フランス史上最年少の首相に選ばれた34歳のガブリエル・アタル氏(⬆上右)は、自分が「同性愛者」であると公表し、38歳の欧州議会議員ステファン・セジュルネ氏(⬆上左)がパートナーだと紹介している。彼は、2023年にフランス政府の教育大臣に就任し、マスメディアや議会で自由闊達な発言をすることでマクロン大統領の最も聡明な閣僚の一人として知名度を上げ、教育大臣に就任して以降、彼は学校でのイスラム教徒の服装の禁止を含む多くの注目を集める働きを見せてきた。アタル氏は3年後の2027年の大統領選挙での有力候補と目されており、もし勝利すれば、39歳でフランス史上最年少大統領になったマクロン氏の記録を1年上回ることになる。30代で大統領になれる国フランスの自由さに驚かされるが、さらに日本では考えられない同性愛者が大統領候補になれる自由さに、さらに驚かされる。同性カップルの結婚合法化に賛成する有権者が57%もあり、反対する人はわずか38%というフランス。、同性愛者向けのテレビ局が存在し、ゲイ雑誌がキヨスクで公然と売られ、大統領がゲイ雑誌のインタビューに応え、ゲイ・パレードに毎年70万人の人が参加し、パリ市長がゲイというほどの「同性愛天国」なのをご存知だろうか。かって「芸術の都」として世界中が憧れたフランス・パリ、今や芸ではなく「ゲイの都」として自由を謳歌しているように思われる(笑)