ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

HR直後の2塁打、大谷翔平が「投手心理」を読みズバリ当たった。

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レンジャース戦で連続2塁打を放った大谷選手は打率を今シーズン最高打率の307まであげ打撃の好調さをキープしている。ニガ手とされていた左投手に対しても今季は打率325と好成績を残している。対戦するピッチャーが左右どちらでも対応でき、打つ打球も大谷シフトを気にせずに広角に打ち分けて、本塁打もどの方向にでも打てるフレキシブルなパワーを見せつける今シーズンの大谷選手、その打撃好調のヒミツは、相手投手の持ち球を頭に入れ、配球を読み、状況に応じてアプローチを変える。端的な表現をすれば、打者大谷は、相手投手のウイニングショットを頭に入れながら、持ち球のすべてに対応する頭脳と技術を駆使できるバッターなのだ。今日の試合でも連続2塁打を放った最初の打席(3打席目)の右中間二塁打を振り返って「一番いいのは本塁打になれば良かったですけど、結果的には(2塁打でも)いいんじゃないかと思います。(前のトラウトが)本塁打を打った後だったので、(相手投手が)そんなにビシビシ攻めてもしょうがないというか、ある程度ストライクゾーンの中で勝負しなきゃいけない(心の)中だったので。読み的には間違ってなかったなと思っています」と語っている。自身も投手経験が豊富な大谷選手には、ホームランを打たれた直後の「投手心理」が手に取るように解り、ヒットゾーンに読み通りの球が来たため2塁打を打てたという説明なのだ。投・打2刀流の大谷選手ならではの「読み的中」の2塁打だったと言えるだろう。