ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

VWがボルツワーゲンに社名変更、2日早いエプリルフール(笑)

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ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲンが3月30日、米国法人の社名を「Voltswagen of America(ボルツワーゲン・オブ・アメリカ)」に変更すると発表し大騒ぎになった。4月1日のエプリルフールの2日前の発表で、すっかりこの社名変更を信じてしまった人が続出した。同社はこの発表をウェブサイトに掲載したほか、ツイッターにも投稿(⬆上の写真)していたが、3月30日遅くになって、これを削除した。同社の広報担当者は、電気自動車(EV)への自社の取り組みをPRするためのマーケティング活動だったとして、新型EV「ID.4」の発売やEV普及へのコミットメントを示すためのもので、ウソの社名変更発表については「(少し早かったが)エイプリルフールへのノリで行ったもの」と釈明した。誤解を招くようなこの「社名変更の発表」に対してSNS上には多くの批判の声が上がり、一部には6年前に発覚した VW社のディーゼル車を巡る排ガス不正問題で長年ユーザーを欺いていたことを批判する書き込みも見られた。その一方で社名変更を好意的に受け取ったユーザーも中には居たという。さらには、同社の優先株はこの日、4.7%高で取引を終了し、普通株は10.3%高で引けた。「ウソも方便」、VW社の広報担当者の思いつきのウソで、EV車への取り組みがPRでき、株価まで上がった、エプリール・フールには乗っかってみるものだ(笑)

 

YouTube2億4951万回再生「ひろゆき切り抜き」は、マルチ商法?

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 YouTubeに動画をアップロードするだけで再生された回数によって広告収入が入ってくるというおいしい話。始まったのは9年前の2012年からだ。しかし、再生1回につき0.3円の広告収入で大金を稼ぐには、アップロードする動画がどれだけ多くの人々を惹きつけられるかにかかっている。手っ取り早いのは、Youtubeチャンネルに上げられている人気動画をダウンロードし、切り抜きや字幕を追加するなど再加工してyoutubeチャンネルに動画を再アップする方法だが、これは明らかに「著作権侵害」の犯罪になってしまう。これに目をつけたのが匿名ネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者「ひろゆき」こと西村博之氏だ(⬆上の写真)。これまでリスナーの質問に答える2〜3時間ほどの動画をYouTubeに定期的に投稿していたひろゆき氏。リスナーにその動画の「切り抜き」を許可して、それぞれが字幕をつけたり、同じテーマの動画を集めて1本に編集してYouTubeに再投稿し、それに対するYouTubeからの収益をひろゆき氏と切り抜きした投稿者とで分け合うというシステムをつくり、現在大盛況なのだ。最近、ひろゆき氏がこの「切り抜き動画」の28日間の総再生数を公開、次のようなツイートを行った。「ひろゆきが今更話題になってるの?という諸氏に説明すると、単純にYoutube切り抜き動画の再生数が多いからです。直近の28日間で2億4951万回再生されています。2020年に日本で一番多く再生されたYoutuberが1年で8億8810万回なので、その3倍ぐらい再生されている計算になります」というツィートだ。約1ヶ月間で2億4951万回再生✕0.3円=7485万円の広告収入だ。切り抜き加工した人と折半してもひろゆき氏の1ヶ月収入は3,742万円となる。自分の画像に字幕や切り抜きを希望する人に自由勝手にさせながら莫大な金額をピンハネしているひろゆき氏、コレってYouTubeを利用したあら手のマルチ商法ではないのだろうか(笑)

 

