ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大勝利から100年、日本人なら「第一次世界大戦」を祝おうではないか。

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第二次世界大戦での敗戦からいまだに敗戦国民としての自虐を続けている日本人。「超大国の国民としての自覚をもっと持て」とつねに日本人を鼓舞し続けるアメリカの弁護士で日本のマスコミ界で活躍するケント・ギルバート氏。彼が、第1次世界対戦の終戦から100年めの今年、この大戦での日本の勝利を「国を挙げて祝うべきだ」と説いている。言われてみれば、第一次世界大戦に参戦した日本は、中国におけるドイツの要塞を攻略、ドイツの領地だった南洋諸島を占領、さらにはアメリカ沿岸への海軍派遣、イギリスの要請でインド洋から地中海にまで巡洋艦・駆逐艦を派遣するなど文字通り世界を股にかけて連合国側の勝利に貢献したのは紛れもない事実だった。連合国が勝利したパリ講和会議では戦勝5大国(イギリス・日本・アメリカ・フランス・イタリア)の1国として中国や南洋諸島のドイツ占領地の権益を得てさらには国際連盟の常任理事国にまでなったのだ。「この戦争の勝利に貢献したことで欧米各国に対して日本の地位は対等になり名実ともに世界の強国、大国の一角になれた」とギルバート氏は語り、「今年は第一次世界大戦の終戦からちょうど100年、戦勝国の日本は堂々とかつての偉業を祝う機会を設けるべきです」と語っている。氏が常々主張している第2次大戦で敗戦した後、占領軍GHQによって「敗戦国民」の汚名を植え付けられたまま今日に至っている日本人は、氏が言うように「そろそろ自虐は辞めて」第一次世界大戦での日本軍の勝利を素直に祝うべき「時」が来ているのかもしれない。

 

ファーウェイを世界2位に押し上げた「日本人スマホ技術者」は裏切り者か。

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2年前、世界2位のスマホメーカーになりたいと宣言した中国のファーウェイ(上の写真)がたったの2年間で今年8月ついに世界シェアでAppleを抜き去り世界2位へと躍り出た。世界1位のサムスンについても「来年2019年中には超えられるだろう」とファーウェイのCEOはなぜか自信満々なのだ。その自信満々の理由が「ファーウェイのスマートフォンがここまで発展したのは、日本人を雇って研究開発し、日本の技術を採用したからだ。任正非CEOは、実に聡明であり、日本の生産ラインを買ったのではなく、日本の頭脳を買ったのだ」と日本で活動する徐静波アジア通信社社長が中国での講演の中でファーウェイが持つAppleやサムスンに負けない高度なスマホ技術力の「秘密」について語り、中国国内で大きな反響を引き起こしていると言う。日本のスマホメーカーが軒並み瀕死の状態にある中で、日本の頭脳を雇入れて短期間での躍進を見せつけたファーウェイのマーケティング戦略、これに関わった日本人の開発者達は果たして日本のソニーやシャープを裏切ったのだろうか。そうではない、日本のメーカーにファーウェイが目指したわずか2年で世界第2位になろうとするだけの「競争意欲」がまったくない事に同じ日本人として「愛想が突きた」と言うだけの話なのだ。かつてその高い技術力を製品に活かして世界のトップに君臨していた日本のITメーカーの話は今や昔、日本の若い頭脳をフル活用して世界トップの座を守ろうとする意欲がいまや日本のITメーカーには全くない。どんどん衰退を続ける日本のITメーカーの哀れ過ぎる末路は同じ日本人としてあまりにも悲しい現実だ。

渋谷ハロウィンでの軽トラ引っくり返し、運転手のヤラセだと見抜けなかった!

