ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

野球離れの子供が増えて、高校球児がいなくなるはウソ。

日経電子版が、「高校球児25年後はピークの7割減 次の大谷翔平どう育成」というタイトルで高校球児の急激な減少傾向⬆に警鐘を鳴らした。そういえば、大谷選手が「野球やろうぜ」と国内約20,000校の小学校に約60,000個のジュニア用グローブを寄贈し、子供たちの野球離れを食い止めようと自腹で180億円をポンと出した話は記憶に新しい。野球人気はそんなに衰退しつつあるのだろうか、と人気を2分するサッカーJリーグとの2023年度の1試合当たりの観客動員数を調べてみた。サッカーJ1は平均で17,772人、 プロ野球が平均28,711人 、基本的にJ1が土日週末開催。プロ野球は平日も含めた毎日開催。プロ野球の方が動員数で不利な気がするが、観客動員数ではプロ野球の方がまだ圧倒的に多い。日経電子版が、将来の「子供たちの野球離れ」で挙げた数字は、年々加速する出生数の減少によって球児が不足するという側面もあることも計算に入れるべきだろう。この球児が不足するニュースにSNSの反応、「大谷が贈ったグローブで野球人口爆増中なのでは?」「未だに坊主とかやっとるからや」「すぐ先輩が殴るしね」「他校との合同チームが甲子園に出て来る時代が来るんかな?」「ワイの中学の野球部もサッカー部も他校と合同しなきゃ1チーム作れないらしいから団体スポーツ自体オワコンかもしれんな」。大谷翔平選手がいくら「野球しようぜ」と呼びかけても、「少子化」が激しい日本では将来の「球児不足」を止めることは難しい、と思われる。