ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「2刀流を辞める可能性はある」大谷翔平が帰国記者会見で語った。

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MLBア・リーグ新人王に輝いた大谷翔平選手が帰国し、凱旋記者会見を開いた。日本のファンが一番に気にかけていたトミージョン手術のその後の経過については「経過は今もすごく順調ですし、(手術してから)約2カ月弱ですが、日常生活についても特に不自由することなく今はやってよかったかなと思っています」と語りファンの心配を払拭してくれた。1時間を超えた記者会見の中で「2刀流を将来どちらかに選択する日が来たら?」という質問がありこれについて大谷選手は「今の段階でそれを考えるのはあまりないのかなと思っている。自然の流れのなかでどちらかになる可能性はあると思います」と2刀流を辞める日がいつか来る事について否定はしなかった。野球の神様ベーブ・ルースは19歳から始めて6年間続けていた2刀流を大谷選手と同じ24歳の年に辞めてその後は打撃専門の外野手になった。今から100年前の出来事だ。時代が変わったとは言え、大谷選手が体を酷使し過ぎる「2刀流」を続けられるのは、年齢的にはあと3〜4年28歳ぐらいが限界だろう。ベーブ・ルースが2刀流で最も好成績を残した1918年の投手として13勝、打者として本塁打11本、打率3.00の年間記録を大谷選手の2刀流が復活する2020年のオリンピックイヤーに是非とも超えてほしいと思うが、右ヒジが完全復活する2年後、26歳の大谷選手はそれをきっとやってくれるに違いない。

日産をフランスに売り渡そうとしたゴーン会長、サムライ魂の怒りを買った。

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世界的なクルマメーカー日産・三菱・ルノーの3社の頂点に君臨していたCEOカルロス・ゴーン氏が日産自動車からの内部告発によって東京地検特捜部に逮捕された衝撃的な事件。5年間にわたり自らの給与に50億円もの水増しをしていたのを日産の日本人役員がこれまでまったく知らなかったとは思えない。なのに、ナゼこの時期にゴーン会長を突然告発しクビを切ったのか。これについて経営評論家大前研一氏が半年前に「ゴーン氏が日産と三菱をフランスに売り渡すのではないか」と危惧していたことが、今回の逮捕劇でその「先見の明」の見事さに感嘆する声がネット上に溢れかえった。今回の日本検察によるゴーン氏逮捕に一番ショックを受けたのがルノー社の筆頭株主でもあるフランスのマクロン大統領(上の写真左)だろう。彼は日産とルノーの経営統合は大統領になる以前からの「長年の悲願」であり日産をフランスの企業にすることで国内の雇用を創出し経済復活の起爆剤にすることを目論んでいたからだ。最初は日産をフランスの企業にしたいマクロン大統領の考えにためらっていたゴーン氏がルノーのCEO任期延長を交換条件にマクロン大統領が望む「日産のフランスへの身売り」へとカジを切った態度を見て日産の経営幹部の日本人がもはやこれまでとゴーン氏の「切り捨て」を図ったのが今回の「内部告発」の真相だ。1933年創業で85年の歴史を持ちトヨタと並ぶ日本を代表する自動車メーカーである日産自動車がフランスの企業になることだけは「絶対に許せない」、今回のゴーン氏の逮捕は日本人役員によるサムライ魂つまり「義憤」にかられての内部告発だったと言えるだろう。

