を公開予定のマイケル・ムーア監督がそれについてコメントしている。映画の撮影中に「トランプの顔がオレンジすぎて、色調整の作業が大変だったんだよね。それがトランプなんだし、僕はむしろオレンジを強めようと思ったけど、担当者によると、すでに10段階で9とのこと(笑)。そこで僕は気づいた。あれはわざとやっているのだと。人の気を散らせるためだよ。顔をオレンジにすることで、人はそれを話題にする。そうやって笑われることこそ、彼の望むところなんだ。彼は世界との戦争を始めているんだから。彼をばかにしていると、ひどい目に遭うよ」。あのオレンジ過ぎる顔色は外での遊説やゴルフの機会が多いトランプ大統領が紫外線を防ぐ目的と皮膚を小麦色に見せるためにセルフタンニングをしているせいなのだが。ムーア監督はそれを「顔をオレンジにすることで笑われる事をトランプ大統領が望んでいる」という視点で「彼をあざ笑っているだけでは彼を打倒できないと思う。彼がアメリカ政府の構造自体を破壊し解体しようとしている事にアメリカ国民は早く気づくべきだ」という警告を込めて今回のトランプ批判映画「華氏119」を作ったのだと語っている。

 

大勝利から100年、日本人なら「第一次世界大戦」を祝おうではないか。

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第二次世界大戦での敗戦からいまだに敗戦国民としての自虐を続けている日本人。「超大国の国民としての自覚をもっと持て」とつねに日本人を鼓舞し続けるアメリカの弁護士で日本のマスコミ界で活躍するケント・ギルバート氏。彼が、第1次世界対戦の終戦から100年めの今年、この大戦での日本の勝利を「国を挙げて祝うべきだ」と説いている。言われてみれば、第一次世界大戦に参戦した日本は、中国におけるドイツの要塞を攻略、ドイツの領地だった南洋諸島を占領、さらにはアメリカ沿岸への海軍派遣、イギリスの要請でインド洋から地中海にまで巡洋艦・駆逐艦を派遣するなど文字通り世界を股にかけて連合国側の勝利に貢献したのは紛れもない事実だった。連合国が勝利したパリ講和会議では戦勝5大国(イギリス・日本・アメリカ・フランス・イタリア)の1国として中国や南洋諸島のドイツ占領地の権益を得てさらには国際連盟の常任理事国にまでなったのだ。「この戦争の勝利に貢献したことで欧米各国に対して日本の地位は対等になり名実ともに世界の強国、大国の一角になれた」とギルバート氏は語り、「今年は第一次世界大戦の終戦からちょうど100年、戦勝国の日本は堂々とかつての偉業を祝う機会を設けるべきです」と語っている。氏が常々主張している第2次大戦で敗戦した後、占領軍GHQによって「敗戦国民」の汚名を植え付けられたまま今日に至っている日本人は、氏が言うように「そろそろ自虐は辞めて」第一次世界大戦での日本軍の勝利を素直に祝うべき「時」が来ているのかもしれない。

 

ファーウェイを世界2位に押し上げた「日本人スマホ技術者」は裏切り者か。

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2年前、世界2位のスマホメーカーになりたいと宣言した中国のファーウェイ(上の写真)がたったの2年間で今年8月ついに世界シェアでAppleを抜き去り世界2位へと躍り出た。世界1位のサムスンについても「来年2019年中には超えられるだろう」とファーウェイのCEOはなぜか自信満々なのだ。その自信満々の理由が「ファーウェイのスマートフォンがここまで発展したのは、日本人を雇って研究開発し、日本の技術を採用したからだ。任正非CEOは、実に聡明であり、日本の生産ラインを買ったのではなく、日本の頭脳を買ったのだ」と日本で活動する徐静波アジア通信社社長が中国での講演の中でファーウェイが持つAppleやサムスンに負けない高度なスマホ技術力の「秘密」について語り、中国国内で大きな反響を引き起こしていると言う。日本のスマホメーカーが軒並み瀕死の状態にある中で、日本の頭脳を雇入れて短期間での躍進を見せつけたファーウェイのマーケティング戦略、これに関わった日本人の開発者達は果たして日本のソニーやシャープを裏切ったのだろうか。そうではない、日本のメーカーにファーウェイが目指したわずか2年で世界第2位になろうとするだけの「競争意欲」がまったくない事に同じ日本人として「愛想が突きた」と言うだけの話なのだ。かつてその高い技術力を製品に活かして世界のトップに君臨していた日本のITメーカーの話は今や昔、日本の若い頭脳をフル活用して世界トップの座を守ろうとする意欲がいまや日本のITメーカーには全くない。どんどん衰退を続ける日本のITメーカーの哀れ過ぎる末路は同じ日本人としてあまりにも悲しい現実だ。

