ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

あのNYタイムズが、なぜ大谷翔平の「特集」を組んだのか。

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MLBオールスター戦を前に、エンゼルスの大谷翔平をニューヨーク・タイムズが12日、メジャーリーグが人気の低迷と新型コロナに苦しんだことを踏まえて「大谷翔平はまさにアメリカの野球界が必要としているスター」との見出しで特集記事を組んだ。アメリカ西部のチームであるエンゼルスの大谷翔平をアメリカ東部の敵地ニューヨークの新聞が「特集」を組むのは異例のことだ。特集では、外野手用グラブを左手にはめ、左後方に視線を送る大谷の写真がデカデカと掲載⬆され「Ohtani Can Do It All(大谷は何でもできる)」というヘッドラインで始まり、ベーブ・ルースの写真などとともに、大谷の投打に渡るこれまでの活躍について紹介している。記事では「彼はただの二刀流ではない。ルースになれる可能性を持った二刀流スターだ」「肉体的にも精神的にも鍛え上げられたオオタニは以前とは変わってきた。ヒットを打った後のガッツポーズ、奪三振後の吠え、マイク・トラウトの本塁打に手を振るなどの姿を見せている」などと紹介されている。敵地ニューヨークでの異例の特集を組まれた大谷翔平に対し、米ファンからは「素晴らしい記事だ」「ニューヨークタイムズなのにエンゼルスの記事」「彼は間違いなく毎日見るべき選手」「良いページだね」など続々と反響が寄せられているという。日本批判で有名なニューヨーク・タイムズが組んだ異例の「大谷翔平特集記事」、多くの日本人にとって「溜飲が下がる」想いだろう。

 

「ワクチン接種しても感染拡大」中国製接種の国とNYタイムズ。

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世界で最もワクチン接種率が高くなっている国の一部で、新型コロナウイルスの感染者が再び急増、死者も大幅に増加している。接種を1回受けた人の割合が最も高いセーシェル(72%)、次いで高い水準にあるモルジブ(57%)、チリ(56%)、バーレーン、(55%)、ウルグアイ(51%)などだ。ウルグアイはここ数週間、人口10万人あたりの死者数が最も多くなっている。モルジブとバーレーンは、5月中に報告された10万人あたりの死者数が米国、インドを大幅に上回った。また、チリ、セーシェルは、世界で最も早いペースで感染者が増加している。そんな中、米国ニューヨーク・タイムズが「中国ワクチンに頼った国々は今、感染拡大と戦っている」という記事を掲載した。記事によると中国製ワクチン接種が過半数を超えているチリやバーレーンで人口の50%〜68%が接種を完了したにもかかわらず、世界の中で最も感染状況が悪化しているという。ワクチン接種率が高い一方で感染者が増えているこれらの国の多くが中国製のワクチンを使用していることから、感染を防ぐことに対する中国製ワクチンの有効性について、懸念が高まっているという。日本で接種される ファイザー社やモデルナ社製のワクチンは90%以上の有効性が確認されているが中国製ワクチンの有効性は51%程度に留まるといわれている。NYタイムズが指摘したように、中国製ワクチン接種はヤバイと言わざるをえないだろう。

重症者ベッド8割ガラ空き、なぜ緊急事態?杉村太蔵の正論。

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元衆院議員でタレントの杉村太蔵氏が、TBS「サンデージャポン」に生出演。12日から東京都で発令される4度目の緊急事態宣言について「まったく理解できない」と発言。これまで3度発令された緊急事態宣言を受け入れてきたのは、新型コロナウイルス感染症による「医療崩壊を起こさないため」が理由だった。しかし、10日時点の東京都の医療提供体制は「今、重症者の方は63名です。対して重症病床数を確保しているのは392床あるんです。今、重症者病床使用率は16%。80%以上の余力がある」とボードを使って示した上で「なぜ今この緊急事態宣言なのか、さっぱり分からない」と首を傾げた。さらに続けて「明らかに、飲食業、旅行業界、主に50代以下の若い世代に負担をかけすぎている。シルバー民主主義のなれの果てだなと思う」と批判、 緊急事態宣言を発表した菅義偉首相の会見についても「説明が全くない。ワクチンの効果が出ている。この状態で緊急事態宣言出すって憲法違反だと思いますよ」と指摘したのだ。杉村氏の意見は誰が見ても正論だろう。しかし、番組出演のタレントたちは彼の発言に注目はしたが司会者の「爆笑問題」の2人を含めて同調するものはいなかった。出演者たちは杉村氏の指摘には納得できても、マスコミが報道してない「重症者ベッド8割がガラ空き」という事実を感覚的に受け入れられなかった様子なのだ。マスコミは「重症者ベッドがガラ空き」の現状を、もっと国民に広く知らしめるべきだろう。

 

 

 

日本アニメをバカにしてはいけない、とイギリスの新聞Metro。

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イギリスの朝刊紙Metroが、「なぜ我々は日本のアニメを馬鹿にせず、真剣に観るべきなのか」というタイトルで特集記事を組んだ。「日本のアニメは、誤解された芸術である。『幼稚である』とか、『子供向けのカートゥーン(漫画)』と分類するのは、あまりにも浅はかで、考える努力が足りていない。全てのアニメーションが子供向けではないことは誰でも知っているはずだ。例えばNetflixアニメ『リック・アンド・モーティ』や『サウスパーク』などは、子供達にとっては機知に富みすぎていてむしろ大人向けの内容だが、それでも人々は自分の狭い考えだけに基づいて、アニメ映画やテレビ番組を真剣に観ようとはしない。日本のアニメは、上記の米国作品以上に誤解を受けていると言えるだろう。しかし、ジブリ作品は日本アニメの素晴らしい好例である。『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』の制作者たちは、若者と高齢者、そのどちらをも魅了する力を持っている。ディズニーは最近になってようやく今までよりも複雑で、胸が痛くなるような物語が持つ可能性を探り始めたが、ジブリ作品は数十年の間、死や戦争などの話題を扱ってきたのだ。多くの英国人がアニメを過度にセクシャルな物と捉えているが、日本アニメはそのような分類をされる内容とは程遠い。もし偏見を取り除けば、幻想的で、目の保養となる、丹精をこらしたアニメーション技術を楽しめるだけではなく、深く、歴史性に満ちた、繊細で、膨大な数の人たちと繋がる事が出来る、人を惹きつけてやまないテーマがあることに気づくだろう」。アニメは子供のモノと考える欧米人に日本アニメが受け入れられる日は果たして来るのだろうか(笑)

