ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

女優蒼井優は不細工キャラ山里亮太の「後ろ姿」に結婚を「決意」した。

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電撃入籍を発表した、不細工キャラが売りのお笑い芸人山里亮太(42)と売れっ子女優の蒼井優(33)が5日夜、都内の高級ホテルで結婚会見を開き、3日に入籍したことを報告した。山里自身も自嘲気味に表現した「美女と野獣」の電撃入籍はテレビのワイドショーでも大きく報じられた。世の独身男性にとって、なぜ売れっ子女優が不細工キャラのお笑い芸人のトリコになったのかが一番の「注目点」であったことは間違いない。記者会見で蒼井優はその理由について「一緒に居てしんどいくらい笑わせてくれる。人に対しても、感動することと許せないことのラインが(私と)一緒。金銭感覚が似ている。あと、冷蔵庫をちゃんとすぐ閉める」と好きになった理由についてユーモラスに語った。でも、この程度の振る舞いはどんな男にだってできる話で彼女(美女)が山ちゃん(野獣)と結婚しようと「決意」した「肝心な部分」がこれだけでは見えてこない。会見の最後になって蒼井優が「先ほど、山里さんのどこが一番好きかという質問に対して、『一番大事なことを忘れていて』、私は山里さんの仕事に対する姿勢を尊敬しています。なんで山里さんと生涯をともにできると思ったかというと、私も基本的にはなまけものなんですけど、実際に仕事に入るととことんやってしまうんです。山里さんを見ていると「それで間違ってないんだな」って思わせてくれるので、とても勇気が湧きます」と結婚を決めた一番の理由について告白したのだ。独身の男性諸君 これでおわかりだろう、女性というものは男性の「表の姿」よりも「後ろ姿」を見て結婚を決めるんだ、ということが(笑)

TV解説者が予言した初球打ちHR、大谷本人も「初球打ち」のつもりだった。

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対アスレチック戦で今季第4号ホームランを放った大谷翔平選手。この試合を中継していた地元TV局「FOXスポーツ」で解説を務めるエンゼルスOBのマーク・グビザ氏が大谷が打席に向かう直前に「ホームランを打つ」と予言して大きな話題となった。グビザ氏は「(大谷は)初球狙いで準備万端です。あそこまで長い打席(前の打者トラウト選手が13球投げさせた)の後ですから、ピッチャーはフィジカル的にも疲弊していますし、メンタル的にも消耗しています。打者として、準備万端ですよ。ショウヘイ・オオタニは初球狙いです。ファストボールである必要はありません。ストライクゾーンに来ればどのボールでも行きます」と予言、大谷選手はその予言どおりに初球をバックスクリーン左へと叩き込んで見せたのだ。試合後のインタビューで大谷選手は「初球を狙ったのか」という質問に「それは(前の打者が)13球もファウルで粘って出塁しているので。ただでさえ、四球の後は初球ストライクが欲しいのが投手心理だと思いますし、あれだけ球を見られたので、一発目からしっかり捉えられたのかなと思います」と「初球狙い」だったことを認めている。大谷選手の今シーズンのホームランは2・3・4号が「初球狙い」のホームランだ。MLB通算132勝のレジェンド・グビザ氏と同様に「投手心理」を読みとれる2刀流大谷選手ならではの4号ホームランだったと言えるだろう。

 

「錦織のグランドスラム制覇はムリ」世界で7番目だから、とナダル。

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テニスの全仏オープン男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードのR・ナダル(スペイン)が第7シードの錦織圭を6-1, 6-1, 6-3のストレートで破りベスト4に進出した。この日、わずか1時間51分で錦織に簡単に勝利したナダルは、3日連続で試合に臨んだ錦織について「彼(錦織)は、いつもより疲れていたはず。それは間違いない。僕は2日前にストレートで勝って、圭は僕よりも長い時間プレーしている。それは事実」と語った。さらに「彼はいつも素晴らしいプレーをする選手。5年前、全米の決勝を戦った。多くのいい選手たちをいつも破っているし、今大会でも強い選手たちに勝ってきた。彼は世界7位、つまり現在世界で7番目に危険な選手ということだろう」と錦織選手を評したのだ。ナダルが言いたかったのは「錦織は時々強い選手を破ったりはするが世界ランクでは7位の選手にすぎない、危険度でも7番目に過ぎない」ということのように思われる。「ベスト8への進出までに錦織は疲れ切っていたけど、自分(ナダル)は、2日前にストレートで勝って疲れていない」というその前の発言の中にも、錦織がベスト8に進出するまでに体力を消耗しきってしまった事への「ゲーム運びの拙さ」についての指摘が読み取れる。ナダルが錦織に対して「世界7位の選手にすぎない」と押してしまった烙印、錦織は果たして、ナダルのこのコトバに奮起してグランドスラム制覇を成し遂げる日はやってくるのだろうか。

「アレクサ音楽をかけて」のあのAlexaってそもそも誰の名前?

