ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ひろゆき氏が見落とした、日本人の給料が低い原因。

ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者の「ひろゆき」こと西村博之氏(46)が、自身のツイッターを更新。日本の労働者の年収が他の先進国より低い理由について私見を述べた。「日本の労働者の年収が他の先進国より低い理由●日本語しか出来ない労働者は海外に流出しないので、海外基準の給料を出す必要がない。●日本の労働者は海外より給与が低くてもサボらない、からだとし「結果として、企業は低い給与で価値ある労働者が雇えるので、昇給する合理的理由がない」と独特の持論を展開した。確かに、一理ある意見だが、彼は海外と日本のサラリーマンのもっとも重要な「差異」を見落としている。その「差異」とは、低い給料に対して少しも「怒り」を示さない点だ。世界的なインフレの中、先月オーストラリアでアップル社の従業員約200人が賃上げなどを求めて1日半のストライキを行う準備をしているとロイター通信が伝え、2ヶ月前には米スターバックスの従業員約2000人が100店舗以上で賃上げストライキを起こし、NYタイムス社でも労働組合が賃上げなどを求めて24時間のストライキに踏み切った。フランスでも、パリの有名百貨店「ギャラリー・ラファイエット」では、賃上げを求める労働団体のデモ隊が店内に乱入し「給料を上げろ」などと絶叫した。パリ在住のひろゆき氏の目には「怒る事」をすっかり忘れてしまっている日本のサラリーマンの姿が、どうやら見えていないように思われる(笑)

 

コロナ3年、感染者数世界8位、死者数世界16位の日本。

日本国内で新型コロナウイルスに感染した人が確認されてから、今日で丸3年。日本ではこの3年間であわせて8回の感染爆発の波を経験し、現在の第8波では連日、報告される死者数が過去最多となり厳しい感染状況が報告されている。世界中を席巻したコロナの猛威の中、日本での3年間累計での感染者数は100万人当たり25万人でアメリカ合衆国の30万人に次ぐ世界8位という多さだ。しかし、コロナによる死者数では100万人当たり500人と世界平均の807人を下回り世界16位という結果だった。ここまでの3年間で、イギリスでの献血データを見るとイギリス国民の8割くらいが、すでにコロナに感染済みだとされているが、日本では3年間で約2〜3割の人しかコロナに感染してない状況だという。自然感染した人が他の国に比べて少ないことで、今後、日本でのコロナ感染が 急激に広がることも十分に予想される。感染を経験していない人々は、これまでの3年間の感染対策で学んだことを参考に、自主的になるべく感染しないような対策をしばらく続けて行く必要があると専門家は注意を呼びかけている。また、この3年間でコロナによる社会や経済へのダメージが続き、若い人の青春のかけがえのない時期に対面で授業ができなかったり、クラブ活動が制限されたり、修学旅行ができなかったりとコロナ以前の状況への回復も大きな課題だろう。日本人がかつて経験したことのないパンデミック(世界規模のウィルス感染)、出口はいつ見えるだろうか。

 

小池都知事「電柱ゼロ」「満員電車ゼロ」はどこへ?大前研一氏。

経済評論家の大前研一氏が、夕刊フジの時評コラムで、「2016年の都知事選で圧勝し、2020年に再選された小池さんだが、就任時に掲げた「満員電車ゼロ」「介護離職ゼロ」「電柱ゼロ」などの公約を覚えているだろうか。電柱の地下埋設については、みんな忘れている。通勤通学は余裕をもって座れるように2階建ての通勤電車を走らせるとも言っていた。どこにもそんなものは走っていない。2階建てというと、はとバスの屋根なしオープンバスしか思い浮かばない」と公約を実現してない小池都知事をからかった。小池都知事は2020年の選挙公約で、1待機児童ゼロ、2介護離職者ゼロ、3残業ゼロ、4都道の電柱ゼロ、5満員電車ゼロ、6多摩地域格差ゼロ、7ペット殺処分ゼロの7つのゼロを約束して当選したが、7「ペット殺処分ゼロ」は達成したが他の6項目はゼロ達成を未だに実現していない。大前氏は、これらの状況を踏まえて小池都知事が2025年4月から導入を予定している新築住宅への「太陽光パネル設置義務化」も「小池さんの提案はおそらく実現しないから、心配ないと思う」と揶揄している。小池都知事がゼロ公約を実現せずマスコミから批判を浴びてもちっとも怒ろうとしていない東京都の有権者達、公約を実現する考えなど鼻っからゼロの小池百合子女史、2年後の都知事選も恐らく彼女が当選確実に違いない。

 

大坂なおみ「出産は人生のアップデート」と言ったわけ。

世界プロテニス女子の大坂なおみ(25)が今年最初のグランドスラムである全豪オープンを欠場。理由は明かされず、海外メディアにはこのまま一線を退くのでは、という臆測まで流れた。AFP通信は「大坂なおみは昨年9月以来、テニスの試合に出場しておらず、来週の全豪オープンを棄権したことで、元世界ランク1位の彼女が再びコートに立つことはないかもしれないという懸念が生じた」と報じた。ところが、この報道があった2日後、大坂なおみはメディアの引退説を否定するようにツイッターとインスタグラムに赤ちゃんの超音波検査の写真を投稿⬆。「 コートに戻るのが待ち遠しいけど、2023年は、ちょっとした人生のアップデートをします」と自分が妊娠したことを発表。さらに「人生は非常に短いと認識し、毎日が新たな挑戦と喜びに満ちています。その中の楽しみの一つが、自分の子供が私の試合を見て『あれが私のママ』と誰かに言うことです(笑) 」と綴った。女子プロテニスの世界で、出産を経てカムバックした選手はビクトリア・アザレンカ(27歳で出産)、セリーナ・ウィリアムズ(36歳で出産)がいる。この2人の偉大な女王は復帰後も4大大会で決勝に進出するなど力強いプレーをみせた。まだ25歳と若い大坂なおみ選手、「引退か?」という海外メディアの意地悪な憶測を振り払い、妊娠・出産で人生をアップデート(更新)することで、まだ優勝経験のない全仏・全英のグランドスラムに優勝し、日本人初の4大グランドスラム全制覇をぜひ達成してほしい。

