ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ゲイだったラガーフェルド氏。愛猫「シュペット」は220億円の相続権がある?

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有名ファッションブランドのシャネルやフェンディなどを手がけ、ポニーテールの白髪にサングラス姿で有名だったパリファッション界の重鎮デザイナー、カール・ラガーフェルド氏。その彼がフランスのパリで85歳で死去した。ゲイだった彼は30年前エイズでボーイフレンドを亡くした後はずーっと独身を通し、白くふわふわした毛並みの8歳のメス猫「シュペット」(上の写真)だけを溺愛する生活だった。この愛猫シュペットがラガーフェルド氏の推定1億7600万ユーロ(日本円で約220億円)の遺産を相続できるかどうかがいま注目を集めている。何故ならラガーフェルド氏は生前、「自分の死後シュペットには慣れ親しんだ生活を続けられるよう手配してある」と周囲に話し、フランスのテレビに出演した際に「シュペットはリッチな娘」と語り遺言状にシュペットの名を記載してあると語っていたからだ。氏が語った「シュペットが慣れ親しんだ生活」とは、専属のボディガード1名とメイド2名が身の回りを世話をし、食事は銀の皿でいただくという豪勢な暮らしなのだ。その生活を維持するためには確かに莫大なお金が必要だろう。しかし、フランスの法律では猫に遺産を相続させることは出来ないことになっている。生前、この事について指摘されたラガーフェルド氏は「大丈夫、私はフランス人では無いから」とも語っていた。確かに彼はドイツ生まれの列記としたドイツ人だが死去したのはフランスのパリ、やはり愛猫シュペットが氏の遺産を相続する権利はどうやら無理なようだ。ラガーフェルド氏の事だから現在8歳の愛猫シュペットが寿命を全うする迄のあと5〜7年分の生活費用ぐらいはすでにフランス国内のどこかの銀行に「信託」してあるのかもしれない。