ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

歩きスマホしてる奴はハワイに行けない、罰金15$。

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歩きスマホをしている非常識な連中が世界中で問題視されてる中、アメリカハワイ州のホノルル市が条例で「歩きスマホ」を禁止することになった。法律なので違反すれば15ドル以上の罰金が科せられ、違反回数が増えれば課せられる罰金額も増えてゆくという。当然、観光客だろうと禁止は禁止で、日頃から歩きスマホの習慣のある日本人にとっては今後ハワイ観光のネックになる「歩きスマホ禁止」条例かもしれない(笑)アメリカ国内ではすべての州でクルマを運転中のスマホ操作は禁止されているが歩行者を対象としたハワイ州スマホ禁止条例はアメリカ初、いや世界初であろう。歩きスマホ禁止と言ってもこの条例では「横断歩道」を渡っている場合のみスマホ使用禁止で、スマホで通話しながらの横断は対象にならないそうだ。全米では歩きスマホが原因での交通事故が前年比で10%以上増えているというデータもあり今後は他の州にもこの「歩きスマホ禁止」のところが増えてゆくことも予想されている。ホノルル市内の高校生グループから提案された事がキッカケとなったこのスマホ禁止条例、我が国の高校生からも提案があっても良さそうなものだが、日本では高校生でも「歩きスマホ」が大好きな国民なので、このスマホ禁止条例は当分の間出てきそうにない。日米のコモンセンス(常識度)の差だといってしまえば悲しすぎる現実だろう。

やっとわかったヒアリの応急処置。水でキズを洗う、抗ヒスタミンが効く。

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昨日のニュースで、福岡の博多港で日本で初めてヒアリに刺された人が出たと言う報道があった。幸い症状も軽く刺された本人は元気だったと言う。連日相も変わらずヒアリの恐怖を伝えるニュースはあるが、実際にヒアリに刺されたらどうすれば良いのかのニュース報道が無いのはどうしたものか、と思っていたらネットでヒアリの専門家の刺された時の応急処置についての情報をやっと発見した。ヒアリに刺された経験もあるという専門家によると刺された瞬間は海でクラゲに刺されたような痛みがあるという。刺されたら先ず傷口を水で洗い良く洗浄する、次に抗ヒスタミン薬を飲むか皮膚に塗る、という応急処置を施し、患部を冷やしながら様子を見る、そのまま症状が和らいで来れば問題ないが患部の腫れが酷くなったり、体の他の部分にも異変が起きたら急性のアレルギー反応が疑われるのですぐ皮膚科の医者に診てもらう、という手順を取るべきだという。抗ヒスタミンの薬は薬局でカンタンに購入できるという。こうして見ると我々が経験しているハチに刺された場合の処置と大体同じだが、刺された部分の局所的な腫れだけで済まない場合、特にアレルギー体質の人で呼吸困難に陥ったりした場合はすぐに皮膚科の医者に罹った方が良いという。「備えあれば憂いなし」ニュースを見てただ怖がっているよりもヒアリに刺された場合の応急処置を前もって知っておけば気分的にも安心できることは間違いないだろう。

北朝鮮に対し砂に頭を突っ込むダチョウに似たニッポンの現状。

 

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度重なる北朝鮮のミサイル発射、打ち上げのたびにその技術は高度化しついにはアメリカ本土にまで到達する技術を身に付けたと言われている。あとはミサイルに搭載する核弾頭の小型化が済めば北朝鮮は日本やアメリカを完全に標的にすることが出来ると言う恐ろしい現実がやってくる。これに対して我が国はどれほどの対策を講じてきたのだろうか。アラビアを起源とする古い西洋のことわざにOstrich putting it's head in the sand.(砂の中に頭を隠したダチョウ)というのがある。現実的な問題に何も対処しようとせずに問題から目をそらし続ける人を指すコトバだが、まさに現在のニッポンは砂の中に頭を隠したままで北朝鮮の核ミサイルに何らの手も打てないままで居るだけだ。万が一攻撃されたらの備えとしてアメリカが保有する核ミサイルを借りて自衛隊機で報復するなどの具体的な対応プランはまるで見えてこない。北朝鮮から発射されるミサイルを撃ち落す迎撃ミサイルの精度がどれぐらいあるのかもマスコミは知らせてくれない。加計学園問題で忙しいマスコミ報道は日本人の多くの生命が危険に晒されている現在の状況にもまさに砂に頭を隠したままのダチョウにソックリではないか。かっての日本人拉致事件は言ってみればはっきりした北朝鮮によるテロ事件ではないか。それさえも未解決のままで拉致被害者の家族はどんどん歳をとっている現実を見てもニッポンは砂の中に頭を隠し続けるダチョウ状態をすぐにでもやめ実効力のある北朝鮮対策に取り組む時では無かろうか。時間は待ってくれないのだから。

小池知事のオトコ目線を持てなかった蓮舫・稲田のダブル失脚。

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昨日、期せずして2人の女性、蓮舫民進党代表と稲田防衛大臣が同時に辞任することがニュースになった。二人は国会でもバトルを繰返す犬猿の仲だったのに辞任は仲良く同じ日に行ったのは偶然なのだろうか。蓮舫代表は就任期間わずか8か月、稲田大臣は1年未満といずれも短命の役職に終わった。その原因は何だったのか。蓮舫女史は「私に統率する力が不足していた」とその理由を語り、稲田女史は、日頃から上から目線であることにうっ憤の溜っていた制服組(自衛隊)からのリークが辞任へと追い込まれる理由となった。つまり、2人の女子はトップの立場にありながら部下の人心掌握の力が不足していたのが共通点と言うことになる。「智に働けば角が立つ」という言葉があるがまさに知性を振りかざして物事を解決しようとする女上司の姿勢は部下の大勢を占めている男性にとっては鼻持ちならないのは事実だろう。10年前に東京都の小池知事が防衛大臣のポストを就任からわずか50日で追われたのも「智に働いて角を立てた」のが理由だった。そうした苦い経験を踏まえて小池女史はオトコ目線で政治ができる術を身に付け、決めるべきことをできるだけ先延ばしするような角の立たないのらりくらりとした政治を実戦しているではないか。今回失脚したお2人も政治の先輩である小池女史の爪の垢を煎じて飲み、オトコ目線を身に付けて「捲土重来」を果たすことを願ってやまない(笑)

