ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ホームランを幻にした少年を気づかう山田哲人は本物の野球人だ。

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先日のWBC初戦のキューバ戦。同点で迎えた4回の打席で山田哲人選手が勝ち越しになるホームランを放った場面で、外野スタンドの最前列に居た少年が何とグローブを差し出しスタンドイン直前にこのボールをキャッチしてしまうというハプニングが起きた。ビデオ判定の結果、このホームランはスタンドイン前の捕球だったため2塁打に訂正されてしまった。勝ち越し場面でのホームランを幻にしてしまった少年は球場係員の注意を受け「思わず獲ってしまったのか」と聞かれるとうつろな表情で「ハイ」とだけ答え青ざめた表情でフードを被りうなだれてしまったという。試合後にこの少年の状況を知らされた山田哲人選手は、少年を責めるどころか「グラブを持ってきてたので野球少年なんでしょうね」と気遣い「僕は全然気にしてない。だから野球を嫌いにならずにまたグラブを持って応援に来て欲しい」と少年に向けて自らツイッターに記したのだ。山田哲人選手は、ヤクルトに所属し、1昨年度の流行語大賞にもなった本塁打王打点王盗塁王のトリプルスリーを2年連続で達成している誰もが認める強打者だ。その山田選手がグラブをもってまで球場に来ていた野球少年に、かっての自分の少年時代を重ねていたのかもしれない。この幻のホームランについて記者団に意見を求められた際にも「これも野球、仕方がない。もうちょっと筋トレをして打球を飛ばせるようにしたい」と不満などひとことも口にせず前向きな感想だけを述べた山田哲人。彼こそは、球史に残る本物の野球人として今後も活躍を続けてゆくプロ野球選手に違いない。

 

キム・ハンソル氏のYouTube動画、誰に、何を、訴えたかったのか。

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マレーシアの空港で毒殺された金正男氏の長男キム・ハンソル氏の生存を確認できる映像が、脱北者支援団体の手によって今日YouTubeに投稿されたことが明らかになった。父親の暗殺後23日経ってからのビデオメッセージだ。この動画の中で数日前に父親が殺害されたと語っているので撮影したのは2月18日前後であり、この中で自分が今母と妹達と居ると述べているので中国マカオの自宅での撮影と思われる。わずか40秒の映像の中で誰かに感謝する言葉を述べている部分があるがその相手が誰かについての音声は消されている。この動画をYouTubeに投稿した脱北支援団体はこの動画の中で「キム氏の家族が保護を求めてきたため安全な場所へキム一家を移動させた」と説明を加え、さらには今回の緊急な人道支援をサポートしてくれた中国・アメリカ・オランダ・匿名希望の国(韓国?)の計4か国に感謝の意を表したい、とも述べている。なぜ、今この時期に大きな危険に晒されているキム・ハンソル氏の生存動画が流されたのか。第一には北朝鮮の暗殺工作員の手が届かない安全な場所へ4か国の協力で無事に辿り着けたことが理由だろう。さらに金正恩がミサイル4発を発射し、殺害事件のあったマレーシアとは国交断絶の渦中にある。こうした状況下で金正恩がハンソル氏に直接手を下すことは難しいだろうという周囲の判断によって、急きょ「生存証明」を行ったという訳だ。つまりハンソル氏の安否を気遣っている中国北部に脱北した30万人の同胞や韓国国内に居る1万人を超える脱北した同胞への「生存証明」の意味が込められているのだ。暴君金正恩を追放するためのカードとして絶対に生かしておきたい中国の思惑と韓国・中国に居る脱北者達が金正恩政権を転覆させた後のリーダーと目しているキム・ハンソル氏。歴史の転換点にある北朝鮮の次の時代のリーダーキム・ハンソル氏のこれからの動向にいよいよもって目が離せない。

