ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

喝だ!アジア杯決勝で日本選手の「鈍い動き」に気づかなかった森保監督。 

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サッカーアジア杯、2大会ぶり5度目の優勝を目指した日本は、決勝の舞台でカタールに「前半戦」わずか27分で2得点されほぼ勝敗が決着してしまった。敗因はどこにあったのか?テレビでの解説でも繰り返し指摘されていたように「前半戦」の随所で見られた消極的過ぎる日本選手のプレーが大きく勝敗を分けたように思われる。試合後、ベンチで戦況を見ていた乾選手が「前半戦のああいうところで、ベンチメンバーが俺も含めて『あのプレッシャーのかけ方じゃダメ』ってことを気付いていたのに言わなかったのは自分たちのせいって(監督にあとで)言いましたし、監督は逆に同じことを『自分のせいだ』と(試合後に)言っていました」。キャプテンの吉田麻也は「カタールは良い準備をしてきた。僕ら以上にアグレッシブに戦ってきて、前半2失点してしまったことが勝敗を大きく分けてしまった。僕たちが「前半」に受け身になってしまったことが尾を引いてしまったかなと思います」とし、「前半」の戦い方が問題だったと指摘している。今大会のヒーローだった大迫選手も「僕らは前半、もっといいプレーをすべきだったしチーム全体としても上手く行かなかった。悔いが残ります」と答えている。森保監督は「負けたということは相手の方が強かったこと。しっかりとこの試合を分析して我々のチームを分析して、次しっかりとステップアップしていきたいと思います」と反省の弁を述べたが「前半戦」での選手の「鈍い動き」についての「指摘」はなかった。しかし、ピッチ上の吉田選手も大迫選手も口にした「問題のあった前半戦の動き」に同じベンチで見ていた乾選手に試合後指摘されるまでまったく気づかなかった森保監督。「木を見て森を見ず」これから先、日本代表チームの指揮をとる事に少しばかり不安がよぎったのは私だけだろうか(笑)

 

 



さあサッカーアジア杯決勝、多国籍軍団のカタールに日本は勝てるか。

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いよいよサッカーアジア杯の決勝戦、日本と対戦するカタールは、過去のアジアカップでも過去二度のベスト8が最高成績に過ぎなかった。そんな彼らがなぜ、優勝候補の韓国などを撃破しここまで勝ち進むことができたのだろうか。その理由としてあげられているのが「帰化人」「移民」の選手なのだ。何と23名中14名が外国にルーツを持つ選手なのだ。国別でみると現在大会8ゴールを記録しているアルマエズ・アリの出身地スーダンが5名でトップ。そこにエジプト、アルジェリア、アフィフ兄弟がいるタンザニアとイエメンが2名で続いている。全体のパーセンテージで実に60%を占める多国籍軍団だ。カタールの新聞『Dotemirates』によれば、カタールのファンたちは帰化選手に頼っている代表チームの現状を嘆いているという。子供たちにインタビューしても「(帰化した選手ばかりの)このチームは僕らを代表していない」と言い、たとえ大敗を喫することになっても、自国の選手だけに頼るほうがチームにとっていいはず」だと語っている。その多国籍軍団の戦いぶりは、攻撃的なチームに対しては、粘り強い堅い守りと速攻で勝利をモノにし、その一方細かくパスをつないだ上で主導権を握る戦い方もできる実にフレキシブルな戦いができる。今回のアジア杯では6試合で16得点でしかも無失点と攻守に抜群の安定感を誇っているカタール。日本代表の乾選手は多国籍軍団について「ボランチとディフェンスラインの間が空くしサイドバックも結構食いついてきますしサイドハーフも守備をしなかったりするので突く所はいっぱいある。攻撃面でそんなに難しくないんじゃないかな」と見ている。日本との過去の対戦成績は2勝4分け2敗とまったくの五分、勝利の女神はさて日本・カタールどちらに微笑むのだろうか。

 