ポカスカ打たれた大谷翔平、指のマメが原因ではない。

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メジャー4年目の大谷翔平オープン戦最終登板は残酷なまでに「現実」を突き付けられた。2回に四球後の甘く入ったスライダーを捉えられて2ラン、カウント3-0から置きに行った速球も左翼席へ運ばれ、3回も3ランを被弾するなど、2.1回を投げて4安打7失点、5四球3奪三振という炎上劇。これで大谷の投手としてのオープン戦成績は4先発で0勝2敗、防御率12.19、奪三振19、与四球10と惨憺たる結果となった。パドレス戦で渡米後最速となる101.9マイル(約164キロ)を計時するなど、昨年と比較してスピードが復活していることをマスコミは大きく報道しているが、登板するたびにポカスカ打たれているのは紛れもない事実だろう。長身の大谷の4シーム(ストレート)はスピードはあってもホップ(浮き上がる)せずホームランになりやすい欠点がある。投げ込み不足のオープン戦では、空振りが取れるはずのスプリットやスライダーも制球が定まらず四球が多かった。滅多打ちにあったドジャーズ戦のあと、大谷は 「(今日は)ボールを投げる、球数を投げることを優先しました。マメをかばって投げた分、引っ掛けたりとか抜けたりとか、いろいろあった。そういう時にしっかり投げる技術かなと思うんですけど、比較的にカーブとか人差し指で投げる球の制球は良かった。開幕カードに向けて球数を投げることが大事だなという判断での登板だったので、ある程度投げられて良かった」と前向きに語った。大谷が今後の取り組むべき対策としては、まずは既存の変化球の精度を安定させることだろう。スプリットやスライダーの精度が上がれば、「伸び」が増してきた4シームでも空振りが奪えるようになるだろう。大谷翔平の4月4日のホームでのホワイトソックス戦での今季初登板までに、しっかり球数を投げ込んで修正できることを祈ってやまない。

 

「日本人はダシ抜きやすい」海外逃亡ゴーン被告が高笑い。

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日本の国際空港が、プライベートジェット機のエックス線による手荷物検査などを行わない盲点を突いて、大型の楽器ケースに忍んで国外逃亡に成功した日産元会長のゴーン被告。日本の空港がプライベートジェットの乗客にたいして保安検査をしないのは、プライベートジェットを使う乗客であるVIPや富裕層には悪人はいないという思い込みがあったためだ。こうした日本の出国管理の甘さを突いて無事日本からの脱出に成功したゴーン被告が生まれ故郷であるブラジルの新聞エスタド・ジ・サンパウロの取材に応じて「日本人の特性を見抜いたから脱出に成功できた」と語っている。ゴーン被告は逃亡について「決定、計画、実行とも迅速に行った。なぜなら日本人は迅速ではないからだ」と語ったのだ。さらに「日本人は綿密な準備と計画と理解がなければ、迅速に行動しない。逃亡を成功させるには、素早く出し抜く必要があった」と語った。ゴーン被告は、45歳の若さで日産の社長に就任し当時日産が抱えていた2兆円の負債を5年間で完済、国内シェアが12%だったのを20%にまで拡大するなど、彼はすべての行動をつねに「迅速」に行うことで日本人を出し抜いてきた。ゴーン被告が逃亡したあとに、法務省は保釈中の被告にGPS(衛星利用測位システム)の発信機を装着させ、所在を把握する方法として、空港などに接近したことを知らせるアラートシステムの導入を決めた。日本人はゴーン被告が言うように、すべての事を「迅速」に決められない国民性のようだ(笑)

大谷翔平バッティング絶好調の理由は、「左足」にあった。

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エンゼルス大谷翔平投手が(26)は25日ロッキーズとのオープン戦 で日本人選手最多タイとなる5号本塁打を放ち連続試合安打を11に伸ばし打率は571とした。これまでオープン戦日本人最多本塁打は04年と05年に5本塁打を放った松井秀喜(ヤンキース)だったが、ついに大谷が肩を並べた。松井選手がオープン戦で5本塁打を放った04年は本塁打31本・打率298、 05年は本塁打23本・打率305といずれも絶好調のシーズンだった。今年のオープン戦での大谷の絶好調ぶりはこのままシーズンを通して続くだろうか。エンゼルスのリード打撃コーチは今シーズンの大谷について「左足が強靭になり、見ていて楽しい」と語った。大谷の左足が強靭になったというのはどういう意味なのか。大谷は今キャンプ中は、軸足の左足にしっかり体重を乗せてから打ちにいく新たな打撃フォームに取り組んできた。軸足を意識した下半身主導の打撃フォームは「去年から(打撃コーチに)言われていたし、自分でも感じていましたが、リハビリと並行してやっていたので難しかった」と語り、左足に体重を乗せる打ち方について「しっかり軸足に(体重が)乗っていないまま飛距離を出そうとしたときに、身体のひねり、上半身の力だけで飛ばそうとして打率につながらない傾向があった。しっかり下半身で回れている時は、上半身がフリーになり、打率が残る可能性が高い。まずはしっかり(軸足に)体重を乗せるのが大事だと思います」と語っていた。リード打撃コーチが言うように、今年の大谷の打撃が絶好調の秘密は、左足に体重がしっかり乗っている打撃フォーム(⬆上写真)のためと思われる。

