ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平はスゴい奴「折れたバット」で同点タイムリーを打ってみせた。

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ここのところ11打席連続無安打と打撃不振に陥っていたエンゼルス大谷翔平選手。毎日のように世間を騒がし続けてきたMLBの怪物ルーキーも「やはり人の子」と思われ始めていた矢先に、やはりこの男はヒーロー伝説の続きを我々に見せつけてくれた。エンゼルス対ブルージェイス戦で2点を追う最終回の土壇場、何と、折れたバットで同点タイムリーを打ってみせたのだ。さらにはこのあとメジャーで初めての盗塁で2塁へと進み、次の打者のヒットで逆転のホームまで踏んだのだ。大谷選手の2打点と1得点での大逆転、この土壇場の逆転劇を演じた大谷翔平選手にFOXスポーツの公式ツィツターは、「伝説は続いている、ショウヘイ・オオタニは折れたバットで2点タイムリー」と書き込んだ。9回土壇場での逆転劇は野球ではよくあることだ。しかし、「折れたバット」でタイムリーを放ったことが凄いのだ。なぜなら、バットが折れたのはバットの芯を外して打ったから、その場合打球速度は死んでしまいボテボテのゴロになってしまうのが普通なのに、大谷選手はそれを鮮やかにセンター前に打球を弾き返してみせたのだ。伝説を作り続ける男、大谷翔平ならではの「常識を超えたバッテイングパワー」と言えるだろう。試合後のインタビューで大谷選手は「ああいうヒットっていうのは技術どうのこうのじゃなくて、食らいついた者勝ち。飛ぶところもよかったですし、結果的にああいう打球の方が2点入る。まだこっちに運があったんじゃないかなと思います」と振り返った。折れたバットでヒットに出来たのは「技術ではなくボールに食らいついたから」とその理由を語った大谷選手、これからもMLBで「怪物伝説」を生み続けてもらいたい。