ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平の人生パスワード『先入観は可能を不可能にする』。

f:id:gunjix:20210812151354j:plain

 大谷翔平は、高校時代の恩師花巻東高校の佐々木監督から聞いた『先入観は可能を不可能にする』という言葉を心に刻んで、メジャーでプレーしているという。メジャー2年目のシーズンに、大谷はスポーツ誌のインタビューでこう語っていた。「そこは今も、まったくその通りじゃないですか、という感じです。僕がプロで両方やっていこうと決めたときも、いずれはこっちに来たいと思っていて、その日が来たら、たぶんピッチャーをやるんだろうなと考えていました。でも、それさえもそうじゃなかった。 自分がどうなるのか、どこまで行けるのかということは、自分でもわからないんです。予想以上にバッティングもよくなってくれたし、自分でもわからない可能性がいっぱいあったなと思います。だから、自分ではできそうもないなと思ったことを、やるかやらないか。全部が全部をやったらいいかというわけじゃないと思いますけど、やることを止めなくてもいいなとは思います。実際、去年のキャンプ(メジャー1年目)は思うように打てなかったし、バッティングは無理じゃないかとも言われました。でも2年目の今はマイク・トラウトの後ろを打たせてもらっています。ホント、何がどう転ぶかというのはわかりませんよね」 。『先入観は可能を不可能にする』という言葉を高校生時代に心に刻んだ大谷翔平は、メジャーリーグ4年目の 今シーズン、MLBの「モンスター」⬆と化した。

 

小室圭さん母親の元婚約者は「愉快犯」と誰も気づかない。

f:id:gunjix:20211013150940j:plain

愉快犯(ゆかいはん)とは、人(社会)をおとしめて、その醜態やあわてふためく様子を陰から観察する・あるいは想像して喜ぶ行為を指す言葉だ。2017年から4年間も続いている、小室圭さんの母親の元婚約者との金銭トラブルがいまだに解決しないのは、母親の元婚約者がトラブルを楽しむ「愉快犯」であることに誰も気付いていないからだ。眞子さまが複雑性PTSDになったのも小室圭さんの母親の元婚約者が、金銭トラブルを一向に解決しようとせず故意に長引かせてきたことが、引き金になったとも言えるだろう。金銭問題について、小室さん側が金銭を渡して解決したい意向を示しても、それでは「納得できません」とマスコミを煽り立ててさらにコトを長引かせようとする。これは典型的な「愉快犯」の手口であるのに、マスコミはそれを一向に指摘しない。つまり、彼がコトを長引かせれば長引かせるほどマスコミはこの話題で番組が作れるメリットがあるからだ。「臭いものは元から断つ」という格言があるが、眞子さまの複雑性PTSDを回復させるには、臭いの元になっている小室圭さんの母親の元婚約者の「愉快犯」行動を止める必要がある。それには、マスコミが元婚約者Aさんではなく、この人物の実名報道をするべきだろう。これだけ世間を騒がせている人物を文春砲もフライデーもなぜ実名報道しないのか。一連の騒動を密かに隠れて「愉快犯」として4年間も楽しんできた元婚約者Aさんを、実名で白日のもとに晒せば、この騒動は一気に幕引きできるに違いないのに(笑)

 

「ヨーコに責任は無い」PマッカートニーBeatles解散理由を語る。

f:id:gunjix:20211011184648j:plain

1970年のビートルズの解散、これまでポール・マッカートニー(79)の脱退宣言が最大の原因だという説が最も有力とされてきた。 しかし、解散から51年経ち79歳になったマッカートニー本人がBBCラジオ4の番組「This Cultural Life」に出演し、これを真っ向から否定した。またファンの間で噂されていたレノンの妻オノ・ヨーコの原因説についても否定した⬆。ポールが語った解散の真相は、「ある日、ジョンがメンバーの居る部屋に入ってきて言ったんだよ。 『俺はビートルズを辞める』って。これで僕(ポール)が解散を煽動したことになる?ビートルズは僕のバンドであり、僕の仕事であり、僕の人生だった。続けたかったよ」。しかし、レノンは自身の決断を「とてもワクワクする」と言い、脱退については「まるで離婚みたいだな」と他人事のように話していたという。 ジョージ・ハリスンリンゴ・スターは解散を何とか食い止めようと説得したが、レノンの気持ちは翻らなかったそうだ。さらに続けてジョンが『平和のためにアムステルダムに1週間行ってヨーコとベッドに入っていたい(注:最初のベッドイン)。これについて君らと議論する気はない』と言われ、マッカートニーは、バンドの分裂をもはや回避する術はないと実感したという。更にポールは解散の原因として「ヨーコに責任があるとは思っていない。僕はあの二人は素晴らしいカップルだったと思うよ」と付け加え、オノ・ヨーコが解散の原因説をあらためて否定した。

 

Kawaii(かわいい)は、「差別用語」だとアメリカのSNS。

f:id:gunjix:20211011130510j:plain

アメリカの黒人女性が日本のアニメキャラクターのコスプレをした自身の姿を「Kawaii」の文字を添えて動画サイトTikTokへ投稿した。すると女性の元に「日本の文化を外国人が使うなんて許せない」「黒人がKawaiiを使ってわが物顔をするな」などと攻撃的なコメントが寄せられた。これにより、日本人以外が日本発祥の「Kawaii」という言葉やそのカルチャーを実践することは”文化の盗用”になるとして「Kawaii is a slur(Kawaiiは差別用語だ)」と、アメリカのSNS上で「Kawaii」の使用をタブー視する動きが発生しているという。Kawaiiというワードがアメリカで普及したのは、わが国の外務省が2009年(平成21年)2月に海外に向けて「カワイイ大使」を発表した頃からだ。アメリカでのKawaiiのイメージはハローキティやポケモンなど日本発のテイストを持つものを指し、ディズニーやスヌーピーなどアメリカ発のキャラクターはKawaiiと表現しない。つまり、日本語由来借用語の「カワイイ」には「日本」や「東京」を文化的背景とするものに対する評価が含まれているものに限られるというわけだ。今回のTikTokでの騒動は、投稿者が本来のKawaiiのイメージから外れていたための批判になったようだ。「Kawaiiは日本由来のイメージに限る」アニメの国ジャパンは偉大なり、ということだろうか(笑)

