ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「死にたいなら一人で死ね」34人道連れの「京アニ放火犯」に橋下徹氏。

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元大阪府知事の橋下徹氏が報道番組に出演し、34人の尊い命を「道連れ」にした「京都アニメーション」放火事件の犯人について、「本当にやむを得ず自暴自棄になってどうしようもないっていった時には、僕は一人で死んでほしいですよ」と発言、さらに「一人で死ね、ということが批判的に言われるけど、最後にどうしてもっていう時には、自分の命は人に迷惑かけずに自分で絶てっていうことは、教育でやったからってこの犯人が止まるとは思いませんよ。でも、社会でこういうことは言い続けるべきだと思います」と続けた。すると、この意見にコメンテーターの女性弁護士が「一人で死ねっていう先生の発言には全く賛同できなくて、今回の被疑者がそういう風に思っていたのか、まだわからないですし」と反論、すると橋下氏は女性弁護士に対して「じゃあ一人で死ねなければどうするんですか?他人を犠牲にしていいんですか?」と問いかけた。「他人を犠牲にしてもいいとは一言も言ってないですけど」と彼女は反論したが、橋下氏は「じゃあ他人を犠牲にするなっていうことは一人で死ねっていうことじゃないですか?そこをごまかしちゃダメですよ。社会はそういう規範意識を醸成して、自分の命を絶つときは絶対に人に迷惑をかけるなっていうことを社会がそういう風にしていかないと、キレイごとばかり言ってもダメですよ」と彼女の意見に鋭いクギを差した。橋本氏が言うように、自暴自棄になって他人を「道連れ」にしようとする「卑怯」な考え方の殺人犯を根絶するためには、キレイ事を言っていては始まらないのは事実だろう。

 

 

 

20年後、ウナギも若者も「絶滅」してイイ、というお金持ちの老人達。

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今年の「土用丑の日」は7月27日の1回だけ。日本の伝統文化である丑の日にうなぎを食べるという習慣、今年もリッチなご老人たちが4,000円〜5,000円のうな重を平然とパクつく光景が見られそうだが、実はうなぎの蒲焼への支出は総務省の家計調査によると20代〜30代の支出金額に比べて60代〜70代の支出金額は何と3倍以上だという。つまり、我が国のウナギ市場は貯蓄額が3000万円超もある「上級老人世帯」700万人に支えられているのだ。「日本の高齢者が絶滅危惧種のウナギを食べつくそうとしている」と批判したブロガーの文章を自分のツイッターに引用して2ch創設者のひろゆき氏はこうつぶやいている(⬆上の写真)。「文化だから絶滅危惧種のウナギを食べる。20年後のことは知ったことではない。貰えるんだから年金はいっぱい欲しい。20年後のことは知ったことではない。ウナギも日本の若者も減少して絶滅しても知ったこっちゃない、てことですかね」ひろゆき氏が言うように、日本の年金は高齢者が急増する中、税金で補填しきれずに年金の財源が取り崩され続けて20年後には枯渇してしまい年金の給付がほとんど行えなくなる、という予測がある。来年には日本の人口の3分の1を占めるまでに増える65歳以上の高齢者人口、「ウナギや若者の20年後なんて知ったこっちゃない」という70歳以上で貯蓄額が3000万円を超える「上級老人」達のリッチ過ぎる生活を見直すあらたな「コミュニティ」形成こそが、いますべての日本人に問われているのではないのだろうか。

 

 

 

 