 

捨てたもんじゃない地球人、穴が空いたオゾン層が、治ってた。

地球上空を覆うオゾン層は、人間や動植物にとって有害な紫外線を吸収する役割を持っている。宇宙から飛んでくる有害な紫外線をオゾン層が吸収し、地上に届く量を少なくして我々を守ってくれている。しかし、1980年代後半以降、冷蔵庫の冷媒やスプレーの噴射剤に使われる化合物「フロン」などによるオゾン層の破壊が地球全体で問題視されてきた。しかし、2023年初頭に国連の専門家委員会が発表した最新の報告書によると、フロンなどの全廃に向けて「モントリオール議定書」が発効した1989年以降の30年余りで、オゾン層の破壊物質は99%削減されたという。このまま対策が続けば、オゾン層は世界のほとんどの地域で2040年、北極では2045年、南極でも2066年には、1980年のレベルまで回復する 見込みだという。南極で見られるオゾンホールもNASAの観測では年々縮小してきており⬆、今後も地球人が対策を取り続けてゆけば、21世紀中にはホールは完全に塞がる予定だという。世界気象機関(WMO)のターラス事務局長はこの結果を受け、「オゾン層への地球人の行動は気候変動対策の前例になる。オゾン層破壊物質の排除に成功したのだから、化石燃料から脱却して温室効果ガスを削減し温暖化を抑えるために「何をしなければならないかを我々は真剣に考えるべきだ」と語っている。捨てたもんじゃないぞ地球人、英知を結集すれば傷んだ地球は修復できるのだ。

 

海外の人々は、日本製と知らずになぜヤクルトを飲み続けるのか。

TikTokに,ヤクルトを飲むメキシコ人女性の映像に「実は、日本のモノです」とキャプションが添えられた動画がアップされた。これを見た世界中の多くの人々が「ヤクルトが自国で生まれた飲料だ」と思っていた、と驚きの声の投稿が相次いだ。「メキシコの全ての家庭の冷蔵庫にあるのに?」「ヤクルト美味しいよね!ウォルマートに行くたびに買ってる。日本の飲み物だとは知らなかったな」「古代からメキシコにある飲み物かと思ってた」「いやだってさ、あれだけそこら中で売ってたら、自分の国の飲み物だって思うでしょ普通」「私のアルゼンチン人のママは、小さい頃によく飲んでたって言ってた。だからてっきりアルゼンチンの飲み物なのかと」「私はイタリアの飲み物だと思ってた!向こうに行った時、どの家庭にもあったから!」「ママと一緒にいつもヤクルトを買ってたの。だから文字通り今この瞬間まで、私はオーストラリアの飲料だと思ってた」「ブラジルの家庭の冷蔵庫にも必ず鎮座してる」「これだけ一般的に売られてたら、自分の国の飲み物だって思うのも当然。自分は映画で日本の飲み物って事実を知ったんだけど、その時は本当にショックだったよ」。健康維持のために乳酸菌飲料を毎日少しづつ飲む、というヤクルトの「発想」は、世界中のどこにも無かった。世界中の40の国や地域で販売され、1日あたり4,111万本が世界中の人々に愛飲されているという乳酸菌飲料ヤクルト、長寿の国ニッポンで生まれた世界に誇れる健康ドリンクだ。

 

 

松本人志がオール巨人に見せた、芸人としての「突破力」。

先日のフジテレビの番組で紹介された、お笑い界のトップスター松本人志(⬆右)が、若手時代に、大先輩の漫才コンビ「オール阪神巨人」のオール巨人(⬆左)と交わしたエピソードが面白い。まだ無名だったころの松本が、あるとき 礼儀にうるさいオール巨人の楽屋前の廊下を素通りしたという。それを目にした巨人が教育の意味も込めて松本を呼び止め、「オイ君。あいさつは? やり直せ」と言ったという。すると松本は「あ、すいません」と謝りながら来た道を引き返し、もう一度、巨人師匠の楽屋の前を素通りして見せたという。これを見たオール巨人は、怒るどころか『オモロイやつおるやん!』と松本人志に一目置くようになったというのだ。このエピソードにSNSで若者達がさっそく反応、「礼儀に厳しい巨人師匠にボケで返せる松っちゃんに痺れる」「挨拶やり直しを挨拶しないボケ。やっぱ松っちゃんすごい!」「松ちゃんかっこよすぎやろ!」などの声が挙がった。上下関係の厳しいお笑い芸人の世界にあって、勇気を持って先輩の前でボケてみせた松本人志の「突破力」、やはり、お笑い界の常識というルールを突破するだけの「パワー」がなければ、お笑い界トップにまで上り詰めることはできない。松本人志の生まれ持った「才覚」を感じさせられるエピソードだ。