ノーベル賞学者を100人以上輩出しているアメリカの国立衛生研究所が2年前に実験結果を公開した「1日9時間スマホが発する電磁波をマウスに1週間照射し続けたらガンが発症した」というショッキングなニュースを憶えているだろうか。この実験のやり方は、10分スマホの電磁波をマウスに照射したら10分休むという繰り返しの方法で1日トータルで9時間スマホの電磁波をマウスに照射するという方法だった。我々人間でもスマホを10分使ったら10分ぐらいは休み、再び使用する形で1日合計で9時間ぐらいはスマホを利用している人は現実に有りうる話だろう。この実験の結果ではオスのマウスに脳または心臓の神経にガンの発症が見られたということだが、なぜかメスのマウスにはガンの発症は一切見られなかったという。さらに驚くべきなのはスマホの電磁波を照射されたマウスは、照射しなかったマウスより長生きすることがわかったというのだ。このマウス実験から導き出せる答えは、スマホを使い続けることでガンを発症するリスクは高まるけれどもスマホをあまり使わない人よりは長生きできるということだ。そして女性の場合はスマホを四六時中使用してもガンの発症の心配もなく長生きできると良いことづくめなのだ。この実験を行った学者の1人が「スマホの電磁波とガン発症の明らかな因果関係はまだ2〜3年は研究が必要だと考えられるが、現在の時点でも何らかの悪影響がある事は否定できないだろう」と語っている。実験結果発表から2年、相変わずスマホを肌身から離せないでいる連中に問いたい、「がん保険に入ってますか?」(笑)