ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

天才画家ゴッホが自殺した銃が落札、浮かび上がった自殺の真相。

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オランダの天才画家ゴッホが、1890年にフランスで自殺した際に使ったとみられる拳銃がパリで競売にかけられ、13万ユーロ(約1579万円)で落札された。(⬆上写真)銃は、全体がひどくさびついており、グリップ部分は枠以外欠損しているのは自殺した70年後の1960年に事件現場のオーヴェルの農地に埋もれた状態で発見された為だという。ゴッホの銃による自殺については今持ってナゾの部分が多い。貧しかったゴッホが高価な銃をどうやって入手したのか、なぜ頭部ではなく腹部を撃ったのか、自分で撃ったのに銃創や弾の入射角度が他人から撃たれたように見えるのはナゼかなど、多くの研究者から疑問点が数多く指摘されている。129年前の1890年の7月27日の夕方に外出したゴッホが夜の9時にオーヴェルの宿屋に戻ってきたところで容態の悪さに気付いた宿屋の主人が医者を呼び左乳首の下に銃創のあとを発見、ゴッホは自らの手で銃を撃ったことを告白、翌28日朝に急を知らされた弟テオが駆けつけたときには意識もあり話すこともできベッドに横たわりパイプをふかしていたという。しかしその翌29日の早朝に容態が急変しゴッホは息を引き取った。ゴッホの最後の言葉は「このまま死んでいけたら良いのだが」だった。銃で自殺を図ってから3日間、34時間あまりも生きていたゴッホ、弟テオとの「別れの時間」を持ちたいが為に、頭ではなく腹部を撃って自殺を図ったという事になるのだろうか。