ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

日本人には信じられない、米国のドクターペッパー品切れ。

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世界一のコロナ禍に見舞われてるアメリカで、マスク、消毒液、トイレットペーパーに続いて、今度は炭酸飲料のドクターペッパーが極端な品薄に陥っているという⬆ニュース報道があった。日本人からすれば、あの不味いドクターペッパーがナゼ品薄になってニュースになるのかと訝しむが、ドクターペッパーはアメリカ人にとっては欠くことの出来ない国民的飲料なのだ。5年前、104歳を迎えた米国人女性エリザベス・サリヴァンさんが、彼女の長寿の秘訣を聞かれて、1日に3本、炭酸飲料「ドクターペッパー」を飲み続けていることだ、と答えた話は、多くのアメリカ人が知っている。ドクターペッパーは、見た目がコカコーラにそっくりな炭酸飲料だが、大きな違いはやはり20種類以上のフレーバーが入っている点だろう。このスパイシーさを日本人は「不快」と感じる人が多く「薬のような変な味がする」と表現する人が多いというわけだ。アメリカ人と日本人でこれほど「好み」が分かれるドクターペッパー、その理由は日本人より肉を多く食べるアメリカ人の食習慣にドクターペッパーのスパイシーな味がマッチするという事のようだ。さらにドクターというネーミングが国民飲料としての地位を得るのに役立った。炭酸飲料が健康的だというイメージはないが、135年前、薬剤師だったチャールズ・アルダートン氏が様々な成分を合わせて作ったドクターペッパーは、健康的で体に良い飲料としてイメージされ、アメリカ人が日常的に飲む炭酸飲料として、135年間も多くの人に愛飲され続ける国民的な飲み物になったというわけだ。