若者がソッポを向く宝くじ、「夢」を買うという考え方がイヤ。

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年末が近づくと「年末ジャンボ宝くじ」が毎年話題になるが、若者たちの「宝くじ離れ」のせいで年々その売上が減少しているという。昨年度の宝くじ売上が何と20年前と同じ7000億円台にまで落ち込んでしまい、総務省は今年から若者層の販売を増やそうとネット販売に打って出た。若者達が宝くじから離れてゆくのをなんとか食い止めるためのネット販売という苦肉の選択は果たしてどれだけの効果があるのだろうか。3年前にある大学生向けの雑誌が学生に対して行った調査では実に63%の学生が「宝くじを買ったことがない」と答えている。その理由として・当たるわけがないから・お金がかかるから・無駄遣いだと思う・当たる確率が低すぎるから・金銭的な余裕がないなどと回答している。若者が宝くじを買わない理由としてSNS上にも似たような意見が見受けられるが書き込みの中で買わない理由として多くあげられていたのが「夢を買う」という考え方の全否定だ。「夢を買うという考えがキライ」「夢を買うって何だよ」「夢を買うって言うけどいつも夢で終わる」「夢を買うなんて余裕もない」現代の若者たちには宝くじに対して「夢を買う」という発想がまったく無い冷めた時代がやってきているのだ。ギャンブルの還元率で比較してみても競輪・競馬やパチンコが還元率75%以上あるのに対して宝くじの還元率はたったの45%、若者たちは極めて冷静に「宝くじ」では夢を見れないことを知っているのだ。総務省は宝くじの売上を何とか伸ばしたいと必死だが、もはや「夢を売る」ことが意味を為さなくなった時代にネット販売という小手先の手法だけで若者を引きつけようと目論んでもさしたる効果が上がるとは考えにくいだろう。若者の「冷めた心」に火をつけられるだけのとびっきりの「夢のような発想」がいま総務省のお役人には求められているのではないだろうか(笑)

強欲なアラブの商人、日産ゴーン会長は4年前にこうなると予告していた。

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とうとう日産の会長職を務めるレバノン出身のアラブ人カルロス・ゴーン氏が自分の給料をお手盛りしたとして東京地検特捜部に逮捕された。彼は日本の自動車メーカーのトヨタやホンダの社長が年間給与が1億円台なのに比べてダントツの年間報酬10億円超えで大きな批判を浴びてきた人物だ。彼が社長を兼務するルノー社があるフランスの雑誌「リべラシオン」が最低賃金の764倍もの報酬を受け取るゴーン氏に対して「公平ではない」と批判し、ルノー社でも株主の半数以上がゴーン社長の高給に反対しているという。これだけの日本における「給与のとりすぎ」批判やフランスルノー社の株主による高給についての批判にゴーン氏はなぜ耳を貸さなかったのか。4年前の日産自動車の定時株主総会で株主から「今までの業績、経営手腕は認めるが、1人で10億円というのは国内の同業他社の役員と比べて多過ぎるのでは」という質問を浴びせられたゴーン社長は「もらいすぎじゃないかという人もいる。たしかに他社の日本のCEOと比べると高い。ただ、GM、フォード、ダイムラーなどの海外の競合他社と比べれば高いわけではない」と説明。まるで、10億円を超えるのは当然だが、「控えめにしておいた」と強欲なアラブ人らしい口調で答えていた。そして今回の事件の発覚で8年前から5年間で自身の報酬を50億円も水増ししていた事実が発覚してしまったのだ。彼の生まれ育ったアラブ人の国レバノンには「汝の持っている金は汝の奴隷であるが、汝は持っていない金の奴隷である」というコトワザがある。ゴーン氏はまさに汝は持っていない金(会社の金)の奴隷と化し金に溺れてしまった欲深過ぎるアラブ商人、と言えないだろうか。

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スマホであなたは丸裸、社員を会社が「覗き見」できるモバイルデバイス監視。

