ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平、人生初の満塁弾、これでピッチャーなのか!!の声。

この所、ホームランがなかなか出なかったエンゼルス大谷翔平が、ついに覚醒した。ホームで行なわれたタンパベイ・レイズ戦に「3番・DH」で先発出場。実に10日ぶりとなる今季第5号のホームランとキャリア初の満塁ホームランとなった第6号を連続して放ったのだ。日米を通じてキャリア初となる満塁ホームランを放ったシーン、打った瞬間、レイズの左翼手が一歩も動かない完璧な一撃、大谷自身も確信したようにバットを置くとキャリア初のグランドスラムを噛みしめるようにゆっくりとベースを回った。4回に逆転3ランを放った同僚のウォルシュ内野手は、「彼はアンビリーバブルだ。逆方向(左翼スタンド)に運ぶパワーを持っている。もっとたくさんの本塁打を放つだろう」と左の打席で左翼スタンドまで運んで見せた大谷を見て、HR量産を予言した。米放送局『Fox Sports』のアナリストのベン・バーランダー氏は「今年のショウヘイ・オオタニは本当に楽しい。こうして勝つことで世界を一変させている」と絶賛した。大谷の満塁ホームランに多くのメディアやSNS上には賛辞の声が溢れかえっている。その中に、「これでピッチャーなのか!!」と感嘆するファンの声があった。満塁HRを打つ打者は大勢いる。しかし、投打2刀流で満塁弾を放った選手はいない。これこそが、大谷翔平への最大の「賛辞」と思われる。