 

 

千原ジュニア、「品川駅広告」の批判をナゼためらった。

f:id:gunjix:20211010174649j:plain

お笑いタレント千原ジュニアが、「ABEMA的ニュースショー」に出演。JR品川駅のコンコースに表示された広告メッセージが「炎上」したことにコメントした。 大勢のサラリーマンらが行き交う同駅コンコースに表示された「今日の仕事は楽しみですか」というポスター⬆を見て、SNS上では、「こわい」「楽しくなくても進み続けるしかない」といったコメントや、暗黒社会を意味する「ディストピア」と揶揄する人も居た。また番組が品川駅を利用する人々に直接インタビューを行い「見た時にちょっと辛くなっちゃいましたね」「上から目線というか一方的なそういうコメントだけ流すのは、なかなか伝わらないんじゃないか」「簡単な言葉だったんですけど、インパクトがあると思いました。自問自答しました、楽しめているかなって」などのコメントを紹介した。こうした意見に対して、ジュニアは、「これで不快に思うとか、これで上から目線だとかっていうことになると、いろんなものが当てはまるような」と首をひねり「例えば『ハッピーライフ ハッピーホーム タマホーム』とか。うちの家、全然ハッピーちゃうわ、幸せな生活をみんなが送っていると思うな!みたいなことも言えるという事ですね」と指摘しながらも批判めいた言葉はださなかった。「仕事楽しくなければ辞めればいいんだよ」といった、たけしのような歯切れのいいセリフは千原ジュニアには無理なんだろうか(笑)

 

スティーブジョブス、少年時代に川瀬巴水のトリコになった。

f:id:gunjix:20211009144956j:plainf:id:gunjix:20211009145005j:plain

ITの傑作商品を次々と開発して世界を変えた鬼才スティーブ・ジョブズ。その死から、ことしで10年になる。彼が生み出した製品は、いま尚、美しく斬新なデザインで世界を魅了し続けている。ジョブズのこの美的センスの原点は、子どもの頃に見た川瀬巴水(はすい)の木版画だったとされる。彼が川瀬巴水の作品と最初に出会ったのは、彼がまだ10代の頃、親友ビルの自宅(⬆上写真左)。ビルの母親のバンビさんは「スティーブは居間を通るたびに、版画をじっと見ていました。そして、ある日、私に突然言ったんです。『版画を分けてほしい』と。『あいにく、父のコレクションを譲ることはできないわ』と断りましたが、その後も遊びに来るたびに、『版画を分けてくれ』と訴えるように私の目をじっと見るんですよ」と当時を振り返る。それから約10年、 若くしてアップルで巨万の富を築いたジョブスがビルの母親のバンビさんのもとを突然訪れ、「ここから2マイル離れたところで育った僕の家の壁には、カレンダーしかなかった。でも、あなたの家で日本の版画を見る機会に恵まれました」と感謝の言葉を述べ、川瀬巴水の木版画と画集をプレゼントした(⬆上写真右)。ジョブズが10代で出会った川瀬巴水の「版画」とコンピューター。その二つは無関係に見えるが、ジョブズは川瀬巴水の版画の「究極のシンプルさ」から受けたインスピレーションを、コンピューターで再現し、私たちの考え方、学び方、そして、暮らしを永遠に変えた。ジョブズにとって川瀬巴水は「美」の原点だったのだ。

 

養老先生曰く、人は「田んぼ・畑・海」で出来てる。

f:id:gunjix:20210428010535p:plain

東大医学部名誉教授で解剖学者の養老孟司先生⬆は、現代人は「ストレスが何か」もわかっていないと仰っている。現代人は「自分の(心の)安定点が分からないから、何がストレスなのかも分からない。現代人はみんな医者任せ。血圧を測ったり、薬を飲んだり。よほどの高血圧を除けば、血圧なんて常に変わって当然なんです。頭でコントロールしようとするから、特に気にする必要のないことまで気にするようになる。これは正常な状態とは言えませんね。だから『自然』の中に身を置いて、外の刺激を入れながら(自分を)揺すってやらなきゃならない。何でもそうですけど、(自然の中で)揺すってやらないと(心は)安定しません。自分自身を揺すってやる。そうすれば(自分が)安定するポイントというのが何となくつかめてくるわけです」「僕はよく言うんだけど、「自分」ってものは何なのかを人は問題にするじゃないですか。でも、「自分」って最初どんなものだったのかというと、直径0.2ミリの受精卵なんですよ。それが体重50キロ、60キロの大人になる。「その50キロ、あんたどこから持ってきたの?」って言うと、田んぼ、畑、海でしょう。自然からとってきたものを食べて、自分ができている。だから、田んぼも海も自分なんですよ。米や魚を食べると自分になる。人はそれに気づかずに、田んぼや海(自然)は自分とちがう独立したものだと思ってる」。「現代人はすぐに自然の中に行ったらああなる、こうなる、といったふうに答えを出したがりますよね。それじゃ意味がない、自然の中に行っても頭で考えれば同じことです。そうではなくて、自然の中で自分がどうなるか見当もつかないことを体験する。それが心を『揺する』ということです」。