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会社から貸与される業務用スマホにMDMモバイルデバイス監視システムを導入する企業が増えているという。すでに業務用で社員が使っている約350万台のスマホにMDM監視が仕掛けられ採用した企業は3,500社に及んでいるという。このMDM監視によって社員の電話の発・着信情報・アプリの利用情報・1〜3分ごとの位置情報・メールの送受信相手やその内容などの個人情報が会社にツツヌケにされているのだと言う。しかし、社員のプライバシー侵害とも取れるモバイルデバイス監視は法律的に見てどうなのか?かつて東京地裁の判決で法人側が社員の居る「場所」を勝手に24時間監視していたとして「社員のプライバシー侵害」だと認めた判例がある。つまり、社員と言えども本人の同意が無ければ会社側は「モバイルデバイス監視」を勝手には出来ないのだ。会社がスマホを介して社員の監視を行う場合は「本人の十分な理解」が得られていることが大前提となる。しかし、勤務時間内の監視を「社員なら仕方がない」と認めて受け入れたとしても会社から貸与されたスマホは勤務時間を過ぎたら電源をOFFにすることを忘れてはならない。OFFにしない限り「モバイルデバイス監視」の状態がそのまま継続されてしまうからだ。それにしても外出する自社の社員を監視し続けるほど社員を信用してない会社がすでに3,500社もあるとは、実に世知辛い世の中になったと思いませんか?

Why 土下座?厚切りジェイソンが首を傾げた店員をイジメる日本人。

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お客が店員に向かって暴言を吐いたり正座や土下座まで要求するカスタマーハラスメント(店員イジメ)をテーマにしたテレビ番組NHKの「クローズアップ現代」にゲストコメンテーターとして出演したアメリカ出身のタレント厚切りジェイソンさん。「Why Japanese people?ですね。なぜそこまで(お客に)対応するのかわかりません」と首をかしげアメリカでは(こんな事件を)聞いたことがないという。なぜなら、アメリカでは日本人のようにお客が「店員を自分より低い立場(の人間)だと思っていない」からだという。日本人は「お金を払うほうが上」という考えがまかり通っているからこうした店員イジメが度々起きてしまう、ジェイソンさんは悪質な客の無理難題のクレームには「(店員1人に任せず)お店として断らないといけない」「お客と店員お互いが人間同士として接するべきだ」という自覚を持つべきだと提案する。とはいえ、日本人の商売の根底にある「お客様は神様」という誤った考え方を払拭しない限りカスタマーハラスメントは繰り返されるに違いない。根本的に解決しようと思うなら、小学生の時代から「店員と客は対等」というアメリカ流の考え方を教育するしか方法はないだろう。ジェイソン氏は口に出して言わなかったが「お金を払うほうが上」という考えをいまだに持っている日本人はズバリ「民度が低い」人間だ、とあなたは思いませんか?

大谷翔平の右ヒジ損傷を言い当てた日本人医師、来シーズンの活躍を予言。

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メジャーリーグ新人王を獲得した大谷翔平選手。トミージョン手術後の彼が果たして来シーズンも今年と同じように活躍できるのか、多くのファンが気にするところだが、大谷翔平選手がメジャー入りする直前に「靭帯損傷」を発見し、グレード1の診断を下した土屋医師が大谷選手の来シーズンについて明るい見通しを語ってくれている。土屋医師と言えば我が国のスポーツ界では「靭帯の権威」とされ同愛記念病院の院長を努めながら大相撲の力士や日ハムのチームドクターも努めており、渡米直前の大谷選手の「靭帯損傷」を発見し最初にPRP注射の治療を行ったドクターだ。「(当時)彼は他の医師からも診断を受けましたが、みんな『問題ない』と言ったそうです。でも私はずっと彼を診ていた。だからMRIで小さな兆候を見つけることができました。『すぐには影響がないものの、酷使しすぎると靱帯の機能不全が起こる可能性ある』と伝えました。案の定この予言から約10ヶ月足らずでトミージョン手術。手術を受けた大谷選手について土屋医師は「去年10月に足の手術で私の病院に入院していましたが、リハビリでも言われたことを率先して実践していました。それに彼は筋肉が柔らかく、関節も柔軟。栄養にもかなり気を使っています。自己管理能力はさすがの一言です。だから来年もきっと、再び活躍してくれるはず。今回の手術をした(アメリカの)病院はとても腕の良いところとして知られています。そこのリハビリと彼のひたむきさがあれば、きっと“二刀流”復帰も期待できると思います」名医のこの予言は大谷選手にとって、来シーズンへ向けての心強いエールになるに違いない。