163Km/h佐々木投手の甲子園をフイにした監督は「型破り」か。

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全国高校野球選手権岩手大会決勝で、最速163キロ右腕のプロやメジャーが大注目の大船渡高校・佐々木朗希投手が大方の予想に反してベンチスタートとなり、途中登板の機会もないまま甲子園出場の夢が絶たれてしまった。大船渡高校の32歳の監督はエース佐々木を登板させなかった理由について「私が判断しました。理由としては故障を防ぐためです」とだけ語った。この監督判断についてヤフーが行った緊急ネット調査によると12,556名から回答が得られ、監督采配に「納得できる」が61.3%(7,699票)、「納得できない」が31.9%(4,002票)、「わからない・どちらとも言えない」が6.8%(855票)という結果となった。MLBで活躍する大谷翔平投手の再来とまで騒がれる佐々木朗希投手、その大谷投手が高校3年の夏はどうだったのか?2012年の大会予選で大谷翔平投手は高校野球史上初となる160km/hを記録したが、地方予選の決勝で盛岡大学附属高校 5失点を喫し、高校最後の夏の「甲子園出場」の夢は今回の佐々木投手と同じように絶たれてしまっている。れいわの怪物を甲子園で「ぜひ見たかった」という高校野球ファンからは、「監督の采配ミス」「勝負に徹しろ」「決勝戦を捨てたのか」「監督して悔いが残らないのか」「チームメイトが可哀想」などと批判の声が次々と挙がっているが、佐々木投手の将来を考え決勝戦に登板させなかった32歳の監督の型破りとも思える「決断」に、61.3%もの人々が「納得できる」と指示した点に、「野球は甲子園がすべてではない」という今時の野球ファンのコモンセンス(常識)が読み取れる。

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落選・ホームレスの山本太郎を、あなどってはいけない。

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先日の参議院選挙で大きな話題を呼びながら落選した「れいわ新撰組」代表の山本太郎氏が、落選後にツィツターを更新(⬆上の写真)。「無職、ホームレス、頑張るぞ!」とツィートした。「れいわ新撰組」の立ち上げが3ヶ月前の4月、7月の参院選での街頭演説には山本氏の熱弁目当てに黒山の人だかり、その熱気はSNSを中心に拡散し、支援は日を追うごとに凄まじい勢いで拡大。結果、220万票を獲得し、2議席を獲得する大躍進を見せたのだ。党首である山本氏は落選して「無職・ホームレス」と言いながらも、結党から参院選までのわずか3ヶ月間で熱狂的な彼の支持者達から4億円の寄付金を集めている。たった1人でこれだけ短期間に4億円という巨額の集金力のある政治家は他に見当たらない。落選しても党首としてテレビ討論会に参加できるし、2議席を確保したことで「政党交付金」も受け取れる。「れいわ新撰組」の政党交付金は6,700万円と彼の活動資金は寄附金額4億円とあわせて想像以上に潤沢なのだ。山本太郎をタレント上がりの候補者に過ぎぬとあなどってはいけない。27年前、政権獲得を目指して元熊本県知事だった細川護熙氏が立ち上げた日本新党が2ヶ月後の参議院選挙で360万票を獲得し4議席を獲得、非自民連立政権を樹立し、翌年には首相にまでなったサクセスストーリーが過去にあったのをご存知だろうか。この細川首相が辿ったストウリーに酷似している山本太郎の足跡を見ると、彼が、短期間のうちに首相の座を得ることはあながち不可能な話とは言い切れないだろう。



松本人志も言えない「吉本興業会長辞任」を加藤浩次はナゼ言えるのか。

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ヤミ営業問題に端を発した一連の「吉本興業騒動」に日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ」でメイン司会を務める加藤浩次が自分も所属する吉本興業に対して「大崎会長・岡本社長体制」に「怒りを感じる。役員も代わらなければいけない」と“狂犬”の本領を発揮し、「この体制が続くのなら辞める」と怒りを爆発させた。加藤が「狂犬」と呼ばれるのは06年に極楽とんぼでコンビを組んでいた相方・山本圭壱が事件を起こし吉本興業を契約解除。吉本興行は「極楽とんぼ」解散を発表したが、加藤はこれを拒否、コンビは実質活動休止でも加藤は「スッキリ」のメイン司会として活躍し役者としても評価を高めながら山本の復帰を待ち続け、10年後に相方山本の「吉本復帰」を勝ち取ったのだ。体制におもねることなく実力で吉本興行に相方の復帰を認めさせた加藤のこの姿勢は「狂犬」と評され、主流派である明石家さんまや松本人志とは一線を画する存在だった。今回の騒動で、会社に対してソフトランディングを求めた明石家さんまや松本人志と違って「役員辞任」を迫った加藤浩次。彼は、騒動の流れを敏感に読み取り、「今ココで辞任を求めても自分にとって悪い方には転ばない」と決断し「役員辞任」を迫ったのだ。昨日の会長との話し合いで「辞任問題は預からしてくれ」と言われ、加藤浩次も「退社は保留」となったようだが、機を見て敏な「負け戦」にはならないと踏んだ加藤の勇気あるこの「行動」は、世のサラリーマンの「お手本」となるに違いない(笑)

