ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

電話アンケートでは「希望の党」2位。あなたの1票は?

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「いま国民は希望を失っている」希望の党を立ち上げた小池女史は先日行われた結党の際にこう述べた。「希望の党」のネーミングはすでに7か月前の2月に商標登録済みという彼女の用意周到さにも驚かされる。いよいよスタートする衆議院選挙、大義なき解散とか森友・加計の学園騒動の霧散解消を狙った解散だとか、安倍自民党には逆風の中での闘いがいよいよ始まる。解散の話が出た時点で、大方の予想では安倍自民党の圧勝という予測だったが小池百合子女史の急遽の選挙戦参戦で情勢は一変した。都知事との「二足のわらじ」の批判など意に介せずに機を見るに敏な小池女史は今回の選挙でも自ら命名した「希望の党」の勝利を確信している様子なのだ。毎日新聞がランダムに行った緊急電話アンケート調査では、固定電話での回答者538人と携帯電話での回答者560人合わせて1098人から今回の衆議院解散選挙でどこの党に票を投じるかを聞いたところ、自民党が29%、希望の党が18%と衆議院で「希望の党」が第2党に躍進するような驚きの回答結果が示されたのだ。安倍自民党によるアベノミクス効果を肌で感じられないで居る有権者達は「ここらで流れを変えたい」という空気なのかもしれない。選挙戦で一番大事なのは「世の中の今の空気を読む」という必勝法を身に付けている小池百合子女史が掲げる「希望の党」が果たして彼女の読み通りに有権者の支持を得られるのだろうか。そのかじ取りはまさに我々有権者が握っている。あなたは今の空気をどう読みどちらへ舵を取るおつもりですか。

金正恩が世界各国へ出した笑える手紙。

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アメリカのトランプ大統領が国連総会での演説で「北朝鮮を完全に破壊する」と発言したことにすっかり怯えきってしまったチビのロケットマン金正恩。世界各国に自ら記した書簡を送るという異例の行動に出て世界中に向けて「泣き」を入れて見せた。その全文を読んでみるとトランプ大統領の恫喝がかなりの衝撃を金正恩に与えた事が良くわかる。「国連総会での演説なのだから大統領らしいもっと品位のある言葉を使うべきだ」とか「1つの主権国家を完全に壊滅させると言う発言は正常な人(自分の事)に物事の分別とか冷静さを失わせる」とトランプ大統領の恫喝が金正恩にとってかなり衝撃的だったことを窺わせる文面になっている。さらには、アメリカへの報復措置について金正恩の最近よく使う決まり文句「慎重に考慮する」という言葉でしっかりと結んでいる。金正恩主権国家を壊滅するというトランプ大統領に対して報復を実行するかどうかについてはうやむやな表現で誤魔かしている。経済制裁ペルソナ・ノン・グラータ(大使の海外退去)などによる包囲網など世界各国からの制裁措置に金正恩が弱り始めていることが良くわかる書簡なのだ。ここら辺でトランプ大統領は「チビのロケットマン」をムチを使って叱りつけるだけでなくアメを与えるタイミングなのではないのだろうか。前大統領オバマ氏を特使で送り、核やミサイル開発を中止させるのに絶好の機会なのではないだろうか。イタズラ坊主を近所のオジサンが叱りつけてるような小芝居をマスコミを通して連日の様に見せられ続けて居る我々にとっては、ここら辺であらたな場面展開を望みたいところである。

