ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「喝!」の減った張本氏、彼の口にフタをしたのは誰なのか。

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野球評論家の張本勲氏がTBSテレビサンデーモーニング」に生出演。米プロバスケットボールのスパーズ対ロケッツの一戦で、ダンクシュートをノーゴールと判定されたロケッツが2点差で敗戦した。これに対し、張本氏は「喝でしょ、これは審判に。入っているんだから。あんな判定したらやる気でない」とぶ然。この「喝」を聞いた、司会の関口宏が「喝はいったの久しぶりのような気がする」と突っ込んだ。すると張本氏は「そうでしたかね、あまり喝好きじゃないから、関口さんが」と真顔で返答。続けて、「喝!」減少の理由を「周りから文句が多いらしいよ。喝は喝で入れたらいいんですよ」と、不満げな様子を見せた。これまで、歯に衣を着せずに「喝!」を入れ続けてきた張本氏が、周圍の批判を気にするこうした発言をするようになったのは意外とも思える。で、誰の手によって毒舌の張本氏の口にフタがされたのだろうか。それはSNS上に飛び交っている張本氏に対する多くの批判の声であることは間違いない。「甘口」の言葉が全盛の今の時代に「辛口」の言葉を発し続ける張本氏は異端になってしまっているというわけだ。「出る杭は打つ」という日本人特有のルールを無視して「喝!」という辛口の言葉を振りかざす張本氏は、SNSの住人たちにとっては、憎っくき「出る杭」であり、我慢がならないのだ。「甘口」は許すけど「辛口」は許さない、というSNS上にはびこる隠然たるチカラが、世の中をどんどんつまらなくしてゆく、あなたはそうは思いませんか。