ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

伊勢谷友介に「それじゃ天下取れないぞ」と兄・山本寛斎が予言。

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数多くのドラマや映画などに出演している俳優の伊勢谷友介が東京都内の自宅で大麻を所持したとして警視庁に逮捕された。伊勢谷は、以前から「大麻」に関心を持ち6年前に彼が代表を務める「リバースプロジェクト」が都内で「スーパーフード ヘンプを食べ尽くそう」というイベントを開催している。「リバースプロジェクト」の公式サイトによると、こちらでは「ヘンプシード(麻の実)サラダ」「ヘンプオイル(麻の油)とハーブのグリル」といった料理が出されていたという。同じ年に開催された鳥取県智頭町で行われた麻作りによる「街おこし」で、メインパーソナリティを務めた伊勢谷は、麻に関するエピソードを披露し、ヘンプオイルを自動車の燃料や食用として用いる「ヘンプカー・プロジェクト」について紹介されると、感心したように麻について「まさに誤解された植物、そう言えるんじゃないでしょうか」と発言している。今年7月に亡くなったファッションデザイナー山本寛斎氏は伊勢谷友介の異母兄だが、3年前の兄弟テレビ対談(⬆上写真)で、俳優業の傍らで「リバースプロジェクト」代表を務める弟・伊勢谷対して「俳優一本でなぜやらないのか」と指摘、これに対し「人のために生きて、自分が生きることができる」と社会貢献がモチベーションだと自身の生き方を熱く語った伊勢谷。兄・寛斎は「それじゃ天下取れないぞ」と叱責したが、今回の逮捕でその予言が的中した格好だ。死の間際に「俺の生き方どうだった」と弟・伊勢谷に尋ねたという寛斎氏、草葉の陰で泣いているに違いない。