プレデターを使えば暴君「金正恩」をピンポイントで暗殺できるのに。

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北朝鮮主席の金正恩の暴走が止まらない。今回のミサイル攻撃は日本国内の米軍基地攻撃を想定して行ったものだと北朝鮮は声明を出した。兄の暗殺や核開発・ミサイル発射などその暴若無尽な行動を止めるには金正恩本人を「暗殺」するしか方法は無いだろう。北朝鮮国内の反政府勢力の手によるクーデターが今の状況で期待できないとなれば手っ取り早く外部から暗殺する方法として遠隔地からピンポイントで個人を狙えるUAV(無人攻撃機プレデター(上記写真参照)による殺人方法が一番だ。機体の下部に取り付けられた赤外線映像・ワイド映像・クローズアップ映像の3台のカメラの映像とGPSの位置情報をもとに金正恩の居場所を遠隔操作によって正確に突き止める。あとはピンポイントで機体に搭載された小型のミサイルを金正恩の体に撃ち込むという方法だ。この「無人攻撃機」を使ってアメリカ軍が8年前にイスラム過激派タリバンの司令官を殺害した話は記憶に新しい。「無人攻撃機」を遠隔操作をする場所は韓国国内にある米軍基地内が良い。ここから操作電波は北朝鮮国内に十分に届き、北朝鮮国内のどこに居ても航続時間が24時間・航続距離が200Kmというレーダーに映らないステルス「無人攻撃機」によって金正恩を正確に探し出しピンポイントで殺害できるのだ。今回、金正恩は、「日本にある米軍基地を攻撃目標に想定したミサイル発射実験だった」と公言してしまった。この発言を受けて在日米軍が基地の先取防衛を理由に金正恩への「無人機攻撃」をしかけても北朝鮮の同盟国中国は、手に余る暴君の殺害のためなら目をつむってくれるだろう。一日でも早い米軍による金正恩個人へのピンポイント殺人が実行される事を期待したいものだ。

安倍首相の昭恵夫人は「公人」か「私人」か。正解は「奇人」だった。

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国有地を破格の安値で購入して建設中の小学校の名誉校長になる予定だった安倍首相の妻である昭恵夫人がいまマスコミの注目を集めている。彼女がなぜ右翼の人物が経営する幼稚園や小学校とつながりを持ったのかは、たまたま講演の依頼を受けて訪問し「経営者の考え方(つまり右翼思想)に感銘を受けたから」だと名誉校長を引き受けた理由を彼女は述べている。韓流映画の大ファンであるという昭恵夫人が「嫌韓思想」の右翼の人物と手を組んだことは支離滅裂な気がするが、彼女の奇行ぶりはこれだけではない。昨年は安倍政権批判を繰り返す三流ミュージシャンと意気投合したことが話題になった。二人にはともに「大麻解禁支持者」という共通点があり、その点でも安倍首相の足を引っ張る行動をとったのだ。また昨年8月には昭恵夫人が突然ハワイの真珠湾を訪れアリゾナ記念館での慰霊をおこない、それがきっかけで年末の安倍首相とオバマ大統領の共同慰霊が行われたという話は記憶にあたらしい。昭恵夫人は昔から「波動」とか「神秘の水」など非科学的なオカルトの世界にも深く傾倒していることでもよく知られている。我が国を代表する製菓会社森永のお嬢様だった彼女の天衣無縫なこうした振る舞いは、いつの日か夫である安倍首相の足元をすくう事にもなりかねない。現在、彼女は「公人」か「私人」かのいずれかを国会で問われているが、夫である安倍首相の足を引っ張り続けている「奇人」というのが昭恵夫人の一番正しい呼び方ではないだろうか。

