やっと来た週末！土・日はお昼ごろまで寝る習慣を楽しみにしているサラリーマンは多いハズ。月〜金の平日は自分の時間や睡眠時間を確保しづらい分、週末の土・日は思いっきり自分の自由時間を楽しみたい。週末の金曜日は時間を気にせずにお酒を飲んだり、スマホでSNSを見続けたりと「久しぶりの自由」を満喫するため遅くまで起きていて、土曜日や日曜日に朝寝坊をして日ごろの睡眠不足を補うという生活パターンをくり返してる人は多いだろう。ところが、米国コロラド大学睡眠研究所が「平日にたまった疲れを解消しようと週末に寝だめすると、体重が増えて長期的には健康に悪影響を及ぼす可能性がある」という研究結果を学術誌に発表した。研究チームは健康な若い男女36人を「寝だめしない」グループと「寝だめする」グループに分け、寝だめするグループには月曜～金曜までの夜間睡眠を５時間にとどめ週末の土・日には好きなだけ寝るという生活を10日間続けてもらった。その結果、寝だめするグループは夕食後に軽食を食べる量が増え、１０日間の間に体重が増えていた。実験を行った睡眠研究所のケネス・ライト所長は、「平日に続いた睡眠不足を週末の寝だめで補おうとしても、平日になってまた睡眠不足が続けば、体内で血糖値をうまくコントロールできない状態は改善されない」と解説、「再び睡眠不足の生活に戻れば、長期的な健康に悪影響を及ぼしかねない」と指摘している。土・日の「寝溜め」は肥満の原因となり血糖値も上がる、それでもあなたはこれからも「寝溜め」を続けますか（笑）