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最近大流行のスマートスピーカー。使う時に呼びかける単語のことをウェイクワード(Wake Word)と呼んでいるが、Google であれば「OK, Google」「Amazon Echo」なら「Alexa(アレクサ)」と呼びかけることでいろいろな指示をすることができる。ところで、Googleのウェイクワード「OK,Google」は実際に使っていてさほどの違和感がないのだが、なぜ「Amazon Echo」のウェイクワードは「Alexa」という個人名にしてるのだろうかと気になった。「Hey, Amazon」、「OK, Amazon」では駄目な理由が何かあるのだろうか?その理由について、アマゾンが「Amazon Echo」向けのウェイクワードを選ぶ上で、「人々が日常生活で使わない言葉を選ぶ」ことを条件とした為という記事がBusiness Insiderに掲載されていた。たしかに日常よく使う言葉で起動してしまっては不都合なのは言うまでもないだろう。アマゾンの開発チームはさまざまなワードをテストした後、最終的に「Alexa」という言葉を選んだという。この「Alexa」という単語の発音は認識率が高かったということも選択のポイントだったという。しかし、「Alexa」という実名の人にとってはやはり使いにくいだろう。この点についてアマゾンではウェイクワード「Alexa」を「Amazon」または「Echo」のいずれかに変更することもできるとコメントしている。必要があれば、「Alexa」以外のウェイクワードに変更できることを覚えておいたほうが良さそうだ。

見ました?安楽死の実況中継。最期は自分の手でしなければならない。

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NHKが、「安楽死」が合法化されているスイスで日本人女性が安楽死を遂げる一部始終の「実況中継」を行った。「安楽死」とは具体的にどうするものなのかを具体的に知らない我々にとって実に興味深いドキュメンタリー番組だった。最後の場に立ち会った二人の姉が見守る中、安楽死を希望した日本女性は、ベッドの上に横たわり姉達と会話しながら死を迎える。腕に「点滴」を実施する準備が整えられると安楽死を介助する女医が英語で安楽死実行に対する「意思確認」をして彼女も英語で答える。安楽死を介助する女医が「では点滴を入れます、30秒もするとあなたは死にます、宜しいですか? 」と本人の意思確認を取り点滴バッグの中に100cc ほどの死に至るための液体が注ぎ込まれる。立ち会った姉達と笑顔を交えての最後の会話が途切れ、わずか30秒ほどの間に目をつむり安らかな寝顔に見える状態に陥り、女医が頸動脈に触れて心臓の停止を確認し臨終を告げるという一部始終が実況中継された。この中継の中でひとつだけ女性が自分の手でしなければならない場面がある。それは自分の手でウデに刺さった点滴用のチューブの「栓」を開かなければならないのだ。彼女が「これを開けば死ねるのね」と言いながら躊躇なくその栓を開いたのには驚かされた。かつて同じような映像をみせられた安楽死願望のあった脚本家橋田壽賀子さんがこの最後に自分の意志で「栓を開く」シーンの映像を見て「私にはできない」と言ったのを思い出した。とどのつまり「安楽死」とは、最後に点滴の「栓を自分で開く」勇気があるかどうかなんだ、とこの実況中継を見ながらリアルに認識させられた。

「負けて何より」と言ってのけた大坂なおみはSuper ready。

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全仏オープンの女子シングルス3回戦で意外にもあっさり敗退してしまった大坂なおみ選手。試合後のインタビューで、自身初のグランドスラムでの第1シードという重圧によって、絶えず頭痛に悩まされていたと明かし、「負けて何より」だったと告白した。「すごく疲れている自分を感じた。前の試合(1・2回戦)でも頭が痛くて、ストレスからくるものかもしれない。重圧があったし、最高に幸せな時間ではなかった。ガックリ度10段階でいったら、多分100だった瞬間もあった」となおみ節を交えて敗戦の弁を語った。「ウツだったとは言いたくない。その言葉は強すぎるから。前にも感じたことがあるけど、今回はそんなに極端なものじゃない。確かにすごくがっかりしているけど、時間を巻き戻すことはできない。年間グランドスラムのことを考えすぎていた。本当に達成したかったけど、簡単にできるならみんながやっている。これから自分を奮い立たせて、頑張ってもう一度そこを目指さないといけない」「この大会には、これでさよなら」とサラリと言い切り、自分の力で敗戦のダメージを吹っ切って見せたのだ。彼女が口にした「負けて何より」「この大会にはこれでさよなら」というコトバの中にスーパーレディ(超人的な女性)らしい彼女のメンタルの強さが見て取れる。まだ21際の彼女は「メンタルが未熟だ」とよく言われるが、決してそうではない。21歳にして気持ちの切り替えを、これだけ簡単にできてしまうスーパーレディの彼女だからこそ、「グランドスラム完全制覇」は、そう遠くない将来にきっと「訪れる」に違いない。

 

26歳KO率89%の井上尚弥、26歳KO率57%のドネアが井上の「若さ」を恐怖する。

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バンタム級の最強決定トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」決勝で井上尚弥との対戦が決まった5階級制覇のWBA同級スーパー王者ノニト・ドネア。井上選手が準決勝2Rで圧勝したリング上に登場し(⬆上写真右)、「彼は素晴らしい試合をした。やるべきことをやり遂げた。全然待たずにガンガン仕掛けていった。そしてファンがみんな待っていた通りの結果を出した。さあ、やりましょう。これが運命ですね。対戦する予感がしていました」と頂上決戦への決意を語った。どう戦うのかを問われたドネアは「彼はモンスター。これから考えますよ。彼はすごいファイターで知性もある。僕は21歳に戻ったつもりで頑張るよ。最高の結果を出すよ」と笑顔で答えた。この後、リングを降りてからのインタビューでも、ドネアは「彼はまだ若い、だから多くのことは言えないが、この階級で彼は非常に素晴らしく見える。しかし彼はまだ若い、彼にはまだ多くの余地がある」と語る一方で「リングに上がれば私は常に誰よりも優れていると感じている。これが私のハート、戦士のハートだ」と井上選手よりも10歳年上のキャリアからくる自信を覗かせた。これらのドネアの発言を読み解くと、強烈な井上選手のパワーについて賞賛しつつも「井上選手はまだ若い」とドネアが繰り返した言葉に深い意味がある、ボクサーとしての盛りを過ぎたドネアにとって「井上の26歳の若さへの恐怖が半分」、「36歳の老練さで勝つ自信が半分」と複雑な胸中にあることが見て取れる。今秋に予定されるバンタム級最強を決める頂上決戦がいよいよ楽しみだ。