ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「水に落ちた犬は打て」アメフト部員をイヌにした監督・コーチの口裏合わせ。

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昨日、反則行為を「監督・コーチの指示の下に行った」という反則行為の当事者である日大アメフト部員の宮川選手がおこなった暴露記者会見を受けて、今日は、監督・コーチがそろって暴露された内容について釈明の記者会見を行った。宮川選手が暴露した監督とコーチからの指示について2人は全面的に否定した。コーチは「相手のクォーターバックを潰しに行け」といったのは事実だが「ケガをさせろ」とは言ってない。監督は「やらなきゃ意味ないよ」などと言ってないと2人は示し合わせたかのように宮川選手が「嘘をついている」と言わんばかりの説明に終始した。コーチと選手の言葉のやりとりなぞどうせヤブの中の出来事、言った言わないの水掛け論は時間が経てばいずれ雲散霧消してしまうだろう。ここは相手の選手にケガを負わせた張本人である宮川選手を「悪者」にすることで我々は口をキレイに拭ってしまおうという算段なのだ。中国を代表する知識人「魯迅」の言葉に「水に落ちたイヌは打て」という名文句があるが、相手にケガを負わせた宮川選手は文字通り「水に落ちたイヌ」そのものではないか、彼を「打つ」ことでこの事件を何とか幕引きにしてしまいたいという監督とコーチ2人の魂胆がありありの記者会見だった。挙句に、宮川選手には「フットボールに戻ってきてほしい」という心にもない言葉を2人はそろって口にした。宮川選手はイヌではない、シッポを振って戻って来るなんてまったくありえない話だろう。