ホームラン王へ、アッパースイングで独走する大谷翔平。

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100年前、独特の「アッパースイング」で、本塁打を量産し世間をアッと驚かせた野球の神様ベーブ・ルース(⬆上写真右)。すでに、シーズン前半で32号本塁打を放ち、2位と4本差をつけて独走態勢に入ったエンゼルス・大谷選手もベーブ・ルースと同じアッパースイングの打撃フォームが特長だ。大谷翔平のアッパースイングが、どれだけ凄いものなのかを、科学的なアプローチにより動作分析するスポーツ科学の第一人者筑波大准教授で硬式野球部の監督も務める川村卓氏.が、わかりやすく解説している。「大谷選手が本塁打を量産できるアッパースイングは、頭を残す形で下から振り上げるような下半身の使い方をする。背中、お尻、太モモの裏側をしっかり使えないと腰砕けになってしまう打撃フォームだ」。 「一番のポイントは手首を返さないところ。基本的に手首を返すとバットは水平には振れるがボールが上がる形にはならない。さらに、練習と体の強さがないとボールを上がる形で捉えることができない。 人は体の前の筋肉は鍛えられるが、背中、尻、太モモの裏側など後ろの筋肉を鍛えることは難しい。大谷選手が投手で鍛えてきたのがそういうところ。体の後ろ側の筋肉の強さが際立っている」。「(大谷の)今はパワー全盛。メジャーでパワーだけで本塁打を打つ選手が多い中、大谷選手には技術がある。スタンドまで運ぶ技術を持っており、そこにパワーが加わって、他のメジャー強打者とは違う。正直、大谷はメジャーの強打者に匹敵したというレベルではなく、すでに一個上のレベルにいる」。何とも頼もしい川村准教授の分析。大谷選手は野球の神様ベーブ・ルースを超えられるかもしれない。

 

三振しても自分の信じた「ストライク」を打つ、本塁打王大谷翔平。

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メジャー本塁打王争いで独走態勢に入った大谷翔平選手。ひとつ気になるのは空振りや三振が多い点だろう。メジャー1年目の三振数は102打席、2年目は110打席、コロナ禍の3年目は別にして4年目の今年はシリーズ前半ですでに94打席が三振という結果なのだ。それなのに、ホームラン数ではメジャーリーグトップという好成績。三振について、大谷選手本人が今季2度目の週間MVP受賞のあとにこんな風に語っている。「打撃も投球もやっぱりむきにならずに、打撃は特にですけど、ストライクを打つというシンプルな状態を維持できれば。必ず良い成績が残るかなと思っているので。どんな状況でも冷静にボールは見逃して、ストライクを打つというシンプルな考えでいければいいかなと思っています」。つまり、大谷選手独特の「選球眼」で、ボール球は見逃しストライクを打つという単純な考えに徹してホームランを量産しているという訳なのだ。3年前、三振が多い点について質問された大谷選手は「ボール気味の球が何回来て何回ストライクか分からないですけど、審判にストライクと何回取られても振らない、見逃すと思います。審判がストライクといえばストライクですけど、自分の目を信じていいかなと思います」と語っている。三振を恐れず「自分の目を信じる」この独特の「選球眼」が、大谷選手をホームランキングへの道を歩ませている。まさにアッパレと言えるだろう。

その顔で言うんかい?デンベレ選手「日本人の顔は醜い」(笑)

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プロサッカーFCバルセロナに所属するフランス代表FWウスマン・デンベレ(⬆上写真右)が2019年の日本ツアーの際、TVゲームの設定のため部屋に訪れていたものの作業が上手くいかない日本人のホテルスタッフ3人(⬆上写真左)に対し「酷い顔ばかりだ」などと顔をアップする画像を映しながら嘲笑していたスマホ動画が流出してしまった。この動画はどうやら仲間内で共有していたものが何者かの手で外部に流出、YouTubeチャンネルで“暴露”される形となった。それが英国のメディアで報じられ、わずか数日の間に世界的な問題に発展してしまった。ホテルのやや年のいった日本人スタッフら3人がフランス語を理解できないのをいいことに「ここは本当に先進国なのか」など、大好きなTVゲームがなかなか設定されず、イラついているデンベレ選手の様子がスマホ動画に映し出されている。24歳のデンベレはインスタグラムで、この流出してしまった動画が、2019年に日本で撮影された映像であると認めている。そして「どの地域かを狙ったわけでも決してありません。地球上のどこで起こってもおかしくなく、同じ表現を使っていたでしょう。私はたまたま個人的に友人との会話でこうした表現を使っていて、それは相手の出自と全く関係ありません」と、意味不明な弁解をしている。当時22歳のデンベレ選手がゲームを早くしたいための「日本人の顔は醜い」というイラつき発言は多めに見れるが、「その顔で言うんかい?」というのが日本人がデンベレ選手に対しての正直な思いだろう (笑)