千葉女児の虐待死、児童相談所は手ヌルい、なぜ警察に任せない。

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千葉県・野田市の住宅で小学4年生の栗原心愛ちゃんが父親の栗原勇一郎(41)(写真上左)から、冷水のシャワーをかけられるなど虐待を受けて死亡した。この死亡事件の起こる前に心愛ちゃんの危機を知らせる多くのシグナルが出ていたのに、心愛ちゃんを一時は保護もしていたらしい児童相談所も学校も父親による殺人事件を止めることができなかった。その理由は「殺意」を持った父親の狡猾な言い訳や手口に素人の皆が騙されてしまったからだ。この事件は単なる「虐待」ではなく「殺意」をもった父親によるれっきとした「殺人事件」であることをしっかりと認識すべきだろう。つまり、もっと早い段階で殺人事件についてのプロである警察が介入すべきだったのだ。千葉県警を所轄する千葉県の森田健作元タレント知事は、このことを理解できるだろうか。この手の幼児虐待の危険シグナルを見つけたら県が所轄する警察の手で初動捜査していれば心愛ちゃんの命は助かったに違いない。それを単なる「親による虐待」だと捉えておざなりの対応に終始してきたド素人集団である児童相談所や学校は、父親に「殺意」があることを見抜くことが出来ずに幼い命が奪われてしまった。子供の「虐待死」を未然に防ぐには危機を知らせるシグナルを見つけたらすぐに警察が介入するシステムを千葉県はすぐにでも取り入れるべきだ。このことを元タレントの森田健作知事は理解できるだろうか。

 

39戦無敗のイラン監督、「南野がワザと倒れたのが敗因」と負け惜しみ。

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サッカー・アジアカップ準決勝、アジアで6年間39戦を無敗中の強豪イランを相手に3−0で勝利した日本代表。40勝目をフイにされたカルロス・ケイロス監督は敗因として「我々が失点を許した場面、日本の選手(南野)はシミュレーション(倒されたふり)をしてファウルをもらおうとした。それをみて(イランの)選手たちはプレーを止めてしまった。審判がそれに反応してくれると思ってしまったからだ。あの失点でチームは気落ちしてしまった。その後、ピッチには1つのチームしか居なかった。それは日本だった」と語った。しかし試合主催国UAEのスポーツ紙『SPORT360』は「大迫からボールを受けた南野は、ホセイン・カナーニが仕掛けてもいないチャージで倒れたが集中を切らさず、イランにゴールキック(ラインを割る事)をさせなかった。イランは5選手が静止していたが、大迫と南野は集中を保っていた。スポーツの面で見れば南野が倒れたことも悪いが、スイッチを切ったイランはもっと悪い」とボーッと突たったままで居たイラン選手5人を批判した。確かにイランの選手たちは倒れてすぐ立ち上がった南野のことを誰も追いかけず、コーナーギリギリで折り返した南野が楽にクロスを蹴ることで大迫のゴールをアシストできた。今大会無失点を維持していたイラン守備陣としては実にお粗末過ぎるプレイだったのに、イラン監督は「南野がワザと倒れたせい」だという負け惜しみを口にした。逆の見方をすれば、イラン監督のこの発言は。南野選手があまりにも偶然すぎる?(笑)倒れ方をした事への「称賛」の言葉とも受け取れるのではなかろうか(笑)

