ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

訴えを取り下げた貴ノ岩、無知な彼をそそのかした弁護士が一番悪い。

f:id:gunjix:20181030173958j:plain

暴行を受けた元横綱日馬富士に対して2,400万円の損害賠償を求めて民事訴訟を起こしていた貴ノ岩が訴えを突然取り下げた。その理由は、「裁判を起こしてから母国であるモンゴルでは私に対する想像を超える強烈なバッシングが始まり、私の家族もモンゴルで非常につらい目に遭った」とし、家族から「裁判をやめてくれ」と要請されたからとしている。この2,400万円という高額過ぎる損害賠償請求裁判を起こせば故郷モンゴルの家族に迷惑が及ぶことは貴ノ岩自身もわかっていたはずだ。なのにこれだけの高額な賠償請求することを決めたのは誰なのか?実はこの2,400万円という金額は貴ノ岩の訴訟代理人の弁護士が勝手に積み上げた金額なのだ。その説明によれば治療費435万円、負傷休場で下がった給与の差額分148万円、怪我しなければ得られたであろう懸賞金900万円、そして慰謝料の500万円などを合計して弾き出した金額だという。これほど事細かに法律に無知な貴ノ岩が1人で決めるなんて出来るわけもなく弁護士先生が勝手に算出した金額であるのは明白だろう。貴ノ岩本人も気が進まないのに弁護士主導で起こしたのであろう今回の民事裁判、貴ノ岩が裁判に勝利すれば弁護士には10〜20%もの手数料が転がり込む。さらには訴訟の着手金を加えればかなりの収入だ。モンゴルの家族にまで迷惑が及んだ今回の損害賠償請求裁判、法律に無知な貴ノ岩をそそのかし自分の金儲けのために訴訟に踏み切った弁護士が一番悪い、と言えないだろうか。

「賛美歌みたいロックじゃ無い」と1度ボツにされた名曲「ザ・ローズ」

f:id:gunjix:20181025104943j:plain

魂のロック歌手ジャニス・ジョプリンをモデルにした映画「ローズ」の主題歌でベッド・ミドラーが歌い大ヒットし、スタンダードナンバーとなった名曲「ザ・ローズ」。叙情的なそのメロディーは日本人の情感にも合いテレビドラマの主題歌として用いられたり、都はるみをはじめ多くの日本人歌手がカバーし続けている名曲でもある。「ザ・ローズ」の作詞作曲はアマンダ・マクブルームという女性シンガーソングライターの手によるものだが、映画「ローズ」のプロデューサーは、はじめに聞いて「賛美歌のようでロックではない」と一度は不採用としたが、この映画の音楽プロデューサーを努めたポール・ロスチャイルドが「この映画の主人公ジャニス・ジョプリンをイメージさせる曲」と強く推して採用が決まったという経緯がある。ポールは生前のジャニス・ジョプリンのプロデユーサーも努めていた経験からこの曲が映画の主人公を努めたベッド・ミドラーのイメージに会うと直感したに違いない。その直感は当たり、「ザ・ローズ」を歌ったベッド・ミドラーは1979年のグラミー賞、ゴールデングローブ賞をダブル受賞している。歌のイントロ部分で繰り返される「some say love」のフレーズはなぜか聴く人の耳に残り、激しい唄い方が持ち味だったジャニス・ジョプリンの魂を鎮める「鎮魂歌」のようにも聴こえてくる名曲「ザ・ローズ」、音楽プロデユーサーポール・ロスチャイルドのヒットを確信した鋭い「直感」に拍手を贈りたい。

