ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「渡辺直美はブタ」東京五輪演出家の真面目すぎるユーモア。

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東京五輪開会式の演出を担うグループリーダー総合統括を務める佐々木宏氏(66)が、演出を担うメンバーのグループLINEに、ブタの絵文字やブタ鼻の絵文字を使い「渡辺直美への変身部分。どう可愛く見せるか。ブヒー ブヒー宇宙人家族がふりかえると、宇宙人家族が飼っているブタ=オリンピッグが、オリの中で興奮している。空から降り立つオリンピッグ=渡辺直美さん」という開会式の演出プランを送信した。この提案に、女性のメンバーが「容姿のことをその様に例えるのが気分よくないです。女性目線かもしれませんが、理解できません」と返信。他の男性メンバーからも「眩暈がするほどヤバい」と反対の声があがり、佐々木氏のこの提案は撤回されたという。演出メンバー内での出来事だったが、当然この演出プランはリークされ世間を騒がす状況になってしまったというわけだ。佐々木氏は「僕はすぐにダジャレを言うので、口が滑ったように言ったこと。可愛いピンクの衣装で舌を出して『オリンピッグ』と。これで彼女(渡辺直美さん)がチャーミングに見えると思ったんですが」と言い訳したという。本人は「おやじギャグ」だったで済まそうとしているが、五輪開会式の演出リーダーとしてなぜこれほどまでに国辱的なユーモアを思いついたのだろうか?渡辺直美=ブタという日本人特有の「真面目すぎるユーモアセンス」が国際オリンピックの場で通用すると佐々木氏は本気で思ったに違いない。能楽師の野村萬斎氏を演出総合統括から外して電通出身の佐々木氏にスゲ替えた「電通」の責任は重いと言えるだろう。