大坂なおみ21歳でこの気配り、インスタでチーム11名をフォロー。

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全豪オープンで優勝した大坂なおみ選手が優勝セレモニーで「選手の後ろには、いつもチームがある。チームの皆さんがいなければ、ここまで達成できなかった。みんなありがとう」と述べて21歳とは思えないその「気配り」に驚かされたが、試合後に彼女はあらためてチームスタッフへの感謝の気持ちをインスタグラムに次のような投稿をしていた。「まず最初にトレーナーのクリスティさんに感謝したいです、これは私たちが組んで最初のグランドスラムでした。あなたがいなかったら一体どこまでできただろうかと、あなたがいなければ健全さを保てなかっただろうと痛感しています」「フィットネスコーチのAbdul Sillahさん、いつも私をより良い自分であれるようにしてくれてありがとう、そして私はあなた無しではあの決勝の3セットすべてをプレイできたとは思えないです」「Stuart Duguidさん、あなたはこれまでで最高のエージェントです、そして時にセラピストみたいに私を支えてくれたことに感謝します」「サーシャ・バイン、この2週間私と一緒に打ち合ってくれてありがとう」「カーリー、メールでの超くだらないジョークをありがとう」「ヨシカワさんとトシさん、支えてくださってどうもありがとうございました」「MJ、いつも私を助けてくれてありがとう」「シモクラさんとサカイさん、いつも笑ってくれてありがとうございます 」「最後に、お父さん、人生の価値を教えてくれてありがとう。本当にすばらしい人たちに囲まれています、そのことに本当に感謝しています。 Love you guys」 

医師が選ぶインフルエンザ対策、マスク・うがいは効果なし、手洗いが1位。

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医師専用コミュニティサイト「MedPeer」が会員登録する医師1007人を対象に実施した「インフルエンザ予防に最も効果があると思う対策とは?」というアンケート結果は一般人が常識的に考える結果とは異なる意外なものだった 。予防の1位は「触れたものから口の粘膜にウイルスが移行する頻度が一番高いと思うから」という理由で「手洗いをする」だった。病院でも感染予防の第一は手洗いすることだという。2位になったのは「人混みに行かない」だった。「 インフルエンザは感染力が強いので感染しないようにするのが一番。毎年ワクチン打ったのにかかったという人がたくさんいる」 「感染の機会が多ければ多いほど感染の可能性が上がるので、出歩かないのが一番」「通勤電車や職場、人込みなどで、他人から感染することが圧倒的に多いと思うから」というのがその理由だ。素人目に意外だったのは誰でもしている「マスク」や「うがい」がランク外だったことだ。ドクター達の考え方ではインフルエンザは「接触感染のほうが飛沫感染より頻度が高い」「手指についたウイルスが、特に鼻をさわることで上咽頭、鼻腔粘膜から感染することがわかっているのでうがいは効果なし」「マスクは、ウイルスが付いた手で鼻や口を触る頻度が減るぐらいの効果しかない」んだとか。それでもあなたはうがい・マスクの予防効果を信じ続けますか(笑)


 

「あきらめたら終わり」86歳の三浦雄一郎さんから学んだこと。

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南米大陸最高峰アコンカグア(アルゼンチン、標高6960メートル)への登頂を断念したプロスキーヤーの三浦雄一郎さん(86)が先日帰国し、報道機関向けの報告会を行った。三浦さんは今回6000メーターでドクターストップが掛かったことについて「僕は主観的にはまだまだいける、そんな気持ちも持っておりました。しかし、これは同行していただいたドクター2人の、僕の様子を見ての判断だと、これを受け入れました」と語り、さらに「6000メーターまで行ってみて、あ、まだまだいける、これは十分、頂上まで行けるという意味での自己判断的な確信が今回得られました。これを元にして、高所への超高齢者のチャレンジ、これの究極のトライとしての、90歳のエベレスト、これにこれから向かっていきたいと、そう思っております」と語ったのだ。登頂に失敗してももう90歳での次の挑戦を頭に描いている驚くべき86歳の三浦雄一郎さん。傍から見れば無茶過ぎるチャレンジ精神だと思われるが、本人にすれば多くの経験を通して人生「あきらめたら終わり」という事がわかっていて無理は十分承知の上で90歳エベレスト挑戦を口にしたと思われる。多くの高齢者が歳を重ねる中で少しずつ自分の身体能力をあきらめていくのに、三浦さんはまったくその真逆の道を辿ろうとしているようだ。日々厳しいトレーニングを自分に課して自分の身体能力が「老いる」ことを否定し続ける生き方、なぜ危険な山に挑戦するのか?と問われたら三浦さんの場合「そこに山があるから」ではなく「自分の老いを先延ばしするため」と答えるに違いない。ますますのご健闘を祈りたい。