故障が少ない品質や耐久性の高さなどの理由から、海外で高い評価を受けている日本製自動車。特にアメリカでの人気は凄まじく、2020年の米国内販売台数ランキングでトップ25台のうち、実に14台が日本車という人気ぶりだ。その人気は新車のみならず中古車にまで及んでおり、米ワシントン州のNBC系列のメディア「KING-TV」が、米国内における日本の右ハンドル車のブームを特集した。米国では右ハンドル車の輸入は認められていないが、製造から25年以上経過した車は、クラシックカーとして輸入が認められるようになり、右ハンドルの中古日本車の輸入が可能になったのだ(⬆上写真)。この「右ハンドルの日本車」の記事に多くのアメリカ人が反応した。「右ハンドルの日本車はハワイでも大人気。そこら中で走ってるのを見るもん。ガソリン代も安く済むんだよ。満タンに入れても38ドル(約5200円)だし」「こういう報道のせいでまた右ハンドルの日本車が高騰してしまう。というわけでメディアは自重するように」「超クールな現象じゃん、HAHA。俺は右ハンドルのトヨタ・ハイエースに乗ってみたい」「右ハンドルの日本車を買ってから半年。毎日乗ってるけどかなり気に入ってる。問題は部品の調達に苦労する事くらいかな。右ハンドルは2日もあれば慣れる」「なぜ大勢の人が右ハンドルの日本車を買うのかって?気分をアゲたいからに決まってるだろ」。左ハンドルの国アメリカでは不便とも思える右ハンドルの日本車、それでも人気なのは、故障の少なさと優れた耐久性が理由だろう。