Twitterにクジラが大きな口を開けて大量の魚を捕らえて捕食する動画⬆が投稿された。これを見た多くの人々がSNSに「クジラはプランクトンを食べて生きてます」と小学校の教科書で習ったのは「ウソだったのか」という声が挙がった。確かに、この動画を見るとしばらく口を開けたままで魚が大量に口の中に溜まると大きな口をいっきに閉じて魚を捕食する姿が映し出されている。財団法人「日本鯨類研究所」のHPを開くと、「クジラは、魚、イカ、オキアミなどさまざまな種類の海の生き物を食べます。また、クジラの種類によってエサの種類も違います」とあるように、現在の子どもたちはクジラがさまざまな種類の海の生き物を食べている、と小学校で教えられているはずだ。しかし、「クジラはプランクトンを食べて生きている」と教えられた昔の子供達には、この映像は実に衝撃的だった。動画を見てのSNS上の反応「そらプランクトンくらいであんなデカくならんよな」「プランクトン食べてるだけで、この巨体を維持できるわけねえだろ」「この映像は、プランクトンを横取りする不届きものを制裁してる映像やぞ」などの声が挙がった。「日本鯨類研究所」の解説では、南極の海ではプランクトン(オキアミ)が大量に発生するためクジラが主食にしているのは事実だが、その他の水温の高い海域ではイワシやカタクチイワシ、イカ、サンマなどの魚を主食にしているのだとか。ちなみに魚を食べているこのTwitterの動画は、赤道に近いタイの海域で撮影されたものだ。