ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

美輪明宏「老けずに若く居る」には「こだわり」を捨てなさい。

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ウェブメディア「Grapps」で、タレントで歌手の美輪明宏さん⬆がいつまでも「若さを保つ秘訣」について語っている。「美輪さんは、いつも変わらず若いですね」と、よく言われます。実際は年齢(86歳)から言えば決して若いとはいえません。私が老け込んでいないとすればそれは、こだわらないからかもしれません。この、こだわらないという発想の転換のコツを、習慣づけることが老けないコツなのです。人生修行の中でもむずかしいことです。国籍、性別、年齢、職業、物欲、感情、過去、ありとあらゆることにこだわらないのです。人間が不安になったり、憂鬱な気分になるときは、必ず何かにしつこくこだわり続けているものなのです。そういうときは忘れ上手になることです。そうは云ってもなかなか難しいことですが、きっぱりと忘れる、考えないようにする努力を繰り返すのです。開き直りの一種なのかもしれませんが、こだわらないことで、忘れ上手になり心がラクになるのです。こだわりは、何も生み出しません。逆に心身共に生活全般がマイナスになるだけです。ですから、損になることは、しないほうが良いのです。何か言われたり、されたりして頭に来たり、落ち込んでも、すぐに努力して忘れましょう。それが、いつまでも若々しく明るく健康で生きられる秘訣です」。老けないためには化粧や運動など「外面」ではなく、あらゆるこだわりを捨てる内面(心)こそが大切と説く美輪明宏さん、流石である。