ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

映画全米ヒットで「ゴジラ」は「ガズィーラ」で無いとわかった。

日本の最新ゴジラ映画「ゴジラ-1.0」(ゴジラマイナスワン)が、12月1日から北米で公開が始まった。上映 2日間だけで興行収入が200万ドルを突破し、2016年公開の「シン・ゴジラ」の米国における興行収入をすでに上回っている。7年前の「シン・ゴジラ」の上映館数は全米で440館だったのに対して、今回の『ゴジラ −1.0』の上映館数は全米で2308館にも及ぶという。ハリウッド映画が市場シェアの大半を占める北米で日本映画が上映館数を拡大するのは困難とされたが、『ゴジラ −1.0』がそれを実現できた最大の理由は、クリスマスに向けたハリウッドの「大作映画」が軒並み不作だったからだ。辛口映画評論で知られるサイト「Rotten Tomatoes」でも、批評家スコアが97%、観客スコア98%と、『ゴジラ −1.0』は高い評価を得た⬆。かつて、アメリカでは1956年の第1作が『Godzilla, King of the Monsters!』のタイトルで「ゴジラ」のことを「Godzilla」というアルファベット綴りにして全米に公開した為、当時のアメリカ人は「ゴジラ」と読めず「ガズィーラ」または「ガッドジラ」といった発音で呼んでいた。ところが2014年の『GODZILLA ゴジラ』に出演した渡辺謙が、作中で一貫して「Gojira(ゴジラ)」と発音、これは渡辺が撮影時にスタッフが英語圏での発音「ガズィーラ」を指示しても日本人としてのこだわりから頑なに拒否したためで、結果としてアメリカのファンは「Godzilla」ではなく「Gojira」が正しいことを知ったとされている。今回の「ゴジラ-1.0」の大ヒットで「ガズィーラ」ではなく「ゴジラ」と多くのアメリカ人が正しく言えるようになれば、NYに住む「松井秀喜」さんも大いに喜ぶに違いない(笑)