世界一貧しい大統領では無く世界一自由な男ホセ・ムヒカ。

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世界でいちばん貧しい大統領として話題になったウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ氏。彼が次々に繰り出す自由闊達な言葉の数々は名言集になる程だ。世界一貧しい大統領と言っても大統領を辞めた後にはその報酬を元にウルグアイの子供たちに農業をおしえるために農業学校を設立している。30年前に発売された彼の愛車1987年製のフォルクスワーゲンサウジアラビアの大富豪から100万ドル(1億1000万円)で譲って欲しいと言われたのに対してホセ・ムヒカ氏は「友人たちからプレゼントされたもので売れば友人を傷つける事になるから」と断っている。つまり、彼は世界一貧しいというより世界一自由に生きている大統領なのだ。「ウルグアイの政界で思ったことは何でも口にするのは私ぐらいだ」という大統領時代、政府の重要な会議の場でも彼だけはノーネクタイで押し通し「ネクタイは現代文明の奴隷のシンボル」と主張していたという。その自由闊達な姿勢を貫くホセ・ムヒカ氏が昨年末に日本の新聞記者のインタビューに答えた記事が印象的だ。昨年来日した印象を振り返って「京都のホテルで便器のフタが勝手にあがるのに驚いた。自分の手で磨けば済むのに日本人は電動歯ブラシを使う、まさに資本主義の競争マニアの仕業だね」と語り「日本はロボットを大衆化する最初の国になるだろう。しかしロボットは素晴らしいけど消費はしない。未来の日本では様々な社会問題が表面化するだろう」と世界一自由な大統領は「日本の近未来」についてこう予言している。参考にすべき意見では無かろうか。

日本では誰も教えてくれない「寝たきり老人」にならない方法。

 

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我が国の65歳以上の老人の内150万人以上が「寝たきり老人」だという。欧米との比較では日本の寝たきり老人人口は欧米の実に8倍とも言われている。欧米では少なく日本では多い「寝たきり」の理由は医療体制の違いがその原因だと最近、欧米の医療施設を見て回ってきた日本人医師からの興味深い報告があった。日本ではいわゆる「寝たきり」の状態になるとあらゆる延命措置を施すのに対して、欧米では人工的な延命措置を取らずに自然治療が優先される。つまり、人工的に生かすのでは無く自然に死んでゆくことを尊重する、「緩和治療」という考え方だ。確かに意思の疎通もままならない状態でも日本ではあらゆる方法で延命措置を施すのが医者の務めとされている。流動食さえ受け付けなくなった老人には胃に穴をあけたり鼻にチューブを差し込み栄養を送り込む、呼吸困難になれば人工呼吸器を装着したり点滴をしたり、おまけには患者がこうしたチューブや点滴を自分で抜かないように体をベッドに縛り付けるというまさに死に向かう老人をがんじがらめにして生き地獄を体験させているような有り様だ。将来、自分がこうならないためにはどうすれば良いのか?答えは実に簡単だ、イザその時になったら、あらゆる「延命治療を自分は希望しない」旨を家族や医師に前もって伝えておくことが必要だろう。というより、健康保険証にそうした個人の「延命治療」についての意思表示を記載できる制度作りを国は急ぐべきではないだろうか。世界一「寝たきり老人」が多い国であるという汚名を返上するためにも。

ナゼなのか?ヒトラーをリスペクトしていた28歳のジョンFケネディ。

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暗殺された米国大統領ジョンFケネディの生誕100年の今年、第2次大戦終戦直後、28歳の時にケネディが記した日記帳が見つかった。この日記が先日ボストンでオークションにかけられ71万ドル約8000万円の高値で落札されニュースになったのをご存知の方も多いだろう。72年前、終戦間もないドイツを訪れたケネディは、悪魔の総統ヒトラーの足跡を見て回り、その感想について日記に綴っている。「4か月前(1945年4月30日)に自殺したヒトラーから不思議な魅力を感じた」という書き出しで「ヒトラーは祖国のために無限の野心を抱いていた。いま彼を取り巻いている嫌悪感から抜け出せたとき歴史上もっとも重要な人物の一人になるだろう。彼は伝説になるだけの何かを抱いている」第2次世界大戦の終戦直後、世界中がヒトラーを憎悪の対象、悪の象徴としてだけ見ていたその当時に、28歳のケネディヒトラーについてこれだけ冷静に歴史的なマクロの視点から評価を下していたことに驚かされる。ケネディはこの日記を記した18年後に自分が悲劇的な暗殺事件によってヒトラー以上に歴史上のオモテ舞台に立たされて人々の記憶に残ることになるとは、まだ28歳だったケネディには想いも寄らなかった事に違いない。ヒトラーについて「伝説になるだけの何か」を感じ取ったと言う28歳のケネディは、自分の中にも将来同じような「伝説になるだけの何か」が存在すると、宿命のようなものをこの時感じ取ってていたのかもしれない。歴史的にも非常に興味深いケネディの青年時代のダイアリー発見である。