ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

世界TOPアーティスト草間彌生、「人種差別者」の烙印。

今年4月のサザビーズオークションで草間彌生の作品5点が出品され、合計2290万ドル(約30億円)を売り上げ草間作品の最高落札額を更新した。草間さんは、今や世界中でカルト的な人気が勢いを増す中、10月に過去の自身の著作の中でRACIST(人種差別)⬆発言を度々行っていたとして謝罪した。「私の著書の中で、(黒人を)傷つけるような攻撃的な言葉を使ったことを深く反省しています。私の生涯の意図は、芸術を通して人間性を高めることです。私が引き起こした(黒人の人達への)痛みについてお詫びします」。彼女の発言が問題にされたのは自伝『Infinity Net』の中で、黒人の身体や性的な事柄に対して蔑視するような言葉で表現したり、自身のパフォーマンス・アートに裸の黒人を起用した際の回想の生々しい描写、彼女がかつて住んでいたニューヨークの街が、「黒人が撃ち合いを」しているために不動産価格が下落し、「スラム街」になってしまったのを嘆く言葉などだ。しかし、日本語で書かれたこれらの表現は英訳版では事前に削除していた。にもかかわらず彼女を「人種差別者」と告発したのは誰なのか。英国メディア「アンハード」は、今回の草間告発を企んだのは、デクスター・トーマスという草間彌生の熱狂的な黒人ファンの特別な執念によるものだと伝えている。理由は不明だが、かつてトーマスは草間のアトリエに出入り禁止になったことが自分が黒人であったからだ、と今回の「人種差別」告発を行った動機について仄めかしているという。草間ファンによる一方的な逆恨み、草間彌生さんは94歳にして、とんだトバッチリを被ったようだ(笑)