「金はいらない」次期ヤクルト監督やる気の後期高齢者ノムさん。

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今シーズンセントラルリーグで最下位になったヤクルトスワローズ。すでに退任が決まっている監督のポストに元ヤクルト監督を務めた御年82歳の野村克也氏が就任したいと色気を見せているという報道があった。8年前に日本プロ野球史上最高齢74歳の監督という記録を作って楽天の監督を引退したノムさんが再び現役復帰とは俄かには信じがたいが、新聞のインタビューを読むと本人はかなりの色気を見せていることは事実のようだ。海の向こうメジャーリーグには80歳を越えてなお監督を務めた人物が2人も居るのだ。名門アスレチックスの球団創立から50年間監督を務めたコニー・マック氏は87歳まで監督として現役だった。マーリンズのジャック・マキーオン監督は野村氏と同じ74歳で一度引退し6年後に80歳で監督に返り咲いたという記録がある。恐らく野村氏はこのマキーオン監督のつい6年前の出来事を見倣って今回の監督復帰に意欲を見せたのかも知れない。事実「監督をやるのに年齢は関係ない。首から上が元気なら監督はできる。メジャーにも80代の監督がいたそうだ」と野村氏はインタビューで語っているのだから。さらに続けて「あと5年生きられるかどうかなんだから金はいらない。優勝したベンチで「監督」と声を掛けられたら死んでいた。それが理想だ」とユーモアを交えて語っている。82歳にしてこの元気、ヤクルト球団もメジャーの例を見倣ってノムさんの現役監督復帰にチャンスを与えてみてはどうだろうか。後期高齢者世代のプロ野球ファンにとってきっと励みになるに違いない(笑)

国境スレスレを米軍爆撃機が飛んでもスクランブルできない北朝鮮。

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今日のニュースでアメリカの国防総省の報道官が「米軍の決意を示す意味で複数の戦闘機を北朝鮮と韓国との境界線沿いにこれまでで最も北の地域にまで飛行させた」と発表した。度重なる核実験やミサイル発射をアメリカが本気で牽制するためのデモンストレーション飛行だったと思われるが、不思議なことに北朝鮮がこの国境スレスレのデモ飛行にすぐさま反応してスクランブル(戦闘機による緊急発進)をナゼかけなかったのかと実に不思議に思われる。その答えはアメリカの高性能戦闘機にスクランブル出来るだけの性能を持った戦闘機が北朝鮮には1機も無いからだ。アジアの最貧国でもある北朝鮮は核開発やミサイル開発に莫大な資金を投じ続けているため、イザ戦争で重要な役割を担う空軍にまでお金を回す余裕が無いのが現実なのだ。ロシアから購入した旧式のミグ戦闘機を現在でも使い回ししており、肝心のパイロットの養成も予算が無くてままならないと言う状況下にあるという。アメリカの最新鋭戦闘機にスクランブルをかけて威嚇するだけの高性能の戦闘機が無い、操縦するパイロットもいない、というのが北朝鮮の実状なのだ。こうした北朝鮮の空軍事情はアメリカ側も先刻承知していて今回の国境線沿いのデモ飛行を安心して行ったというわけだ。トランプ大統領が金正恩を「チビのロケットマン」と揶揄してるのも北朝鮮がロケット発射で威嚇することはできても実際に戦争できるだけの軍事能力を備えていない現実に北朝鮮側に早く気付いてほしい、と思っているからだろう。チビのロケットマン金正恩は、自分の国には大国に戦争を仕掛けるだけの装備も能力もまったく不十分だという事にいつになったら気付くのだろうか。

 

5試合で3ゴール!英国でゴールマシンと呼ばれた岡崎慎司。

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イングランドプレミアリーグレスターシティのFW岡崎慎司選手が開幕から5試合で3得点という驚異の活躍を見せている。欧州リーグにチャレンジして6年、ドイツでは怪我をした2012年のシーズンを除いてはゴールを量産してきた岡崎選手がイギリスプレミアリーグに移籍してからは1昨年シーズン5得点・昨シーズン3得点と振るわなかったが今年で3年目のシーズンはプレミアリーグの得点ランキングで現在10位にランクされるゴール数を決めている。イギリスのスポーツ紙がゴールマシンと評した男、岡崎選手の中で何が変わったのか?地元紙のインタビューで「僕の仕事はゴールを奪う事でそれはいつも変わらない、(今シーズンは)意識的にボックス(ペナルティエリア)のなかで勝負しようと考え方を変えました」と語っている。運動量が豊富で一瞬でDFラインの裏に抜け出して放つ得意のシュートや地を這うようにして決めるダイビングヘッドなど岡崎選手のゴールへのこだわりは並大抵ではない。「(昨シーズン)自分が一番できなかったことは点を決められなかったこと。僕がチャンスをしっかり決めて1シーズンで10ゴール以上取った時に何かが変わるかもしれない。ハードルは高いけどそれを追い求めてプレミアリーグへやってきた」とシーズン前に語っていた岡崎選手、イギリスプレミアリーグでの「3年目の正直」シーズン10ゴール以上を目指す岡崎選手が、日本人ストライカーとしてプレミアリーグに名を残す「チャンスのシーズン」はまだ始まったばかりである。

