昨日のニュースで、福岡の博多港で日本で初めてヒアリに刺された人が出たと言う報道があった。幸い症状も軽く刺された本人は元気だったと言う。連日相も変わらずヒアリの恐怖を伝えるニュースはあるが、実際にヒアリに刺されたらどうすれば良いのかのニュース報道が無いのはどうしたものか、と思っていたらネットでヒアリの専門家の刺された時の応急処置についての情報をやっと発見した。ヒアリに刺された経験もあるという専門家によると刺された瞬間は海でクラゲに刺されたような痛みがあるという。刺されたら先ず傷口を水で洗い良く洗浄する、次に抗ヒスタミン薬を飲むか皮膚に塗る、という応急処置を施し、患部を冷やしながら様子を見る、そのまま症状が和らいで来れば問題ないが患部の腫れが酷くなったり、体の他の部分にも異変が起きたら急性のアレルギー反応が疑われるのですぐ皮膚科の医者に診てもらう、という手順を取るべきだという。抗ヒスタミンの薬は薬局でカンタンに購入できるという。こうして見ると我々が経験しているハチに刺された場合の処置と大体同じだが、刺された部分の局所的な腫れだけで済まない場合、特にアレルギー体質の人で呼吸困難に陥ったりした場合はすぐに皮膚科の医者に罹った方が良いという。「備えあれば憂いなし」ニュースを見てただ怖がっているよりもヒアリに刺された場合の応急処置を前もって知っておけば気分的にも安心できることは間違いないだろう。