錦織圭が決勝の舞台で9連敗し続けているのは、ニッポン企業のせいだ。

f:id:gunjix:20181029011650j:plain

錦織圭選手がウィーンで行われた決勝戦でまたしても優勝を逃した。2年前のマイアミ・マスターズの決勝でジョコビッチに破れて以来、これでツアー決勝で9連敗となってしまった。しかも9連敗のうち何と8試合であっさりとストレート負けしているのだ。日本の多くの錦織ファンは決勝で「踏ん張れず」にストレート負けを続ける錦織選手にストレスが溜まる一方なのだが、当の本人は優勝を逃したことを別に悔しがるわけでもなくつねに淡々としている様子にヤキモキするファンは多いのでは無いだろうか。その最大の原因は「敗けても収入がどんどん上がる」錦織選手のコート外での「勝利」があるからだ。彼のプロテニス選手としての昨年度の収入はフェデラー、ナダルに次いでランキング3位の38.4億円、しかも昨年は手首の怪我で5ヶ月間も欠場し世界22位にまでランキングを落としていたのに収入では世界3位。どういうことかと言えば日本の多くの企業が彼のスポンサーについているからだ。アサヒビール、NTTグループ、日本航空、LIXIL、日産、ユニクロ、ウィルソン、ナイキ、ジャガー、タグ・ホイヤー、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)。しかもスポンサー各社のほとんどが2020年東京オリンピックのスポンサーであり、錦織選手との契約期間はその2020年以降まで有効なのだ。つまり、日本の多くのスポンサー企業が錦織選手に付いている限り、「金持ちケンカせず」億万長者の錦織選手は決勝の舞台だからと言って日本のファンのために「踏ん張る」必要なんてさらさら無い事がこれでお分かりいただけたかと思う(笑)

ゲイを告白したAppleのCEOティム・クックは本当に無能なのか?

f:id:gunjix:20181027144643j:plain

4年前にゲイであることをカミングアウトしたAppleのCEOティム・クック氏が先日のTVインタビューで「ゲイであることは神が私にくれた最も大きな贈り物だ」と答えてさらに大きな波紋を呼んでいる。クック氏はまたこのインタビューの中でカミングアウトしたことがリーダーとしての自分を助ける面があったとし「少数派の人間になることがどんなことかを(カミングアウトしたことで)学んだ」と語っている。Apple創業者で天才肌だったスティーブ・ジョブス氏のあとを継いだティム・クック氏は「Appleをつまらない会社にした」「ジョブス氏と比べたら無能だ」などと揶揄されているが彼がCEOになった年の売上12兆円が就任5年目にはその倍の24兆円にまで拡大してみせたヤリ手の経営者でもあるクックCEO。それでもなお彼が「無能」呼ばわりされるのは3年前「もしPCを検討している人がいるならなぜPCを買うのか、と思う。いやまじめな話どうして買うんだろう?」という驚愕の発言を行ったことがその一因なのだ。彼が言わんとした真意はiphoneやipadの時代になぜ時代遅れなPCなぞ買うのか?ということなのだが、かつてはApple社の基幹商品であった高性能パソコンを否定するかのようなこの発言とiphoneやipad頼みで十分だとする経理畑出身の彼らしい売上至上主義でPCの技術革新には目もくれない経営姿勢を危ぶむ声が「クック無能説」を生み出したのだ。果たして、クック氏が言うように10〜20年先まで「パーソナルコンピュータ」の分野はiphoneやipadだけの機能で事足りるのだろうか?スティーブ・ジョブスがクック氏にCEOを任せた時に「Appleの最も輝かしく革新的な日々はこれからだと信じている」と餞(はなむけ)の言葉を送ったが、カミングアウトしたクック氏はCEOとして「革新的な日々」をAppleの歴史に刻む事ができるのだろうか。

ロボット従業員158人をクビにして「変なホテル」がフツーになった。

f:id:gunjix:20181025121817j:plain

3年前、長崎のハウステンボスに82体のロボットが宿泊客に応対する「変なホテル」がオープンして大きな話題になったことを憶えている人は多いに違いない。「いよいよ人間がロボットに取って代わられる時代の到来か」とグータラな日々を過ごしている人間にとっては恐怖せざるを得ない未来型ホテルの登場だった。しかし、その「変なホテル」が最盛期の昨年の時点ではロボット従業員が243体も働いていたのにこの秋には開業当初とほぼ同じ85体にまでロボット従業員を減らしてしまったのだ。つまり158体のロボットがクビになってしまった。その理由としてホテル側は「ロボットの起動やシャットダウンに手間がかかり、客室に居る音声ロボットは認識精度が低く各部屋からの呼び出しに仕方なく人間が対応することになったり、ロボットのメンテナンスが増加したから」だという。ホテルの総支配人は「ロボットもいつかは最先端でなくなり、入れ替えか廃止かを迫られる。従業員の手間がかかるものからなくし、エンターテインメント性の高いものは残したい。方向性としてロボットに頼らずに効率化を図りたい」とロボット頼みのサービスからの脱却を宣言したのだ。まさに、面白うてやがて悲しきロボット従業員の末路という結果論だが、やはりエンターテインメントにはロボットはその性能を発揮できるが実際の仕事ではまだまだ満足できるだけの性能を備えていないという事のようだ。グータラな日々を過ごしている人間様には「ひとまず安心」できるうれしいニュースではなかったろうか(笑)