「ヤミ営業」を流行語大賞に仕立てた「吉本興業」のゴーマン。

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お笑い芸人「ヤミ営業」の一連の騒動で、吉本興業の岡本昭彦社長が問題発覚後初めて記者会見した。契約解消処分となった雨上がり決死隊の宮迫博之と謹慎中のロンドンブーツ田村亮の先日の「涙の記者会見」を受けて「あんなにつらい思いをさせてしまい申し訳ない」と謝罪し、2人の処分を撤回すると、手のひらを返すような発表を行った。お笑いの総本山である吉本興業が、これだけ世間の矢面にさらされたのは初めての経験だろう。今回の騒動ではお笑い界の重鎮である明石家さんまや松本人志まで登場するまでに騒ぎが大きくなってからの岡本社長による「お涙会見」でもあった。一連の騒動を俯かんしてみれば、お笑い芸人の「ヤミ営業」という言葉が世間に認知され、「ヤミ営業」を規制する立場の吉本興業が「ヤミ営業した芸人」の反撃によって逆に世間の批判を浴びてしまうという、滑稽きわまりない「カラ騒ぎ」へと発展してしまった。この問題はしばらくは世間の話題になり続けるだろうが、大山鳴動して出てきた結論は、今年の流行語大賞の有力候補「ヤミ営業」というワードと、それでも尚、お笑い界の陰で強い力を持ち、所属の芸人を軽々しく扱い続ける吉本興業の「ゴーマン」という2つのワードという事になるのだろうか。

 

京アニ放火犯は人間の「不良品」、松本人志の失言は正しいのかも。

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アニメ制作会社『京都アニメーション』のスタジオが放火され、33人もの尊い命が奪われた事件。 その衝撃的な犠牲者の数もさることながら、残忍な犯行に及んだ 容疑者の犯行動機や素性、過去が明らかになるにつれて、以前物議を醸した『ダウンタウン』松本人志が、大量殺人事件を起こした犯人を人間としての「不良品」だとする発言を「再評価」すべきだという声がネット上に続出している。その内容は、「僕は、人間が生まれてくる中でどうしても〝不良品〟って何万個に1個、絶対これはしょうがないと思うんですよね」という発言。大量殺人の 犯人を〝不良品〟呼ばわりしたことに対し、一部視聴者からは「生まれながらの絶対的な「不良品」なんていない」「まともじゃない人は排除すべきという優生思想そのものだ」などと批判が続出した。今回の「京アニ」のあまりにも悲惨過ぎる事件を受けて、あらためて彼の「不良品」発言を支持する声がネット上に多く上がってきている。「松っちゃんが前言ってた不良品の人間の存在を再認識したわ。この事件は犯人が死んで償えるものじゃない」「こういうのが続き過ぎて松本人志の言ってた不良品論に同意してしまう。松本の不良品発言は正しいよ こいつらはもう人ではない」「不良品で松本批判してた人は、この京アニ犯人をどう擁護するんだろ?」「動機はまだ分からないけど社会や環境だけのせいじゃない、こういうことを実行してしまうのは」など 犯人の「人間不良品」という呼び方への「再評価」をする意見が相次いでいる。あなたは、どう思われますか?