キザミ海苔からノロウイルス、感染を防ぐ方法は1つしかない。

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キザミ海苔が原因で、東京立川市で1100人、和歌山御坊市で800人がノロウイルスに集団感染したというニュースは実にショッキングな出来事だった。キザミ海苔は乾燥した食材でしかも密封された食品だったのになぜノロウィルスが付着していたのか。食べる側の我々にとっては対策の使用が無い事件だろう。海苔を加工した業者がキザむ作業を素手で行ったのが原因だとされるが、詳細を調べると、この加工業者は作業の2~3日前から発熱・嘔吐などの症状がありながら海苔の裁断と袋詰め作業を素手で行ったと言うのだ。「嘔吐や下痢の症状はありましたが海苔は乾燥して密封もするので大丈夫だと思ってました。危ないことがわかっていたら作業しなかったと思います」と作業した本人が述べている。一度焼くと言う加熱処理した海苔でしかも乾燥しているからノロウィルスが付着しているとは考えもしなかったという訳だ。しかし、ノロウィルスは熱には弱いが乾燥には強いという性質がある。加熱後に時間を置いて冷めてしまった海苔を、ウィルスに感染している患者が素手で作業したのだから当然ウィルスは海苔に付着し乾燥した状態のままでも生き続けたというわけだ。その結果が今回の事件だったわけである。ノロウィルス感染の犯人が「キザミ海苔」だと特定した行政の検査結果は褒めるべきだが、今回の集団感染を再発させない方法は一つしかない。体調が悪い作業員には絶対作業させない、そして海苔の裁断と袋詰め作業は素手で行わない、という保険指導を行政は食品加工業者に徹底化する必要があるだろう。マスコミは事件の報道だけでなく、こうしたアフターフォローの重要性を広く訴えて然るべきなのに、今のところそういう報道がひとつもないのはどういうことだろうか。

 

「ワキが甘い」のを小池知事に見抜かれた石原元知事の「哀れな末路」。

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東京都の百条委員会が待ち受ける石原元都知事にとって悪い流れがはじまっている。昨日の豊洲問題の記者会見での「知らぬ存ぜぬ」の言い訳や「この問題は私一人では無く都全体の責任だ」という言い逃れは「無責任すぎる」とマスコミこぞっての集中砲火を浴びている恰好だ。思えば、週に3日しか登庁しなかった殿様知事だった石原氏の都政への関わり方は「興味のある事ないことへの対応の差が激しかった」と都の職員達から口々に評され、大学時代からの友人でもあった浜渦副知事からも「石原知事は豊洲移転への興味が低かった」と証言されている。その結果、「用地買収の状況や交渉内容について知り得る立場にありながら知ろうとしなかった」という石原氏のいい加減な都政への取り組み姿勢にマスコミでの批判が一気に噴出したのである。豊洲の移転への「関心も興味も低かった」という石原氏の都政に取り組むこの「ワキの甘さ」を小池都知事はしっかりと見抜いてしまったのである。思えば、湘南ブームの端緒になった小説「太陽の季節」を書いて芥川賞を受賞し、世間に華々しくデビューした石原慎太郎氏は当時の国民的な大スターだった弟の石原裕次郎氏と共につねに大衆の心をつかみ続け、政治の世界へ転身した後も常に人々の脚光を浴び続けるという人生の王道を歩んできた。その彼が、都政への取り組みの「不誠実さ」から齢84にして文字通り「晩節を汚す」終焉を迎えるとは誰が想像しただろうか。彼の最近の著作である「天才田中角栄」氏の不幸な末路と似たような人生の結末を迎えるとはあまりにも悲し過ぎる現実ではないだろうか。

記者会見でうろたえた石原元知事、税金ムダ遣いの小池知事は高笑い。

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東京都の元知事石原慎太郎氏が豊洲市場問題で記者会見を行った。汚染した豊洲の土地を買い入れた責任について、当然ながら知事としてハンコを押した事実を指摘されると「これを裁可してくださいと説明を受けて、司、司(各部門)の責任・専門性に任せて部下を信頼してハンコを押した。それが行政手続きだと思います」と弁明した。つまり、東京都のトップに立つ知事(自分)のみの責任では無く、行政手続きに関わったそれぞれの部門にも責任がある、のだという口ぶりである。さらに汚染した土地を買った損害賠償を求める訴訟が都民から起こされていることを質問されると「おかしいじゃないですか、みんなで決めたこと、それを裁可願いますと言うので(私は)イエスと言ったまでのこと」なのだからと石原氏には珍しく気色ばんだのである。メクラ判を押したがために損害賠償を支払わされた首長の判例が全国に無数にある事を石原氏も解っているようなのだ。この会見の場で、専門家達が、現在の土壌の汚染程度なら安全性に問題は無いと指摘している豊洲市場の開場を先延ばししてムダな経費を使い続けている小池都知事を、石原氏は無責任すぎると批判することも忘れなかった。しかし、形勢は明らかに小池知事に有利に動いている。この会見を見た「厚化粧」の高笑いに石原氏は忸怩たる思いでいるに違いない。