ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

F・マーキュリーとM・ジャクソンの仲を裂いたバブルス。

イギリスを代表する国民的ロックバンド「クイーン」のヴォーカルとして知られるフレデイ・マーキュリーとアメリカを代表するロックシンガーのマイケル・ジャクソンの夢のコラボが1984年に企画された。There Must Be More To Life Than This「人生にはもっと多くのことがある)というタイトルの2人によるデュエット曲が誕生する予定だった。ところが、マイケル・ジャクソンが可愛がっているチンパンジー「バブルス」を収録スタジオに連れてきたことにフレディ・マーキュリーはイライラを募らせたという。フレディのイライラぶりについてスタジオで立ち会っていたショービジネスライターのデイビッド・ウィッグ氏は、自著の中でこう証言している。「フレディは、マイケルがバブルスを二人の間に座らせ、テイクの合間にチンパンジーの方を向いて『素敵だったと思わないか?』とか『もう一回やるべきだと思うか?』といちいち聞いていたので、フレディはとても怒っていた。そして数日後、フレディは堪忍袋の緒が切れ、マネージャーに電話をかけて『この動物園から出してくれ』と叫んで、曲が音楽的に未完成のままの状態を残してロンドンに飛び戻ってしまった」という。フレディ・マーキュリーとマイケル・ジャクソンの夢のデュエットを中止させる原因となったチンパンジーのバブルス、マイケルの死後もフロリダの大型類人猿センターで現在でも元気に暮らしているという。