ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

飯塚幸三90歳「刑務所ってどんなところ?」ぜひ体験すべき。

 

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通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三被告(90)が運転する乗用車にはねられ、松永真菜さん(当時31)と長女・莉子ちゃん(同3)が死亡した「池袋暴走事故」。禁錮5年の実刑判決が確定した飯塚幸三被告だが、刑務所に収監されない可能性が大なのをご存知だろうか。飯塚被告は現在90歳と高齢で、自力での歩行が困難な状態にあるため、検察官の判断で刑事訴訟法482条による「刑罰の執行が停止」される可能性があるのだ。同482条では刑の執行停止の条件として、「刑の執行によって、著しく健康を害するとき、又は生命を保つことのできないおそれがあるとき」「年齢70歳以上」となっていて、歩行が不自由で90歳の飯塚被告は十分にこの条件に当てはまる。検察官の判断で禁錮刑の執行を停止して、受刑者を刑務所から出すことができると定めている刑事訴訟法482条。今後は適正に禁錮刑が執行されるのか、執行されないのか、90歳の飯塚被告に世間の多くの人の目が注がれている。飯塚被告に面会したNPO法人 の阿部恭子さんによれば、被告は刑務所に入る覚悟がすでにできていて、「刑務所ってどんなところ?」と尋ねたという。そうであるとすれば、飯塚被告に5年と言わずとも1年でもいいから塀の中の生活を体験させてあげるべきだろう。90年の人生で挫折や不運などの経験など無かったエリート人生を歩んできた最後に、事故を起こせば罰を受けるという「庶民の常識」を体験させてあげることも必要かと思われる、あなたのご意見はどうですか?