ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「孤独は1人でいると感じない」太平洋横断の辛坊治郎氏。

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キャスターの辛坊治郎氏(65)が、ヨット太平洋単独無寄港横断を達成した。 辛坊氏は4月9日からヨット太平洋単独無寄港横断に挑戦し、6月16日午後5時52分(日本時間の午前9時52分)に米サンディエゴに到着。日本を出航して、全行程9000キロ、70日間のたった一人での太平洋横断の旅だった。ニッポン放送の現地からの中継で、番組のパーソナリティー清水ミチコ(61)が、「私が1番怖いのは孤独感。1人で恐怖とかは?」と質問を投げかけると、辛坊氏は、「孤独なんかないよ」と返答した。「つくづく今回思ったんだけど、孤独っていうのは1人でいる時に感じるものじゃないんですよ。孤独っていうのは例えば、2人でいる時に目の前の人と気持ちが通じないとか。例えば、100人のパーティー出てて、自分だけ壁にいるとかの時に孤独を感じる。1人でいる時って、全然孤独じゃないんですよ」と語り、「太平洋上で1人でいるんだけど、色んな人のこと考えていますから全然孤独じゃないんですよ」と70日間の太平洋横断で「孤独感」は無かったと重ねて強調した。ゴールする2日前に辛坊氏は、「あのね、本当に毎日、命がけなのよ。もう何回、死ぬかと思ったか」と告白し、「まだ分かんない。だからやっぱりね、最後にゴールするまでは何が起こるか分からないからね」と語ったように、命がけの日々の中で「孤独感」を味あうヒマなど無かったように思われる。