ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

スマホ中毒の日本の若者、56.3%が「独りが好き」と答える。

今月、博報堂生活総合研究所が、首都圏の25~39歳を対象に「ひとり意識・行動調査」を実施。30年前の1993年に同様の調査を実施した結果と比較した数値を発表した。その結果、「ひとり」を志向する生活者が大幅に増加し、その意識と行動に大きな変化が起きていることが発見されたという。「ひとりでいる方が好き」と「みんなでいる方が好き」を比べ、「あなたはどちらですか」と尋ねた質問。今から30年前の1993年は「みんな」派が過半数の56.2%を占めていたが、2023年には逆転。「ひとり」派が過半数の56.3%を占めたという。「ひとり」派は全体では43.5%から56.3%へと12.8ポイント増加した。これを、20代後半、30代前半、30代後半の3世代に分けてみてみると、「20代後半」は39.3%から53.3%へと14.0ポイント増、「30代前半」は44.0%から59.5%へと15.5ポイント増となっており、比較的若い世代で「ひとり」派が増えていた。 主な質問項目の「はい」の割合を見ると、●意識してひとりの時間を作っている27.3% → 49.1% (21.8ポイント増) ●ひとりで没頭できる趣味を持っている58.1% → 74.8% (16.7ポイント増) ●趣味・遊びはひとりでやる方が好きだ31.9% → 44.2% (12.3ポイント増)という結果だった。これらの数値を見て明らかなのは、30年前の調査時点では存在しなかったスマホの影響が、かなり大きく反映されていることが良くわかる。つまり、「独りの時間が好き」というのは、若者たちの「スマホ中毒」を裏返して見た結果だったというわけだ(笑)