「慎重」という言葉を2度使った金正恩。やはりトランプが怖いのだ。

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アメリカからの攻撃的な発言がある度に国営通信による政府の反論というカタチでアメリカを恫喝し続けてきた北朝鮮。ところが「北朝鮮の完全破壊」を口にしたトランプ大統領の演説に対しては、異例とも言える最高指導者金正恩自らがトランプ大統領を名指して罵倒する声明文を発表したのだ。例によって、ごろつき、老いぼれとトランプ氏を罵倒はしたが声明文の締めくくりには「史上最高の超強硬対応措置を慎重に考慮する」と振り上げた拳を急に下げたような表現で声明文を締めくくっている。「慎重に考慮する」というコトバはつい最近の8月に発表したグアム周辺への攻撃作戦を発表した声明文の末尾にも「慎重に検討している」という同じ言葉を使っている。その後に発射したミサイルはグアムでは無くアメリカの反撃の恐れが無い北海道沖に変更した。ロケットマンとトランプ大統領から名指しで非難された金正恩は自らの反論という異例の声明文のなかに「慎重に考慮する」というキバを抜いたような表現を用いたのは金正恩が核実験やミサイル発射の繰り返しで世界中を敵に廻してしまった事にやっと気づいてすっかり怯えきっている事の現れだろう。北朝鮮の外相がこの金正恩の声明を補足する形で「史上最高の超強硬措置」とは太平洋上での水爆実験だ、と説明したが、実験に必要な船舶を持たず、ミサイルの弾頭に装着して勝手に飛ばせば実験どころか世界を敵に廻した戦争当事者になってしまう。行き場を失いつつある金正恩、核実験やミサイル発射の中止をいま「慎重に」検討し始めているだろうか。

アメリカが、空から金正恩に贈り物、電磁パルス攻撃とは。

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北朝鮮は先日行った水素爆弾の実験を踏まえて「この水爆を高空で爆発させ電磁パルス攻撃を加えることもできる」と発表した。電磁パルス攻撃とは一体何なのか。これは核爆発によって発生する強力な電磁波でその国の発電所交通機関や電子機器などの生活インフラを一瞬にして破壊してしまうという攻撃なのだ。方法としては広島や長崎の地上付近での核爆発とは違い高度100㎞の上空で核爆発を起こさせ、その際に発生する強力な電磁波でミサイルなどの兵器をはじめ電子機器類の機能をすべて破壊してしまうというもので、地上に居る人間にはまったく影響が出ないとされる攻撃方法だ。しかし、この電磁パルス攻撃はアメリカがすでに55年前から実験を繰り返し確実に攻撃成果を得られることも実証済みの攻撃方法であり、実際に空中での爆破実験の経験がまったく無い北朝鮮が現実に電磁パルス攻撃を成功させられるとは考えにくい。北朝鮮が電磁パルス攻撃の可能性を発表した直後にアメリカのマティス国防長官がアメリカが先制攻撃した場合に「北朝鮮の報復攻撃があってもソウルが危険に晒されない方法がある」と語ったのはこの電磁パルス攻撃を念頭に置いての発言であったのかもしれない。まず電磁パルス攻撃で北朝鮮のミサイルなどの兵器の機能を一瞬で破壊し、同時に生活インフラも破壊してしまえば北朝鮮は報復どころの話では無くなるだろう。次なる挑発を「贈り物」と表現した金正恩だが、逆にアメリカから「電磁パルス」という空からの贈り物を受け取ることになるのかも知れない。