ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

森永卓郎氏、「財務省批判」したらTV出演が無くなった。

経済アナリストで独協大教授の森永卓郎さん⬆が今年6月に著書「ザイム真理教-それは信者8000万人の巨大カルト」と財務省を批判した本を出版した後にテレビ番組の出演依頼がなくなってしまったという。森永さんは、財務省が唱える「日本の財政は破たん状態」という現状認識がまったくの誤りだと批判。「日本政府は、2020年度末で1661兆円の負債を抱えている。しかし、同時に資産は1121兆円持っているので、差し引きの債務は540兆円に過ぎない。差し引いた債務はGDPの100%を下回っており、先進国ではごく普通の水準だ。しかも、日銀が保有する国債は、実質的に返済が不要なので、その分を除くと、日本の純債務はたった8兆円しか存在しない。日本は借金のない世界一健全な財政を実現している。ところが財務省は、「借金で首が回らない」とウソを言って、次々に国民に対して増税や社会保険料アップを押し付けている。しかも、国家公務員の給料は民間平均よりも5割以上高い。民間の正社員と比較しても3割高い。天下り官僚は、さらに高給取りだ」と財務省が国の財政状況にまるっきり無知な国民をダマして、  給料をお手盛りし増税路線を止めないことを批判した。財務省の「日本の財政は破綻状態」という「国民騙し」の言いなりに報道を続けているテレビ各局は、森永さんの国民にもわかりやすい数字を示しての財務省批判を、TV出演拒否というカタチでしっぺ返ししたと思われる。