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今年も多くの若者達によって例年通りハロウィンのバカ騒ぎが繰り広げられた東京・渋谷のスクランブル交差点、とうとう通りがかりの軽トラが引っくり返されるという事件まで起きた。と、ここまでのニュースはテレビや・新聞で報道され誰でもが知っている事件の顛末だ。しかし、このニュースを聞かされナゼあんなに警察の規制が厳しいスクランブル交差点に軽トラックがわざわざ侵入して引っくり返されるまで停車していたのかあなたは不審に思いませんでしたか?この点についてマスコミ各社も別に疑問を感じてない報道ぶりだった。ところが11月1日になってようやく事の真相を画像入りで明らかにしたツイッターが登場した。事の次第は、まず軽トラの運転手が規制の厳しいスクランブル交差点に侵入し、運転手がトラックの荷台に乗り周囲の若者たちにも「一緒に荷台に乗って騒ごう」と煽り、あげくには運転手も手伝って(上の写真)軽トラをひっくり返したというのが事の真相のようだ。その一部始終が動画で投稿されていて、運転手は逃れられない証拠を残してしまっているのに「被害者ヅラをして警察に被害届を出した」と若者たちの怒りを買ってしまい、このツィートが出回ったようなのだ。それにしても、「軽トラが引っくり返された」その一面だけを切り取って報道し、事の真相を見抜けなかったマスコミ各社には呆れ返るばかり、真の報道のあり方についてこのツィートをした素人に学んだ方が良いのではなかろうか。

「ビニール傘を3本以上持ってる人は貧しい」は、ホントウだろうか。

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電子書籍で「なぜビニール傘を3本以上持ってる人は貧しいのか?」というタイトルの本を見つけた。お金持ちと貧乏人とを隔てる能力の差について書かれたいわゆるお金持ちになるための手引書といった本だ。雨が降るたびにビニール傘を買う、混むとわかっていて給料日当日にATMに行く、使いもしない健康器具や健康食品あるいは通信教育にすぐに手を出すなど、行き当たりばったりの日常生活を繰り返している人には永遠に「富」はやってこないというご託宣なのだ。たしかに自宅の傘入れを眺めてビニール傘が3本以上入っているという人はかなり多い筈。豊かな生活を目指そうとするなら傘1本のあり方から見つめ直すというのは一応「理」にかなった考え方と言えそうだ。ビニール傘を溜め込まない方法の先ずひとつ目は、自分が今日外出先で突然の雨に遭遇するかどうかのリスクマネジメント(危機管理)が出来るかどうかだと言う。雨が降りそうだなという日には前もって雨雲レーダーの予測をスマホでチェックして折りたたみ傘をバックに入れて外出する、つまり「先が読めれば対策が立てられる」という生活習慣を身につければ不要なビニール傘を買わずに済むというわけだ。二つ目は、やむを得ずビニール傘を買う羽目になってしまっても雨が止んで不要になったビニール傘を自宅まで持ち帰らないための工夫。つまり不要になった傘を誰かのために「役に立てる」事を考える、例えば「置き傘」サービスのあるお店にプレゼントしてしまうという方法だ。こうすればビニール傘が玄関先に溜まることは無くなるのだが、果たして「先を予測した備え」と「人の役に立つ行い」によって玄関先からビニール傘を追放すればいまの貧乏暮しから脱出出来るかと言えば保証の限りでは無い(笑)

訴えを取り下げた貴ノ岩、無知な彼をそそのかした弁護士が一番悪い。

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暴行を受けた元横綱日馬富士に対して2,400万円の損害賠償を求めて民事訴訟を起こしていた貴ノ岩が訴えを突然取り下げた。その理由は、「裁判を起こしてから母国であるモンゴルでは私に対する想像を超える強烈なバッシングが始まり、私の家族もモンゴルで非常につらい目に遭った」とし、家族から「裁判をやめてくれ」と要請されたからとしている。この2,400万円という高額過ぎる損害賠償請求裁判を起こせば故郷モンゴルの家族に迷惑が及ぶことは貴ノ岩自身もわかっていたはずだ。なのにこれだけの高額な賠償請求することを決めたのは誰なのか?実はこの2,400万円という金額は貴ノ岩の訴訟代理人の弁護士が勝手に積み上げた金額なのだ。その説明によれば治療費435万円、負傷休場で下がった給与の差額分148万円、怪我しなければ得られたであろう懸賞金900万円、そして慰謝料の500万円などを合計して弾き出した金額だという。これほど事細かに法律に無知な貴ノ岩が1人で決めるなんて出来るわけもなく弁護士先生が勝手に算出した金額であるのは明白だろう。貴ノ岩本人も気が進まないのに弁護士主導で起こしたのであろう今回の民事裁判、貴ノ岩が裁判に勝利すれば弁護士には10〜20%もの手数料が転がり込む。さらには訴訟の着手金を加えればかなりの収入だ。モンゴルの家族にまで迷惑が及んだ今回の損害賠償請求裁判、法律に無知な貴ノ岩をそそのかし自分の金儲けのために訴訟に踏み切った弁護士が一番悪い、と言えないだろうか。