渋谷ハロウィンでの軽トラ引っくり返し、運転手のヤラセだと見抜けなかった!

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今年も多くの若者達によって例年通りハロウィンのバカ騒ぎが繰り広げられた東京・渋谷のスクランブル交差点、とうとう通りがかりの軽トラが引っくり返されるという事件まで起きた。と、ここまでのニュースはテレビや・新聞で報道され誰でもが知っている事件の顛末だ。しかし、このニュースを聞かされナゼあんなに警察の規制が厳しいスクランブル交差点に軽トラックがわざわざ侵入して引っくり返されるまで停車していたのかあなたは不審に思いませんでしたか?この点についてマスコミ各社も別に疑問を感じてない報道ぶりだった。ところが11月1日になってようやく事の真相を画像入りで明らかにしたツイッターが登場した。事の次第は、まず軽トラの運転手が規制の厳しいスクランブル交差点に侵入し、運転手がトラックの荷台に乗り周囲の若者たちにも「一緒に荷台に乗って騒ごう」と煽り、あげくには運転手も手伝って(上の写真)軽トラをひっくり返したというのが事の真相のようだ。その一部始終が動画で投稿されていて、運転手は逃れられない証拠を残してしまっているのに「被害者ヅラをして警察に被害届を出した」と若者たちの怒りを買ってしまい、このツィートが出回ったようなのだ。それにしても、「軽トラが引っくり返された」その一面だけを切り取って報道し、事の真相を見抜けなかったマスコミ各社には呆れ返るばかり、真の報道のあり方についてこのツィートをした素人に学んだ方が良いのではなかろうか。

「ビニール傘を3本以上持ってる人は貧しい」は、ホントウだろうか。

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電子書籍で「なぜビニール傘を3本以上持ってる人は貧しいのか?」というタイトルの本を見つけた。お金持ちと貧乏人とを隔てる能力の差について書かれたいわゆるお金持ちになるための手引書といった本だ。雨が降るたびにビニール傘を買う、混むとわかっていて給料日当日にATMに行く、使いもしない健康器具や健康食品あるいは通信教育にすぐに手を出すなど、行き当たりばったりの日常生活を繰り返している人には永遠に「富」はやってこないというご託宣なのだ。たしかに自宅の傘入れを眺めてビニール傘が3本以上入っているという人はかなり多い筈。豊かな生活を目指そうとするなら傘1本のあり方から見つめ直すというのは一応「理」にかなった考え方と言えそうだ。ビニール傘を溜め込まない方法の先ずひとつ目は、自分が今日外出先で突然の雨に遭遇するかどうかのリスクマネジメント(危機管理)が出来るかどうかだと言う。雨が降りそうだなという日には前もって雨雲レーダーの予測をスマホでチェックして折りたたみ傘をバックに入れて外出する、つまり「先が読めれば対策が立てられる」という生活習慣を身につければ不要なビニール傘を買わずに済むというわけだ。二つ目は、やむを得ずビニール傘を買う羽目になってしまっても雨が止んで不要になったビニール傘を自宅まで持ち帰らないための工夫。つまり不要になった傘を誰かのために「役に立てる」事を考える、例えば「置き傘」サービスのあるお店にプレゼントしてしまうという方法だ。こうすればビニール傘が玄関先に溜まることは無くなるのだが、果たして「先を予測した備え」と「人の役に立つ行い」によって玄関先からビニール傘を追放すればいまの貧乏暮しから脱出出来るかと言えば保証の限りでは無い(笑)