ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ヤセる腹筋パッドはアウト。ロナウドCMのSIX-PADだけなぜセーフ?

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消費者庁が「ベルトを巻くだけで腹筋が鍛えられる」などとお腹部分が痩せる効果をうたい、健康グッズを販売していた通販会社やメーカー計4社に対し合理的な根拠がないとして景品表示法違反(優良誤認)で再発防止などを命じる措置命令を出した。命令を受けた4社は、オークローン、ディノス・ セシール、プライムダイレクト、ヤーマンの4社だった。発表によると、4社はテレビ番組で、腹部に張り付けたり、巻いたりして使う機器を販売。数人のモニターを登場させ、「マイナス19・6センチのお腹引き締めに成功」などと、電気刺激によって腹部が鍛えられることによって痩身効果が得られるような宣伝をしていたのが違反の理由とされた。ところが、違反を指摘された会社の中に、サッカーの神様・ロナウドをCMに使ったSIX-PAD含まれていないことに消費者の多くがSNS上で疑問の声を上げたのだ。「同じような目的の機器なのにSIX-PADはなぜOKなの?」という疑問、その理由はSIX-PADの広告をよく見れば理解できる。SIX-PADの広告には「お腹の引き締め」や「お腹が痩せる」という表示はどこにもない、ひたすら筋肉を鍛える道具という紹介文句だけなのだ。4社から消費者庁に提出された資料について、サンプル数が少なく一般的な効果が証明されているとはいえない、食事制限など体重減少のその他の要因が排除されていない、と消費者庁は判断し、違法な表示だと指摘している。SIX-PADと同じように筋肉を鍛える器具なのに4社とも「やせる」「引き締まる」などと誇大な表現を加えたことが違法だ、と言うわけだ。