「賛美歌みたいロックじゃ無い」と1度ボツにされた名曲「ザ・ローズ」

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魂のロック歌手ジャニス・ジョプリンをモデルにした映画「ローズ」の主題歌でベッド・ミドラーが歌い大ヒットし、スタンダードナンバーとなった名曲「ザ・ローズ」。叙情的なそのメロディーは日本人の情感にも合いテレビドラマの主題歌として用いられたり、都はるみをはじめ多くの日本人歌手がカバーし続けている名曲でもある。「ザ・ローズ」の作詞作曲はアマンダ・マクブルームという女性シンガーソングライターの手によるものだが、映画「ローズ」のプロデューサーは、はじめに聞いて「賛美歌のようでロックではない」と一度は不採用としたが、この映画の音楽プロデューサーを努めたポール・ロスチャイルドが「この映画の主人公ジャニス・ジョプリンをイメージさせる曲」と強く推して採用が決まったという経緯がある。ポールは生前のジャニス・ジョプリンのプロデユーサーも努めていた経験からこの曲が映画の主人公を努めたベッド・ミドラーのイメージに会うと直感したに違いない。その直感は当たり、「ザ・ローズ」を歌ったベッド・ミドラーは1979年のグラミー賞、ゴールデングローブ賞をダブル受賞している。歌のイントロ部分で繰り返される「some say love」のフレーズはなぜか聴く人の耳に残り、激しい唄い方が持ち味だったジャニス・ジョプリンの魂を鎮める「鎮魂歌」のようにも聴こえてくる名曲「ザ・ローズ」、音楽プロデユーサーポール・ロスチャイルドのヒットを確信した鋭い「直感」に拍手を贈りたい。

錦織圭が決勝の舞台で9連敗し続けているのは、ニッポン企業のせいだ。

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錦織圭選手がウィーンで行われた決勝戦でまたしても優勝を逃した。2年前のマイアミ・マスターズの決勝でジョコビッチに破れて以来、これでツアー決勝で9連敗となってしまった。しかも9連敗のうち何と8試合であっさりとストレート負けしているのだ。日本の多くの錦織ファンは決勝で「踏ん張れず」にストレート負けを続ける錦織選手にストレスが溜まる一方なのだが、当の本人は優勝を逃したことを別に悔しがるわけでもなくつねに淡々としている様子にヤキモキするファンは多いのでは無いだろうか。その最大の原因は「敗けても収入がどんどん上がる」錦織選手のコート外での「勝利」があるからだ。彼のプロテニス選手としての昨年度の収入はフェデラー、ナダルに次いでランキング3位の38.4億円、しかも昨年は手首の怪我で5ヶ月間も欠場し世界22位にまでランキングを落としていたのに収入では世界3位。どういうことかと言えば日本の多くの企業が彼のスポンサーについているからだ。アサヒビール、NTTグループ、日本航空、LIXIL、日産、ユニクロ、ウィルソン、ナイキ、ジャガー、タグ・ホイヤー、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)。しかもスポンサー各社のほとんどが2020年東京オリンピックのスポンサーであり、錦織選手との契約期間はその2020年以降まで有効なのだ。つまり、日本の多くのスポンサー企業が錦織選手に付いている限り、「金持ちケンカせず」億万長者の錦織選手は決勝の舞台だからと言って日本のファンのために「踏ん張る」必要なんてさらさら無い事がこれでお分かりいただけたかと思う(笑)