*1:ここに脚注を書きます

タラップでこけたバイデン大統領、「鏡を見よ」とプーチン氏。

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史上最高齢で米大統領に就任したバイデン大統領が、大統領専用機エアフォースワンに乗り込んだ際、足を踏み外して数度にわたりつまずいた。タラップの階段を半分ほど素早く上がったところでつまずき、すぐに右手で手すりをつかんで体勢を戻そうとしたものの、再び足を踏み外し、階段に片膝をついてしまった。昨年11月には犬と遊んで足を滑らせ、右足首を骨折している御年78歳のバイデン大統領。今月、バイデン米大統領が「(ロシアの大統領)プーチン氏を人殺しと思うか」との米メディアの質問に「そう思う」と肯定したことについて、プーチン大統領が「お大事に。彼の健康を願う。これは皮肉でも冗談でもない」と述べたニュースを思い出した。ロシアのプーチン大統領はバイデン氏のこの発言に対し「認知症」など判断能力を疑問視しての返答で「お大事に」と言ったとされている。さらに、プーチン氏は「人は他人や他国を評価する際、鏡に映った自分を見ている」とも述べ、バイデン氏にも「人殺し」の評価が当てはまると述べ、米国による広島、長崎への原爆投下や米大陸の先住民族への迫害などについても言及した。バイデン大統領が認知症を疑われたのは、昨年11月の米大統領選挙戦の最中に、ペンシルベニア州で支持者らに孫娘を紹介するのに5年前に死去した長男と取り違える一幕があったからだ。孫娘のナタリーさんを紹介するのに「ほかでもない、わが息子ボー・バイデン」と紹介してしまい、すぐに「孫娘のナタリー」と訂正した場面があった。こうした一連の経過を知っているプーチン氏の「お大事に」という発言、アメリカ政府はどう反論するのだろうか(笑)

 

オリンピック聖火リレー、ヒトラーの思いつきで始まった。

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東京2020オリンピック聖火リレーがいよいよスタートした。、オリンピック聖火は全47都道府県を121日間をかけて巡り日本国民のオリンピック気分を盛り上げようというのが目的だ。この聖火リレーはそもそも誰が思いついたものなのか。1896年の第1回アテネ大会から第5回1912年のストックホルム大会までは聖火リレーは行われていなかった。聖火リレーが始まったのは1916年の第6回ドイツベルリン大会が始まりだ。当時のドイツ総統アドルフ・ヒトラーが、オリンピック終了後にドイツ軍が第2次世界対戦でバルカン半島を南下する事前偵察を行うために「聖火リレー」を思いついたのだといわれている。ヒットラーがギリシャで採火した聖火をベルリンまで運ぶというアイデアは、ゲルマン民族こそがヨーロッパ文明の源流たるギリシャの後継者であるというナチスの思想に適っていたからだ。ギリシャを出発した聖火は、3,000人以上のランナーによってギリシャのオリンピアからベルリンまで運ばれた。そしてドイツの陸上選手だったフリッツ・シルゲンが最終ランナーとして、競技場の聖火台に聖火を灯した。これをキッカケとして次の大会から引き続き聖火リレーが、オリンピックの正式行事になったというわけだ。聖火リレーの「炎」を見て国民のこころを沸き立たせようというヒットラーが思いついた「アイデア」が、100年以上経った今日でも色褪せないオリンピック行事として受け継がれていることに驚かされる。