仏行方不明女性を安倍首相に直訴、日本家族もマクロン大統領に直訴すべき!!

f:id:gunjix:20181026132823j:plain

先日フランスを訪問した安倍首相、マクロン大統領とのエリゼ宮中庭で行われた共同声明の場に、不法侵入したフランス人女性が突然「(日本で)行方不明になったベロンの妹です!」と叫んだのだ。この声に足を止めて振り返ったマクロン大統領(上の写真)は「我々はその件を協議するつもりだ。だが私は調査する際にはくわしく調べるので適切な状況下で行う。報道陣の前でこうした件を扱うことに慣れていない」と突然に「直訴」した彼女を一度はたしなめたが、結果的にはこの妹さんの「直訴」を受け入れ大統領府内に彼女を招き入れて安倍首相と一緒にその訴えを聴き、安倍首相はその場で妹さんに「捜査に全力を尽くす」と約束したのだ。行方不明から3ヶ月経つフランス人女性ティフェンヌ・ベロンさんの日本の警察による捜索活動が一向に進展しないことにイラ立った今回の妹さんによる「直訴事件」、はてさて昨年2月にフランス留学中に所在不明になった日本の女子大生の行方不明事件、1年半が経過して今なお解決できずにいるフランス警察、タイミングよくマクロン大統領が今月中に来日の予定だ。この日本人女子大生の家族はベロンさんの妹さんがしたようにマクロン大統領に「フランス警察は捜査に不熱心だ」と「直訴」すべきだろう。黙ったままで居れば、日本人の「家族愛」はフランス人より薄っぺらいとマクロン大統領に思われてしまうに違いない。

「人質解放の安田純平氏は英雄なの?」アラブ出身のフィフィが辛口ツィート。

f:id:gunjix:20181025185425j:plain

シリアのゲリラ組織から3億円の身代金を払って解放された戦場ジャーナリスト安田純平氏の過去の経歴を知らない日本のマスコミはあたかも彼をヒーローが凱旋してきたかのような扱いぶりだ。しかし安田氏は過去に人質騒ぎを何度も繰り返し今回で5回目の解放劇なのをご存知だろうか。その彼が帰国するというニュースにアラブ人タレントのフィフィが早速噛み付いた。フィフィあてに安田氏が過去にアラブ人を蔑視するツィートを行った(上の写真)事実を挙げてフィフィは「アラブの紛争地帯に使命感や敬意を持って取材してると思えないツイートを(安田氏が)過去にされていたので、私だけを「さげすむ」ならいいですよ、でもアラブ人を一括りに「さげすむ」ような方にジャーナリズムを感じない。海外のジャーナリストはそれこそ自国から守られない状況を覚悟で取材に行くか、もしくは身代金保険に加入してから渡航しますね。今後日本でも(安田氏についての)いろんな議論がなされても良いと思います。人質ビジネスがありますから」とヒーロー扱いされている安田氏を批判した。確かに日本政府は過去に安田氏の解放のために2,000億円の大金を国民の税金から支払っているのだが、それについて安田氏は自らの著書の中で「(人質にされたら)本人の意思にかかわらず救出活動をしなければならないのが国家であり、『国家の在り方論』は『自己責任論』という言葉で行うべき(すり替える?)ものではない」などと訳の分からない自説を唱えている。フィフィの批判ツィートに共感した高須クリニック院長はそんな安田氏について「僕にはパパラッチより下劣な仕事をしているように感じます。英雄なんかでは無いと思います」とツィートした。安田氏は果たしてヒーローなのか単なる戦場パパラッチなのか、あなたはどう思います?