ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「日本人はダシ抜きやすい」海外逃亡ゴーン被告が高笑い。

f:id:gunjix:20210328014658j:plain

日本の国際空港が、プライベートジェット機のエックス線による手荷物検査などを行わない盲点を突いて、大型の楽器ケースに忍んで国外逃亡に成功した日産元会長のゴーン被告。日本の空港がプライベートジェットの乗客にたいして保安検査をしないのは、プライベートジェットを使う乗客であるVIPや富裕層には悪人はいないという思い込みがあったためだ。こうした日本の出国管理の甘さを突いて無事日本からの脱出に成功したゴーン被告が生まれ故郷であるブラジルの新聞エスタド・ジ・サンパウロの取材に応じて「日本人の特性を見抜いたから脱出に成功できた」と語っている。ゴーン被告は逃亡について「決定、計画、実行とも迅速に行った。なぜなら日本人は迅速ではないからだ」と語ったのだ。さらに「日本人は綿密な準備と計画と理解がなければ、迅速に行動しない。逃亡を成功させるには、素早く出し抜く必要があった」と語った。ゴーン被告は、45歳の若さで日産の社長に就任し当時日産が抱えていた2兆円の負債を5年間で完済、国内シェアが12%だったのを20%にまで拡大するなど、彼はすべての行動をつねに「迅速」に行うことで日本人を出し抜いてきた。ゴーン被告が逃亡したあとに、法務省は保釈中の被告にGPS(衛星利用測位システム)の発信機を装着させ、所在を把握する方法として、空港などに接近したことを知らせるアラートシステムの導入を決めた。日本人はゴーン被告が言うように、すべての事を「迅速」に決められない国民性のようだ(笑)