ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「元SMAPの3人に魅力感じる?」マツコの意見は、うなずける。

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公正取引委員会が、元SMAPの稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)の3人を民放テレビ局に出演できないよう圧力をかけた疑惑があるとして、ジャニーズ事務所を注意した問題に関して、マツコ・デラックス(46)が周囲をギョッとさせる「爆弾発言」をした。公取委が、独占禁止法違反につながる恐れがあるとして、ジャニーズ事務所を注意したことが発覚してから、元SMAPの稲垣、草なぎ、香取の3人は、さながらジャニーズ事務所の圧力にも負けずに頑張っている「悲劇のヒーロー」のように扱われている。ジャニーズ事務所、テレビ各局ともに圧力をかけた事を否定しているが、世間の目は「やはりそうだったか」と見る向きもある中、マツコの意見はそうではなかった。「だってテレビ局は使いたくないんだもん。SMAPだから使われていたわけで、SMAPじゃなくなった3人に魅力を感じますか?」「あの3人はSMAPにいたからこそチヤホヤされていたんだから」「あの3人は木村拓哉や中居正広とはマンパワーが違うのよ」とバッサリ斬って捨てたのだ。確かに、3人のテレビ出演が増えるかどうかは、3人がどれだけ視聴率を稼げるかにかかっている。過去に3人のテレビでのレギュラー番組が軒並み打ち切りとなったのも視聴率が取れなかったからだ。昨年3月に終わった香取が出ていた『おじゃMAP!!』はゴールデンタイムにもかかわらず、最終回の視聴率は5・6%しかなかった。マツコが言うように、「圧力でテレビに出られないのではなく視聴率が取れないから」と言うのが出演できない本当の「理由」なのかもしれない(笑)

 

99万人の1票をダマしたN国党の立花氏、NHK受信料を払ってた。

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先の参院選挙の比例代表で約99万票を集めた「NHKから国民を守る党」(N国)。初当選した立花孝志党首(51)は政見放送で「NHKをぶっ壊す!」と連呼し、奇抜なその動画がインターネットで注目を集めた。訴えたのはNHK批判だけ。これまでの永田町の常識では「泡沫(ほうまつ)」扱いされていたはずの団体なのに得票率2%以上を確保し、法の定める「政党要件」を満たして我々の税金から5900万円もの「政党助成金」を手に入れることに成功した。さらに北方領土で酒乱騒ぎを起こし、日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員に声をかけてN国党に加入すれば追加で入る「政党助成金」2430万円を丸山議員にそのまま渡すことをエサにして入党させてしまった。N国党首の立花氏は参議院に当選して何をしようとしているのか。「NHKに受信料を支払わない」というのが政治姿勢の立花氏だが、受信料をめぐる過去の裁判ではことごとく彼は敗訴してきているのだ。つまり、彼の主張のすべては「合法」では無いということになる。さらに決定的なのは立花氏が自己主張とはウラハラに「NHK受信料」をちゃんと支払っているという驚愕の事実だろう。しかも自らNHK受信料を支払っている事実をyoutubeで公開するなどその言動は支離滅裂だ。「政党助成金」を食い物にするその態度や「受信料支払い拒否」を主張しながらウラでは受信料を支払っているウラオモテのありすぎる人間性、参院選で彼に1票を投じた有権者99万人はいま何を思うだろうか?

 

「原画データ」無事回収?京アニは遺族より会社ファーストなのか?

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京都アニメーションは、放火殺人事件があった第1スタジオで焼損を免れたサーバーからデータを回収できた、と明らかにした。デジタル化された原画などが含まれていたという。 サーバーは全焼した3階建てスタジオの1階にあった。四方をコンクリートに覆われた部屋にあったことで焼損せず、消火活動による水の影響も受けなかったとみられる。 このため同社は専門家の協力を得て作業にあたり、データを取り出したという。同社代理人の桶田弁護士は「サーバーに記録されていたデータについては欠損なく回収された。献身的なご尽力をいただいた専門家の方々に心より御礼申し上げる」と話している。このデータ回収の発表の前に、京都アニメーションは、企業再生のための募金やクラウドファンディングの動きが世界各地で広がっていることを受け、支援金受け付けの「専用口座」を設けたとも発表している。こうした会社再建の動きを世間に向けて次々と発表している「会社ファースト」とも取れる京アニの企業姿勢に放火の犠牲となった34名の原画製作者たちの遺族はどんな思いでいるのだろうか?遺族の一人の母親は「ひどい事件で死んでしまったけど、娘の活躍を知ってうれしいなとも思う。親孝行のしっかりものやった。娘はこんな人間やったと(世間に)知ってもらいたい」と語っている。京都アニメーションの経営陣は、原画の無事回収や再建の支援金集めなど「会社ファースト」のお知らせを矢継早にする事よりも先に、今回の放火事件で犠牲になった原画制作者たちの家族に寄り添う「遺族ファースト」であるべきではないのか。

3割を切り、ホームランも出なくなった大谷翔平に何が起こった?

