ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

12月25日クリスマスは、キリストの誕生日ではない。

12月25日はイエス・キリストの生誕を祝う日、つまりクリスマスとされてきたが、実際にはキリストの誕生日ではない⬆。英国ブリタニカ百科事典の「クリスマス」という項目には「12 月 25 日をイエスの誕生日とした正確な起源は不明です。 新約聖書 には、この点に関する手がかりは何もありません」と書かれている。確かに、キリストの誕生日は「新約聖書」にも記載がなく、実際、いつ生まれたかは誰にも分からないのだ。ある説によれば、ベツレヘム近くの野原で羊飼いたちがキリストの誕生を夜通し見守り続けていたことから、イエスの誕生は夜の気温が低すぎるユダヤの丘陵地の冬の季節ではなかったという説が有力で、イエスの誕生はヤシの木に新鮮なナツメヤシの実が見つかる季節だったとされ、その季節は明らかに8月から9月頃だ。また、キリストの聖母マリアが、キリスト出産のあとにナツメヤシが繁る斜面を下りて泉で沐浴をしたという記述があり、キリストの誕生は沐浴ができる季節8月から9月頃と推定されている。12月25日がキリストの生誕を祝う日と定められたのは、4世紀半ば頃のローマ教皇ユリウス1世の時代からだといわれている。この時代12月25日はローマの「冬至」の日であり、冬至は長くて暗い季節が終わり、新しい世界がはじまる日と考えられた。キリストはこの世を照らす「光」とされ、この時期にキリストの生誕を祝うのがふさわしいということで、12月25日がキリスト生誕を祝う日に定められたのだ。