ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

サラリーマンの会社貢献度たった5%、「だって給料安いもん」。

米調査会社ギャラップの調査で、「自分が勤めている会社にContribute貢献したいと思っている会社員⬆」の割合が、日本企業では2022年でわずか5%にとどまったことが分かった。これは、4年連続の過去最低水準で、海外のサラリーマン平均では前年比2ポイント上昇の23%と、2009年の調査開始以降の最高を更新したのに反比例する形で、日本のサラリーマン  は海外のサラリーマンの約1/5という「やる気」の無さが明らかになり、「失われた30年」の元凶のひとつであったことが浮き彫りになった格好だ。ギャラップの調査担当者は、長年の終身雇用制度が日本の低水準の一因と指摘し「従業員は変化の少ない職場に閉塞感を抱いている一方、会社を辞めることも難しいと感じている」と分析した。この調査結果に対するSNSの反応、「5%しかやる気が出ない給料なのにちゃんと働く奴がいるんだからエライよな」「真面目なんじゃなくて臆病なだけでは?」「日本人はみんな会社嫌いだけど我慢して働いてるんや」「やっただけの報酬貰えんからやろ。そもそも100%で定時までやるより80%で残業した方が稼げるし」「他人が得する事を極度に嫌う国民性だからな、日本人同士集まると、足の引っ張り合いしかしない」「会社への貢献意欲が最低でもちゃんと働いてるんやから真面目なのでは?」「不真面目というより日本人はとにかく何もしないが正しいのだ」。会社への貢献度、タマゴ(社員のヤル気)が先か、ニワトリ(給料UP)が先か、いま日本企業は難しい判断を迫られているようだ。