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6月に爆発的な打撃を見せたエンゼルスの大谷翔平選手、後半戦の7月に入って3割あった打率を2割8部5厘にまで下げてしまった。ホームランも6月の8本が7月は5本とめっきり打てなくなった。その理由としてMLBコメンテーターアキ猪瀬氏は「後半戦に入ってからホームランが出ていません。これには理由があります。三振か凡打になるパターンがハッキリしてきたんです。大谷君は追い込まれてから、低めのストライクからボールになる変化球で打ち取られているんです。いまは全球団がそのパターンで大谷君を打ち取ろうとしていて、そのパターンがMLBで確立されたためです」と指摘。この話を裏付けるようにマリナーズのマーフィー捕手が「オオタニは偉大なパワーの持ち主。彼の打席で成功を収めるには低めのストライクゾーンにボールを集めるしかないと思っている。内角、外角はそこまで関係ない。オオタニが待っているボールを投げてはいけない。彼の意識を外したところで、低めにボールを決めることが我々にとって攻略のカギなんだ」と大谷攻略の方法を語っている。確かに外角低めのボールに泳がされるようなスイングで大谷が凡退する場面をしばしば目にする。大谷自身は自分の打撃について「結果的に上がっている打球はヒットになったり、ホームランになっている率が高いので、やっぱりゴロになればアウトになる確率が高くなっちゃうので。かといって「上げ」にいくのではなくて、「自然に上がる」ポイントでしっかりとらえられるかどうかが大事かなと思っています」と語っている。大谷の打棒復活のカギは、本人が言うように打ったボールが「自然に上がる」ポイントへ戻せるかどうかにかかっているようだ。

 

「やめる」と言った加藤浩次は「サラリーマンあるある」なのか?

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吉本興業をめぐる一連の問題をめぐり「経営陣が刷新されなければ、吉本興業を辞める」と宣言したお笑い芸人加藤浩次氏は同社の大崎洋会長に直談判に及んだのはいいが、翌日「合致点がなかなか見つからなかった」として退社については一旦、保留する意向を明らかにした。自分が司会しているテレビ番組の中で、公共の電波のルールを破ってまで自分の事務所の経営陣を個人的に批判し、「(退所の)意思は固い」と宣言しておきながら、一転して保留するという事態になったことついて、当然のことながら批判の声が出ている。サラリーマン社会では「辞める」「辞める」と口にする人ほど会社を辞めない、というのはよく聞く話だが、加藤浩次氏も、どこの会社にも居るこの手のサラリーマンと同じレベルでの発言だったのだろうか?サラリーマンが「辞める、辞める」と周囲に言い続けるのは、会社での自分の立場や苦労を周囲に知ってほしいと言う一種甘えのメッセージであり、本当のところは会社への帰属意識が強く、慰留すればカンタンに離職を防げてしまうパターンが多いという。果たして、お笑い芸人として名を成した加藤浩次が、思いの外「サラリーマンあるある」の「辞める辞めるのパフォーマンス」をしただけなのか、今後の彼の「身の振り方」に注目だ(笑)

 

 

ダルビッシュが3勝しか出来ないワケ「ご意見番張本氏を消して欲しい」。

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夏の高校野球岩手大会の決勝で大船渡高校が、「れいわの怪物」佐々木朗希投手を起用せずに敗れたことで賛否両論が巻き起こっている。「故障を避けるため」とした大船渡・國保監督の判断についてわざわざ海の向こうからシカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が「これほど全国から注目されている中で佐々木君の未来を守ったのは勇気ある行動」と高く評価、さらに球界の「ご意見番」張本氏が「絶対に投げさせるべきだった」という発言の書かれた記事を引用し「シェンロン(神龍)が一つ願いこと叶えてあげるって言ってきたら迷いなくこの(張本氏の)コーナーを消してください」とツイートした(⬆上の写真)。昨シーズンシカゴ・カブスと6年契約136億円の大型契約を結んだダルビッシュ投手は毎年の年収23億円が約束されてるためか1年目の昨シーズンはわづか1勝どまり、今シーズンは半分を過ぎてもまだ3勝というテイタラクの成績だ。契約が切れる6年後には「野球をサッサと辞める」とも公言しているダルビッシュ投手は、お金を掴んだら「まるでヤル気が出せない」ピッチングを続けている。そんな彼が、張本氏の「ハングリー精神論」を否定するのはもっともな事かもしれない。張本氏は、けがをして将来の可能性をつぶすべきではないという意見に対して「(佐々木投手の)将来を考えたら投げさせたほうがいいに決まってるじゃない。苦しいときの投球を体で覚えてね、それから大成したピッチャーはいくらでもいるんだから。楽させちゃダメですよ。スポーツ選手は」とも発言している。MLBで勝ち星に比して「もらい過ぎ」と批判が絶えないダルビッシュ投手が張本氏を嫌った「一番の理由」は、ピッチャーは「楽させちゃダメですよ」というこの言葉にあったのかもしれない(笑)

加茂水族館の奇跡。ノーベル賞下村博士の助言でクラゲが光った。

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長い経営難に苦しんでいた山形県鶴岡市の加茂水族館が村上龍男館長のアイデアで一風変わった「クラゲ展示日本一」を目指したのが22年前の1997年、当時クラゲを専門に展示する水族館は珍しく、来館者数もクラゲを展示する前に比べて徐々に増えていった。そんな中、2008年「オワンクラゲの発光物質」を発見したボストン大学名誉教授下村脩博士がノーベル賞受賞の知らせを聞いた村上館長は祝電と同時に「うちのオワンクラゲは残念ながら光りません」と手紙を書いたところすぐに米国の下村脩博士から国際電話が入った。村上龍男館長は驚き「ご本人で?」と念のため確認したという。下村博士は、水族館からの祝電へのお礼の後、「手紙では、おたくのオワンクラゲは光らないそうですね。セレンテラジンをエサに混ぜれば必ず光りますよ」と助言してくれた。水族館は早速、セレンテラジンを取り寄せ、水槽で実験を開始。餌に、海水に溶かしたセレンテラジンを注入して水槽に入れると、10分ほどでオワンクラゲの傘の周りが淡い緑色に発光した(⬆上の写真)。村上館長は「下村先生の言う通りにしたら、本当に発光した」と感動、その後「光るオワンクラゲ」は水族館一の人気者になり、その2年後に来館者数が21万人を突破、現在、加茂水族館は来館者数が100万人を超える全国一の「クラゲ水族館」として有名になっている。