ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平の東京ドーム天井弾、「凡フライ」という張本氏は見誤ってる。

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先週東京ドームで行われたプロ野球の国際強化試合対オランダ戦の7回に大谷翔平が豪快に放った天井弾について、辛口コメンテーターの張本勲氏は、「あれはホームランじゃないね。打ち損じてたし、あがったボールが高すぎる。センターフライくらいでしょう」と評した。一方で海の向こうのアメリカではこの大谷翔平の天井弾は衝撃を持って迎えられた。メジャーリーグの公式サイトやNBCスポーツなどのチャンネルで、その衝撃的な映像が公開され「驚異的なバッティング力」と紹介された。CBSスポーツではニューヨークヤンキースで活躍した松井秀樹が2002年に放った同じ東京ドームでの天井弾の映像と比較しながら大谷翔平が史上2人目であることを紹介している。そしていずれのチャンネルも大谷翔平が近い将来メジャーリーグで活躍する期待感をにじませている内容だ。こういう報道を見るたびに大谷翔平は伝説を生むにふさわしいスター選手であることにあらためて気づかされる。レギュラーシーズンでのここ一番の場面や国際試合での驚がくのプレイなど、まさにニュースになる男なのだ。あの東京ドーム天井弾も冷静に考えれば張本氏が言うように凡フライだったのかもしれない。しかし、それより重要なことは大谷翔平が打ったボールは天井に消えて落ちてこなかったことだ。数々の伝説を生むスタープレイヤーにとってはここが肝心な事なのだ。単なる「凡フライ」をあげただけに過ぎぬ、という張本氏の見誤りは、大谷翔平がメジャーで大活躍するであろう近い将来に、大きな恥を掻くことになるに違いない。